テラーノベル
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俺は中学3年生の夕凪 怜。普段家ではゲームをネットの友達、ネッ友とやっている。最近はシューティングゲームにハマっていて全くやめられない。もちろん、休日も友達と遊ぶことはない…というか、遊ぶ友達がいない。恋愛なんて無縁だ。そう、陰キャだ。
「ナイス!また勝てた!やっぱレイ上手だなー」
毎日のようにネッ友とゲームをしている。けど明日から修学旅行だし、流石に早く寝ないとまずいか…
「ごめん、俺そろそろ落ちるわ」
「まじ?いつもより早いな」
「明日から3日修学旅行なんだよねー」
「そうなんだ、楽しんでこいよ」
俺は現実に友達は少ないがネットには数え切れないほどいる。ネット陽キャってやつか。人の目を向いて話すのは苦手だし、コミュニケーション取れないから当たり前か。
布団に入って目を瞑り、俺は深い眠りについた。
「…い!起きなさい!怜!」
……少し寝すぎたようだ。最近寝不足だったからな。早く行かなければ…。
昨日寝る前に準備していたのでご飯を食べて着替えるだけだ。
そうして俺は準備を済まして学校に行った。
「おはよ、怜」
「おはよう」
この人は俺の数少ない友達の1人の「空」。誰とでも気軽に話せる明るい性格だ。俺が1人でいた時話しかけてきてくれて、友達になれた。
「ちゃんと寝た?」
「まー、寝すぎたかな」
俺は空とは普通に話せる。空からは他の人には無い何か不思議な魅力を感じる。
「…以上で連絡を終わります。それでは順番にバスに乗ってください。」
…。長い。先生の話がやたらと長い。7:30に集合なのに今8:15だぞ!?なんでこんなに大人の話は長いんだろう…。
グチグチしながら俺はバスに乗った。俺のバスの席の隣の人は「未来」。頭が良くて運動ができてイケメン。所謂パーフェクト人間だ。なんで俺がこんな人の隣に…かわいそうだろ…。
「よ、よろしく」
俺は戸惑いながらも挨拶をしてみた。
「お!怜じゃん!よろしく!話す機会無くてさー、1回は話したかったんだよね!」
なんだこの人は、神様か?俺と話したい人なんてこの世の中滅多にいないぞ。
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