第5話ですっ
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大吾side
ピピッ
大吾「うげ、、38.9って、、、、」
高橋くんに無理やりお昼を誘われた次の日の朝 。
なんかだるいかも、と思って熱を測ってみた 。
寒い屋上にいたからか、
案の定俺は風邪をひいてしまった 。
大吾「ゲホッ、さいあく、、」
家族は出張でしばらく帰ってこなくて、
友達はみんな学校 。
過去最大級に具合は悪いし
キツすぎる、、
ピーンポーン🔔
大吾「こんな時に限って、、ゴホッ」
フラフラしながら俺は玄関に向かう 。
大吾「はぁ、、、、」
大吾「どちら様でs、、、ふぁ、?」
恭平「大吾、!!!!」
なんとか辿り着いた玄関で扉を開けると、
そこにはあの高橋くんがいた 。
大吾「な、んで、?ゴホッ」
大吾「が、学校は、?」
恭平「教室入ったら大橋先輩が教えてくれて、!」
恭平「風邪ひいて一人っていうから、!!」
大吾「ゲホッ、だからって、わざわざ、」
反論しかけたその時 。
体が限界を迎え、視界が暗くなっていく 。
大吾「うぅ、、、、むり、かも、、」
バタッ…( っ゚、。)っ
恭平「だ、大吾、?!?」
そう叫んで俺を咄嗟に抱えてくれた
高橋くんの姿を見たのを最後に、
俺は意識を手放してしまった 。
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恭平side
恭平「だ、大吾、?!?」
大吾が風邪をひいたと聞いて走ってきたと思えば 、
大吾が思っている以上に限界だったみたいで 。
俺の目の前で倒れてしまった 。
俺は急いでベッドまで抱えて行った 。
恭平「顔真っ赤やし、、ほんまに大丈夫なん、」
そっと額に手を当ててみる 。
恭平「あっつ、!?」
大吾は俺の想像以上に具合が悪そうで 、
何かにうなされていて、見ていても辛そうだった 。
恭平「大吾、、俺のせいで、、」
大吾「う“ぅ、、、」
大吾「きょ、、へ、、」
たまに聞こえる唸り声の中に、急に俺の名前が入った 。
恭平「っ、!!」
恭平「俺にできること、好きな人のために、」
そう思うといてもたってもいられず、
俺は立ち上がった 。
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大吾side
大吾「んっ、、、、」
ふと目が覚めると、俺はベッドの上に寝ていた 。
おでこには冷えピタ、サイドテーブルにはスポーツドリンクがあって 。
大吾「誰が、、?」
ガチャッ🚪
ドアが開くと何かを持った高橋くんが入ってきた 。
大吾「たか、はしくん、?」
恭平「大吾、?!大丈夫なん、?!」
大吾「大丈夫、?」
恭平「覚えとらんの、?俺の目の前で倒れたんやで、?」
大吾「あぁ、、思い出しt、、ゴホッ」
恭平「わ、喋らせてごめん、」
恭平「これ、作ったんやけど、食べや、?」
そう言って高橋くんが机に置いたのは 、
作りたてのお粥と卵焼きだった 。
大吾「作ってくれたん、?俺のために、?」
恭平「当たり前やろ、!!だって、大吾、目の前で、」
俺を心配するように、しどろもどろ話す高橋くんを見て 、
なぜか微笑んでしまう 。
恭平「いいから、!食べて、!」
大吾「いただきます、」
高橋くんが作ってくれたお粥は今まで食べた中で一番美味しかった 。
俺がまさに今食べたかった味 。
大吾「おいしすぎる、、、」
恭平「ほんま、?!よかったぁ、、」
大吾「この卵焼き、昨日の、?」
恭平「そう!おんなじレシピやで!」
大吾「嬉しい、、」
俺は涙目になりながらお粥を食べる 。
恭平「だいご、?どうして泣いてるん、?!」
大吾「今まで、俺のことここまで心配してくれる人、おらんかったから、」
大吾「嬉しくて、泣」
恭平「当たり前やん、彼氏希望やし笑!」
てれ隠しをするように笑いながら喋る彼が、
ちょっと、ほんのちょっとかっこよく見えた 。
でもきっと、熱のせい、、?
お粥を食べ終わり一息ついていると、
急に高橋くんに抱きしめられた 。
大吾「たかはしくん、、?!」
恭平「俺、あと4日だけど、、」
恭平「そばに、いるから、」
高橋くんが頑張って口にした言葉を聞くと、
ハグをつき放す気にはならなくて 。
むしろなぜか安心感を感じた俺は、
そっと抱きしめ返した 。
案の定高橋くんはすごく驚いた顔をした 。
大吾「ありがとう、、きょ、恭平、」
恭平「へ、?!今なんて、?!」
恭平「恭平って言った、?!言ったよなぁ?!」
大吾「嘘、!忘れて、!!」
恭平「よっしゃぁぁぁ!!!」
恭平「ランクアップっ!!!」
大吾「恥ずかしくなってきた、⸝⸝」
恭平「顔赤くないっすか〜?笑」
大吾「ち、違う、!熱やし、!!」
恭平「ん〜まぁ事実やもんなぁ笑」
恭平「てか、具合悪いやろ、?」
恭平「やすみぃや、?」
大吾「うん、ありがとう、」
大吾「ちょっと、休むわぁ、、」
恭平「俺用事あって帰らなきゃ、」
恭平「またなんかあったら連絡して、!!」
恭平「とんでいくから、!!!」
大吾「ふふ、期待してんで、笑」
恭平「じゃぁな、お大事に、!」
大吾「ありがとう、きょ、、高橋くん、!」
「惜しいな、」と呟きながら部屋を出ていく恭平を見届けると、
俺は安心して眠りについた 。
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コメント
3件
うわぁあ、きょへだい今まで見てきた中で1番尊いって思ったかも!! 2人の好感度もう上がりまくりだし何より可愛すぎる🫶🏻︎💕︎︎
密かに見させて貰ってたんだけど、、 お気に入りすぎる、!💞✊🏻
お久です✋ 可愛い、、、、2人とも