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『やっぱり、○○君がスカートなんて可笑しいよ…。』
僕は生まれた性別と心の性別が違う。
女の子らしくいたいけど、みんなは『男の子らしくしろ』と言ってくる。
つまり、ありのままを否定されて生きている。
ﾓﾌﾞ「今日もホモが来たぜww」
ﾓﾌﾞ「マジじゃんw よくオンナノコでいられるよな〜！w」
悪意のような言葉がぶつけられる。
僕がありのままでいることは、世間から見ると気持ち悪い、で片付いてしまう。
友達は「そのままでいいじゃん！」って言ってくれるけど、実際は甘くないらしい。
家族、友達、クラスメイト、周りの人々が僕のことを理解してくれるはずはなかった。
だから、死のうと思って屋上に行った。
屋上にいた不思議な先輩はこう語る。
「 じゃあ、私の言うこと聞いてよ！ 」、と。
「 ……は？」
𝙿𝚛𝚘𝚏𝚒𝚕𝚎
和泉 翠斗（いずみ すいと）
・この作品の主人公。
・ありのままでいられないことが悩み。
＊一人称 僕
𝙿𝚛𝚘𝚏𝚒𝚕𝚎
一木 立花（いちのき りっか）
・主人公の先輩。
・屋上によくいる、不思議な人。
＊一人称 私
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