こんにちは。あづみのです。イギリス推しの🎲(ダイス)様リクエストの、アメイギで首絞めプレイです。大変遅れて、申し訳ございません。
拙い文章ですが、楽しんでいただければ幸いです。
※政治的意図はありません。
※🇺🇸×🇬🇧です。両方男なうえ、親子です。がっつり性的描写があります。
※児童虐待、暴力の描写があります。苦手な方は、閲覧を推奨しません。
※現実とは一切関係ありません。
バチンッ!!
アメリカの頬を叩く音が部屋に響き渡る。その威力は、まだまだ幼いアメリカが倒れるには十分であった。
「どうして貴方はこんなことも出来ないのですか?」
そう言ってアメリカを睨みつけたイギリス。その冷ややかな瞳に見つめられ、アメリカは背筋が凍るのを感じた。
「貴方のような出来損ないなど、私には不要です。出ていきなさい」
「ごめ、なさい……ひぐっ、ごめんなさいお父様!僕、ちゃんと出来るから!だから、お願いです!捨てないでください!嫌、嫌だ、捨てないで!!」
可哀想なアメリカ。彼は年端もいかない子供故、他の家庭を知らない。自分の父親が異常だということに気付けないのだ。駄目な自分は叱られて当然だと思っている。
たとえ殴られても蹴られても、アメリカはイギリスのことが好き。だって、イギリスは父親だから。アメリカにはイギリスしかいないから。
無償の愛を与えるのは、親ではなく子だ。なんてよく言うが、彼ら親子を見ていると、本当のことなのだと思わざるをえない。
必死に縋り付くアメリカに、イギリスは眉を寄せた。面倒くさそうな顔をして、アメリカを振り払う。
「……仕方ない。今回は見逃します。次また同じことをしたら、分かっていますね?」
「っ!!はい、頑張ります!」
それだけ言い残して、イギリスは部屋を出ていった。残されたアメリカは、頬の痛みを我慢して勉強に励む。
もっと努力して、お父様の期待に応えないと。そうすればお父様も認めてくれるはず。お父様に褒められたい。一回でいいから、ぎゅってしてほしい。
しかし、そんなアメリカの小さな願いすらも届くことはなかった。
「役立たずの愚図が。貴方には何の価値があるのですか?」
「貴方程の出来損ないを、私は今まで見たことがありません」
「何もできない貴方は、ただ馬鹿みたいに私の言う事を聞いてさえいれば良いのです」
僕は役立たず。役立たずなんだ。馬鹿で、何もできない、出来損ない。お父様に捨てられちゃう。嫌!捨てないで!僕はお父様がいないと生きていけないから。
「良くやりました、アメリカ」
イギリスはアメリカの方を見て、そう一言だけ告げた。そのたった一言で、アメリカの顔は、花が咲いたようにぱっと明るくなった。
お父様が、褒めてくれた!やっぱりお父様は、僕のことを愛していたんだ!
自分は愛されていると確信したアメリカ。もちろん、そんなはずはない。イギリスはただ、戦争に協力してくれた犬を労っただけだ。
イギリスの所に駆け寄り、アメリカはぎゅっと抱きついた。抑えきれない喜びを、行動で表したのだろう。
イギリスは眉をピクリと動かし、アメリカの腹を蹴り飛ばした。それから、床で悶えるアメリカを見て、柔らかい笑みを浮かべた。
「次も期待していますよ」
「あが…ひゅ、は、はいっ……!」
父親からの期待。アメリカには、それだけで充分だった。
イギリスは、何度も何度もアメリカに暴力を振るった。ご飯を食べるのが遅かったから、通り道を塞いだから、目障りだったから。だいたいは、そんな理不尽な理由だ。
それでも、アメリカは父親が自分を愛していると信じて止まない。だって、自分に期待して褒めてくれるイギリスが、自分を愛していないはずがないだろう?きっとイギリスの暴力も、彼なりの愛情表現に違いない。
そう、お腹に浮かぶ青痣も、太ももについた鞭の痕も、背中にある火傷も、全部全部愛の証なのだ。
お父様が僕を愛していて、僕もお父様を愛している。そんな幸せな世界が、ずっと続けばいいのに。
でも、このままじゃ駄目。お父様に助けられてばかりじゃ、迷惑をかけてしまう。独立して、お父様の隣に立って、僕もお父様を助けてあげないと。
「待っていてね、お父様」
「アメリカ、どういうことですか?」
「だから、俺は独立します!いつまでもお父様のもとにはいられない!」
アメリカが独立すると決意してからはや数年。体も成長して、嫌いな勉強も頑張ったアメリカは、一国で生きていける立派な青年になっていた。
これでお父様を隣で助けることができる。
ルンルン気分で独立宣言をしたアメリカ。 けれど、イギリスはアメリカが独立するのを嫌がった。静かに、しかし殺気立った顔でアメリカの服を掴む。
こんなに必死なお父様の顔、初めて見た。
イギリスの綺麗な紺碧の瞳に、 アメリカの顔が映っている。アメリカの顔だけが映っている。
ああ、やっぱり僕は愛されているのだな。きっと独立を嫌がるのは、僕を心配してのことなのだ。
緩みそうになる頬を引き締めて、アメリカは平静を装うよう努める。
「お父様、俺は……」
「許しません。独立するなど許さない」
イギリスはアメリカを押し倒して、馬乗りになった。お腹の上に乗られたことで横隔膜が圧迫され、アメリカの呼吸が浅くなる。
いつものように、暴れるアメリカを押さえつけて、イギリスは何度も何度も殴った。アメリカの頬に赤い痣が増えていく。
「くだらない夢を見ている貴方に、現実を教えてあげましょう」
アメリカの動きを封じるように、独立だなんて言う気が無くなるように、イギリスはアメリカを追い詰めた。
お父様が心配してくれているのは分かる。それが愛故だってことも。だけど。
「おれは、僕は独立して、お父様の隣に立ちたいんだ!」
そう叫んだアメリカは、イギリスの腕を掴み、一気に腰を捻った。バランスを崩して床に転がるイギリス。アメリカはその上にまたがった。
先程までの息苦しさ故か、それともイギリスに勝てたことへの高揚感故か、アメリカの頬は朱に染まっている。
アメリカは大きな瞳をより大きくして、イギリスを見下ろした。
「お父様、俺はもう子供ではありません!」
「退きなさい、アメリカ」
「愛してくれているのは分かりますが、あまり心配しないでください!」
アメリカの荒い息遣いだけが部屋に響き、一瞬の静寂をより際立たせる。少しの間を置いて、イギリスが口を開いた。
「私が貴方を愛している?ご冗談を。植民地の分際で、思い上がらないでください」
嘲笑。冷笑。今のイギリスの表情には、そんな言葉が相応しいだろう。不快感と哀れみとが交じり合った顔で、アメリカを見上げた。
アメリカの顔からさっと血の気が引き、嫌な汗が額を伝う。
「……え?」
嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ!
お父様が僕を愛していないはずがない!だって、お父様はたくさん僕を指導してくれたし、褒めてくれた。僕の体にはお父様の愛の証がたくさんついている。きっとお父様は照れ隠しをしているのだ。だってお父様が僕を愛していないはずがないから。
「利用価値があるから手元に置いていただけです。何を勘違いしているのですか?」
嘘じゃ、ない。
ずっと一緒に過ごしていたから分かる。これは、お父様の心からの言葉だ。
「分かったのなら、早くそこを退きなさい。私には仕事があるのです」
イギリスの言葉に、アメリカは反応することが出来なかった。まだ、目の前の現実を咀嚼しきれていないのである。
面倒くさい、とため息をつくイギリス。彼は、呆然としているアメリカを押しのけて言った。
「貴方を愛すことはありませんが、面倒は見てあげます。だから、独立だなんてくだらない夢は捨てなさい」
気づけば、アメリカの手はイギリスの喉元へ伸びていた。
「お父様……」
「ぐ…アメリカ、何を……!?」
苦しそうな声を漏らすイギリスの気管を、確実に締めていくアメリカ。
いくらイギリスといえど、首を絞められたら満足に力を出すことは出来ない。アメリカの腕を握る以外の抵抗を、彼は出来ずにいた。
「やめろ……あめりか!」
「お父様、俺はお父様のことが好きです」
「あめ、りか……がはっ」
「お父様になら、何をされても良い」
酸素を取り込もうと、イギリスは口を必死にはくはくさせた。
「でも、嫌われるのは嫌だ」
イギリスの顔が赤くなっていく。彼の頬を涙が伝った。
「お父様、どうして俺を愛していないだなんて言うのですか?俺はこんなにも愛しているのに」
イギリスの目は見開かれたまま、焦点が合わなくなる。喉から変な音が鳴った。
「やっぱり、さっきの言葉は照れ隠しなんですよね!だって、見て下さい。俺の体には、こんなにお父様に愛された証がありますよ!」
アメリカは、右手を残したまま、左手で服をまくり上げた。
痛々しい傷痕が見えるが、イギリスはそれどころではない。
「ねえお父様。お父様も僕のこと好きだよね?好きだって言ってください。言って。言えよ」
イギリスは、かろうじて意識を保っているものの、腕の力は抜け、口はだらしなく開いている。
「ああ、ごめんなさい。これじゃあ喋られませんよね」
「ゲホッ!ゴホッ!……はっ、はーっ…ひゅ、ふー…」
アメリカはイギリスの首を掴んでいた手をパッと離した。イギリスの首には、赤い手の跡がくっきりとついている。
ようやく解放されたイギリスは、必死に酸素を肺へ送った。その様子を愛おしげに見つめるアメリカ。彼は、イギリスに顔を近づけ、懸命に動いている口を塞いだ。
「んむ……ん゙〜!んっ、ん゙ん!」
やっと落ち着いてきたイギリスの呼吸が、キスによる酸欠でまた乱される。
アメリカは、下手ながらに一生懸命舌を操り、イギリスの口内を動き回った。互いの唾液で口の周りがベトベトになるのも厭わない。
それから、愛情をいっぱいに宿したキラキラと輝く瞳で、イギリスを見下ろした。
「お父様、俺のこと好き?」
「貴様……!はぁ…ッ、誰が、お前なんかを好きになるかっ!」
「そうですか……」
先程までの煌めく瞳から一転、今度はどろどろと濁った瞳をイギリスに向けた。
「じゃあ、俺がどれだけお父様を好きなのか、教えてあげます♡そうすれば、お父様も俺を好きになってくれるよね?」
アメリカは、イギリスの腕を頭上に押し上げ、左手で床に押さえつけた。空いている右手を首筋に添え、親指で喉仏をなぞる。イギリスの喉が小さく鳴った。
それから手を下にずらし、シャツのボタンに手をかけた。アメリカが何をしようとしているのかを察したのか、イギリスの顔がさっと青ざめる。
「やめろ、アメリカ!」
そう叫んだイギリスの声は、焦燥とを孕んでいた。自分より下であるはずの植民地に犯されるなんて、冗談じゃない。
そんなイギリスの心の内に気付いていないのか、はたまた気づかぬフリをしているのか。アメリカは、次々とシャツのボタンを外していく。
顕になったイギリスの腹に、そっと手を這わせるアメリカ。彼の手の冷たさに、イギリスは肩を跳ねさせた。
嫌だやめろと暴れるイギリスのわき腹を膝で押さえつけ、アメリカは胸の突起を弄り始めた。
「はっ、はー、やめろクソガキ……!」
「お父様、きもちー?」
指の腹でくりくりと弄られ、イギリスは不快感とくすぐったさに顔を歪める。押さえつけられた腕に力を込めるが、さらに強い力で封じ込められてしまった。
摘んでみたり、吸い付いてみたり。アメリカは楽しそうにイギリスの身体を弄んだ。
くすぐったさが少しづつ快楽に置き換わり、イギリスの腰が微かに揺れる。
僕の手で呼吸を乱すなんて、お父様はなんて可愛いのだろう。やっぱり僕はお父様が好き。お父様も、僕を愛して。
「こっちも触ってあげます♡」
アメリカは、イギリスのトラウザーズと下着を、器用に片手で脱がせていった。
すでに起立しているイギリスのそれを、手で優しく包んでゆるゆると動かすと、イギリスは身体を震わせた。血が滲むほど唇を噛み締め、アメリカを睨みつける。
「お父様、そんなに噛んだら痛いですよ」
イギリスの口から垂れる血をぺろりと舐めたアメリカは、顔を綻ばせて柔和な笑みを浮かべた。
「えへへ、これがお父様の味!」
「気色悪い……」
イギリスは眉根を寄せて、嫌悪を前面に押し出した。
しかしそんな表情も、アメリカが少し手を動かすだけで崩れる。羞恥に頬を染め、怒りで目をつりあげた。
「ふー、やめろ!…ん、やめろアメリカ!」
少しでも快楽を逃がそうと、イギリスは身を捩った。しかし、そんな抵抗は意味を成さず、漏れ出る嬌声は大きくなるばかり。
「クソガキ……!はぁ、ん …殺す、あ゙ぁ、ん゙〜〜〜ッ!!」
とうとう我慢の限界が来たイギリスは、体を跳ねさせ、青い腹の上に白を重ねた。荒くなった呼吸を必死に整える。
アメリカの手で達してしまった事実に、火が出るほど顔を赤くするイギリス。零れそうになる涙を必死に押し殺した。
今すぐに手で顔を覆って、自分の醜態を隠してしまいたい。けれど、自身の手首を床に縫い付けているアメリカの腕が、そうはさせてくれない。
「お父様、俺のこと好き?」
アメリカの瞳が、真っ直ぐにイギリスを射貫いた。
思わず目を逸らしてしまいたくなるほどに純粋で、温かくて、キラキラ輝いている。
だからこそ、怖い。
自分が愛を伝えれば、相手も応えてくれる。そんな、どこか子供じみた考えを信じて疑わず、期待を込めて見つめてくるアメリカが怖い。
彼の澄んだ蒼眼に呑み込まれてしまいそうで怖い。
彼のどろどろとした愛に蝕まれてしまいそうで怖い。
恐怖が胸を埋め尽くし、カタカタと手足が震える。逃げたい。泣きたい。
まさか、自分が植民地ごときに恐怖する日が来るだなんて。悔しさと怒りで、どうにかなってしまいそうだ。
「ねえ、聞いてるんだけど。俺のこと好き?答えてよ、お父様」
ここで好きだと言えば、アメリカは解放してくれるだろう。しかし、イギリスのプライドがそれを許さなかった。
「誰が、お前なんかを好きになりますか!」
ふーん、とつまらなそうに言って、アメリカはイギリスに顔を近づける。それからイギリスの頬に触れて、唇の端を歪めた。
「では、もっと俺の愛を伝えてあげます♡」
その甘ったるい雰囲気に、早くも自身の選択を後悔したイギリス。必死に脚をバタつかせて、なんとか逃げようと藻掻いた。
「わっ、お父様暴れないで。危ないですよ」
「離せ、離しなさい、アメリカ!」
バチンッ!!
乾いた破裂音が部屋に響いた。
冷え切った目でイギリスを見下ろすアメリカと、突然の衝撃に呆然としているイギリス。
頬がじんじんと痛む原因となったアメリカを、イギリスは恐る恐る見上げた。氷のような視線とぶつかり、思わず目を逸らす。
「お父様」
イギリスの肩がビクリと跳ねた。目線を上げられない。きっと今、アメリカは鬼気迫る顔をしているのだろう。
「俺は怒っていませんよ♡ただ、お父様の体を傷つけたくないので、暴れないでくださいね。さ、力抜いて♡」
アメリカは、先程までの嫌になるほど甘い雰囲気に戻っていた。優しい笑みを浮かべて、イギリスの頬を撫でる。
イギリスが驚いている間に、アメリカの手はイギリスの後孔に触れていた。さっきイギリスが出した白濁を右手の人差し指に纏わせ、ゆっくりと中に侵入していく。
「……あ゙!?痛い、やめろ!おい、聞いているのか!?」
今まで感じたことのない異物感に目を丸くするイギリス。本来物を入れる場所ではないのに、無理矢理指を押し込んでいるのだから、痛いのは当然だ。
しかも、アメリカは下手くそである。イギリスが世界の全てである彼は、もちろん他の国や人と関係を持ったことはない。
知識に乏しいアメリカは、取り敢えず力任せに中を押し広げていた。
「いだっ、痛い!抜け、ぅあ゙…はぁ゙」
イギリスの意思とは裏腹に、指はどんどん奥まで入ってきて、容赦なく中を掻き回していく。
入口のあたりがヒリヒリと痛んで、息苦しくて、イギリスは涙を抑えきることが出来なかった 。
「うーん、きつい……お父様、もうちょっと我慢してね」
「い゙っ、ふざけるなよ、クソガキ……!あ゙が、は…殺す!」
涙目で叫ぶイギリスを、アメリカは愛おしそうに見つめた。目尻を下げ、恋人にするような表情で。
それから、左手でイギリスのそれを包んで扱き始めた。
「あ゙っ、ん゙ぁ!やめ、ろ…はぁ、んぐ!」
同時に襲い来る快楽と苦痛が、イギリスの体を蹂躙する。気持ち良いけれど痛くて、痛いけれど気持ち良い。
「お父様、気持ち良いですか?痛くないですか?」
「ぃ゙あ、あ゙ぁ!…ぅ゙ー、ん゙っ…あ゙っ!」
強い痛みと快楽に、イギリスは喘ぐことしか出来ない。
そんなイギリスの声を快楽故のものだと受け取ったのか、アメリカはさらに指を増やした。ぐちゃぐちゃと卑猥な音をたてながら、入口を拡張していく。
「あはは、お父様かわいー♡ねえお父様、俺のこと好き?」
「誰が、お前なんか……ん゙あ、あ゙っ!い゙…ぁん゙、ふ、ぅ゙~~〜ッ!!」
しゅっ、と扱き上げられたイギリスは、体をガクガクと震わせて達し、アメリカの手に精を吐き出した。彼は絶頂後でぐったりしていたが、アメリカの行動にぎょっとして言葉を失う。
あろうことか、アメリカが手についた白濁を口に含んだのだ。
「うえ、苦い。あんまり美味しくないや」
「気持ちの悪いことを……」
苦いと言いながらも全て舐めきったアメリカは、しっかりとご馳走様をした。それから自身のズボンを脱ぎ、イギリスの腰を抱える。
「お父様、いれるね♡」
「は!?やめなさい、アメリカッ!」
アメリカから距離をとろうとするも、がっちりと腰を掴まれてしまって叶わない。後孔にアメリカのそれを押し付けられ、イギリスは息を呑んだ。
好きだよ、お父様。ずっとずっと大好きだよ。今の怯えた顔も、僕に暴力をふるう時の顔も。
お父様が愛してくれるから、僕は頑張れた。それなのに、全部嘘だったなんて。僕を愛していなかったなんて。許せない。
でも、これからは愛してくれるはず。だって、こんなにも僕の愛を伝えたのだから。
「好きだよ、お父様♡」
「やめっ……ん゙あ゙ッ!?あ゙、ま゙って!いだぃ!」
アメリカは、奥まで一気に突っ込んだ。
まだ十分に慣らせていなかったのか、イギリスは悲痛な叫び声をあげた。
「ぇお゙、お゙っ…しぬ!いだい、ぬけ!…んぁ゙っ」
「きもちー♡」
喜々として腰を振るアメリカの下で、イギリスは鈍痛と息苦しさに苛まれている。 涙と涎、それと汗で、イギリスの顔はぐしゃぐしゃ。目も当てられない。
お父様のこんな顔、初めて見た。なんて綺麗なんだろう。涙に濡れる瞳も、懸命に声を発する口も、お父様の全部が輝いていて、僕をドキドキさせる。もっと見せて、お父様。
その胸に確かな加虐心を燻ぶらせ、アメリカはイギリスに腰を打ちつけた。
「お父様、俺のこと好き?」
「嫌いだッ!……ひぁ゙っ!?あ゙、ん゙あ゙っ、やだ!ぃあ゙…、ころす!」
「……まだ、俺の愛を分かってくれないのですね」
「ふざけ、るな!何が愛だ!?ん゙んッ、これは強姦だ!…あ゙っ、決して、愛などではない!」
「いいえ、これは愛です。正真正銘、僕の愛だ。お父様が教えてくれたのでしょう?」
アメリカは、イギリスの腹を撫でた。慈しむような優しい手つきで、赤子に触れるようにそっと。
それから拳を振りかぶり、まっすぐ殴りつけた。
「ぇ゙お゙ッ!?ひゅ…あ、あめりか……?」
「これも、お父様が俺にくれた愛。返してあげるね♡」
内臓を潰される痛みに嗚咽を漏らすイギリス。口から何かが出てしまいそうになるのを、必死に堪えた。
やめてくれ、とアメリカの脚や腰を殴るが、上手く力が入らず効果がない。痛々しい痣が増えていく一方だ。
気持ち悪くて、痛くて、苦しくて。目が回る。視界が滲む。息が上がって、涙が溢れ出る。
そんな、初めて見る父親の情けない姿に、アメリカは自身の劣情を隠すことが出来ない。澄んだ蒼眼を曇らせ、口の端を歪めた。
「お父様、好き。大好き。愛してる」
そう言って、アメリカはイギリスの首筋に口づけた。歯を突き立て、皮膚を突き破り、出てきた液体を吸ってみる。
「い゙ッ!!あ゙っ、あめ、りかぁ!…ぃあ゙!」
「ふふ、俺がお父様を愛した証♡」
口の回りを赤く染めたアメリカは、自身が付けた歯型をなぞり、満足そうに顔を歪めた。
それから、そっとイギリスの首に手を添える。アメリカの指が傷口にあたり、イギリスの体がビクリと跳ねた。
アメリカがぎゅーっと力を込める と同時に、イギリスの肉壁もアメリカを締め付ける。
「わぁ、締まる!お父様、これ好きなの?」
「かひゅ……ぐ…やめ、ろ……」
アメリカは手に力を込めたまま、強張って狭くなったイギリスの中を削りとるように動いた。
徐々に快楽が蓄積されていき、アメリカの動きが速くなっていく。欲の赴くままに、イギリスの奥をガンガンと殴りつけた。
「きもちーね、お父様♡」
瞳にハートを宿し、愉悦に浸るアメリカ。
一方イギリスは、酸素不足で意識が朦朧としていた。口の端から涎を垂らし、遠ざかりつつある意識の中で、ただただ痛みに耐えることしか出来ない。
「お父様、俺のこと好き?好きですよね?ねえお父様、僕も好きだよ♡」
意識が途切れる前、イギリスがさいごに見たのは、愛に飢えた幼い青年の顔だった。
アメリカは、ぶるりと体を震わせて、愛しくてたまらない父親の中に、白濁をぶち撒けた。
それから、ずるっと自身を抜き、イギリスの顔を覗き込む。
「お父様、寝ちゃった」
イギリスの頬をペチペチと叩いて、起きてと言うアメリカ。しかし、イギリスはびくともしない。
「しょうがないか。また起きたら、続きをしようね」
ドサッとイギリスの横に寝っ転がったアメリカは、イギリスの腹にある痣を撫でた。
「ふふ、おそろい♡……そうだ、後でお父様の背中にも、火傷をつけてあげよう」
それから欠伸をしたアメリカは、少し疲れてしまったのか、イギリスを腕の中に閉じ込めて目を瞑った。
「おやすみお父様。また明日」
並んで眠る、痣だらけの二国。
赤黒いおそろいを携えて、小さな寝息をたてている。
親からの愛を信じ、愛されたいと願ったアメリカは今、とても幸せそうな顔 。
対してイギリスは。
明日も、明後日も、お父様と愛し合おう。そして、たくさんつけてあげよう。
僕がお父様を愛した証を。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!
古のリクエストなので、忘れていらっしゃるかもしれませんね。しかも、あまり首を絞めていないです。謝罪です。
今回のイギリスさん、普通にクズです。アメリカ君のことを便利な道具としてしか見ていません。
アメリカ君は純粋すぎましたね。何をされても、イギリスさんに愛されていると信じて疑わない。これは一種の防衛本能です。愛されていると思わないと、生きていけないのです。
ちなみに彼、とても幼く見えますが、立派な青年です。人間でいう18歳位のイメージです。イギリスさんのせいで、少し精神面の成長が遅いだけなんです。
コメント
7件
ツヅキガホシイ…デス…
アメリカ…😭😭😭😭 自分に向けられた想いも暴力も全部愛だと信じて疑わなかったからこそなせる、純粋な愛だけの暴行😭😭😭😭😭❤❤😍💞💘 泣ける…😭😭😭😭😭😭
純粋なアメさん、、お父様って大きくなっても言ってるのがまたいい、、2国とも愚可愛いですわ、、_:(´ཀ`」 ∠):