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コメント
4件
尊... 全員の立場が好きすぎて死にますありがとうございます
好きです〜〜〜…………🥰🥰🥰ファンアートとかって描いてもいいですか…?
私はこんな感じのも書きます!
…というやつです(←語彙力無くね?笑
パロなので苦手な人はUターンしてください。
mbkyが含まれるシーンがあります。
uskyです。
us→主人様
ky→執事さん
ky side
ky「牛沢様、朝ですよ〜」
ドアを開けるとまだ眠ったままの彼がいた。
すぐ側まで行きもう一度話しかける。
ky「牛沢様」
us「ん、んんっ」
ky「おはようございます」
カーテンを開きながら外を眺める。今日はいい天気だ。
外を眺めていると後ろから彼が起きてくる音がした。
us「おはよう、キヨ」
寝ぼけ眼の彼を見て笑みが溢れるのを感じる。
ky「おはようございます」
us「今日の予定は?」
そう尋ねながら洋服に手をかけていく。だんだんカッコよくなっていく彼に何度目を奪われたことか。
ky「今日は大事なパーティがございます。ガッチマン様などもお見えになるそうです。」
us「へえ、ありがとう」
そういうと頭をポンポンと撫でられる。この時の牛沢様の顔が大好きだ。優しく目を細めたこの顔が。
いつのことだったか。それは大分昔のことのようにも感じるし、最近のことのようにも感じる。
俺は親が病気で他界してしまい、路頭に迷っていた。
子どもだった自分にはどこに頼ればいいのか分からず路地裏でひっそりと身体を丸めていた。
寒くて、寂しくて、辛くて、悲しくて、いっそ死んでしまった方が楽になれるのではと考えた。
それでもいつかは幸せになれると神様に願っていたこともあった。それが意味のないものだとわかっていながら。
そしてある日の夜。
もう限界だった。神様のことなどとっくに信じていなかった。
けれどそこに光がさした。月の光なんかよりももっと明るい光が。
馬車の光だった。
そしてそこには大人と自分より少し年上くらいの男の子がいた。
「きみ、うちに来ない?」
その言葉はまさに神様だった。
痩せこけてしまった腕を懸命に伸ばし、差し伸べられた手を掴んだ。
それが牛沢様との出会いだった。
それから数年経ち、牛沢様に支えることになった。
わからないことは牛沢様のお兄様に支えている先輩のレトルトさん、今はレトさんと呼んでいる彼にビシバシ叩きこまれたのは今でも覚えている。
牛沢様の隣にいられることがどんなに嬉しかったか。
その感情が恋愛の方に変るのもいつだ かわからないがかなり早かった気がする。
ただ、自分たちの関係はただの一般市民と貴族。
結ばれることなど一生ない。だから今では普遍を望むようになったのだ。
まあ、パーティってなるとやっぱり女の人いっぱいよってくるんだよね。
それはまあ許せないけど…
us「キヨ?」
ky「へ?」
ポンポンと肩を叩かれる。
思わず変な声を出してしまった。
us「今日の服これでいいか?」
少し離れて一周ゆっくりと回転する。
ヤバ、、、
ky「かっこいい、、、、、、あっ、」
口から漏れていた。やらかした。ねえ、もうっ。
us「ありがと」
もうそんな笑顔で見ないでよ。
ky「うわあ、めっちゃ豪華✨」
us「まあ、いろんなところから人が来てるからな」
「キヨはこれくらいの規模は初めてか」
今まで体験したことのないくらい大きな広間にキラキラした装飾。
とてつもなく輝いて見えた。
すると近くにある男性が現れた。
gt「ご機嫌よう」
us「お、ご機嫌よう」
お互いが同じくらいの高さで頭を下げる。
この方はガッチマン様。名前はこの業界のための芸名?みたいなものらしい。
牛沢様とガッチマン様はかなり仲がいい。どちらかがどちらかを訪ねてくることは珍しくない。
この場に俺は邪魔者かな。
牛沢様がギリギリ見える角から牛沢様を眺める。
楽しそうだなぁ。こういうパーティはいくら経っても慣れはしない。
キラキラした装飾に目が眩む。
「どうもこんにちは」
「…?」
見覚えのない顔に話しかけられる。
あれ、今日来る人はちゃんと覚えてきたはずなのに、!
アワアワしているとその男の人がクスッと笑っている。
「私はガッチマン様の執事の高橋でございます」
ky「あれ、そんな方前からいましたっけ?」
「付き添いで来たのはこれが初めてで」と笑いながら言った。
そっか執事さんだったのか、さすがに執事さんの名前までは覚えてはいなかった。
tk「キヨさんですよね」
ky「し、知ってるんですか、」
tk「はい、もちろん」
ky「なn、」
tk「お話してみたかったんですよね。よかったらあっちの方でお話しませんか?」
高橋さんに腰に手をまわされる。
ky「え、ちょっ、、、」
そしてパーティの参加者が休めるようにと用意された部屋の1番奥に連れられていく。
やや強引なそれに少し恐怖心を感じる。
用意されていた部屋はパーティが行われているホールよりはやはり落ち着いた雰囲気でソファとベッドが用意されていた。
そして連れられた場所は、ベッドだった。
さすがに身の危険を感じ、身体を離そうとするが腰をさらに引き寄せられベッドに押し倒される。
ky「ちょ、何してるんですか⁈」
tk「何って?君と楽しみたいだけだよ」
ky「ひゅ、」
ニチャとした笑顔に背筋が凍る。
逃げなきゃ。そう頭では理解できるのに身体が上手く動かない。
tk「いいんですか?あなたの大好きな牛沢様に迷惑がかかるかもしれませんよ」
そうだ。コイツはガッチマン様のとこの者だと言っていた。
もしそれで仮に牛沢様に迷惑をかけてしまうのなら、、、
tk「お、大人しくなった」
tk「楽しませてね」
プチプチと服のボタンが外されていく。身体を撫でられる。正直気持ち悪い。
誰か、助けて、、、 牛沢様、、、。
us side
仲の良いガッチマンと久しぶりに会えてしばらく会話を交わした。
あれそういえば、
us「キヨ?」
gt「たしかにいないね、端にでもいるイメージだけどね」
キョロキョロと目を動かす。アイツ、どこ行った。なんだか嫌な予感がする。変な輩に絡まれたりしてないか心配になる。
gt「すみません、長身の少し襟足の長い男の子知りませんか?」
ハッとすると、ガッチマンが聞き込みをしてくれた。こういう時に冷静に対応してくれているガッチマンにはとても頭が上がらない。
「ああ、その子ならさっきあちらの一番奥の方の部屋に男性の方と入っていかれたわよ」
us「男と?」
us「すみません、ありがとうございました」
us「行こう、なんか嫌な予感がする」
gt「同感」
走ってその一番奥の部屋に向かう。
そしてバンッ!!!と勢いよくドアを開け放った。
tk「げっ!」
ky「うし、ざ、、、さま」
そこには涙に濡れた顔で服がはだけきったキヨと今自身のベルトに手をかけようとしている知らない男がいた。
us「キヨ!」
逃げようとする男はガッチマンがいとも簡単に捉えてくれた。この人一体何者なんだ。
それよりも先にキヨを。
us「キヨ、大丈夫、じゃないよな…」
ky「はい、、、でも牛沢様が助けてくれたから、、、」
へにゃ、と笑った顔に不覚にもキュンとしてしまう。今はそんな状況じゃないのに。
us「とりあえず、アイツは誰なんだ?」
ky「えっと、、、ガッチマン様のところの者だと、、、」
tk「ばっ!」
gt「へえ、それは聞き捨てられないねえ」
ky「え、?」
gt「君、〇〇家の人でしょ?そこ、うちの取引先なんだけどな〜。うちの名前、汚さないでくれる?」
ガッチマンが不敵な笑みを浮かべるとそれに応じて男の顔が青ざめていく。
gt「こっちはなんとかしておくから、キヨくんの方よろしくね⭐️」
流れ星でも飛んでそうな感じでウインクされ2人はドアの奥に消えていった。
俺はキヨの服を戻してやり、ただただ手を握った。
今日はもう家に帰ろう、とキヨに声をかけ家に戻りベッドに座らせた。
沈黙の中、先に口を開いたのはキヨだった。
ky「、、、こわ、かったです」
そうキヨが呟いた。そういえばキヨはさっきアイツのことをガッチマンのところの者だと言っていた。ということは俺の名前も使って脅しをかけられていたのかもしれない。
力強くキヨを抱きしめる。アイツに触られたことを忘れられるように。
ky「はえっ⁈う、牛沢様⁈///」
us「ごめんな、守ってあげられなくて。」
ky「そ、そんなこと、、、しかも、牛沢様を守るのは私の役目ですし」
us「キヨ」
ky「な、なんでしょう」
us「俺に、、、」
us「一生守られてくれないか?」
ky「⁈…え、えっと、そ、それはどういう」
us「俺のパートナーになってくれ」
ky「えっ⁈」
ky「ちょ、ちょっと待ってください、、、こ、心の準備が、、、」
真っ赤になった顔。さっきの真っ青な顔より色が戻ってきていて安心する。
ky「あの、牛沢様と私とでは身分が違いすぎますし、、そのっ、見ているだけで、充分というか、、」
us「おまえ、俺の顔好きだもんな」
ky「う、バレて、、」
us「バレバレ今日も俺のスーツ姿、めっちゃ見てただろ笑 あと、身分の話ね」
us「実はおまえとのこと、親と話したことあるのね。俺はアイツが好き、ってね。」
ky「え」
us「結構寛容な親でさ、俺の幸せを最優先にしろってさ。しかも俺次男だし?」
us「それでキヨ。俺はキヨの幸せを最優先にしたい。俺はキヨのこと、守ってあげられる。幸せにしてあげる自信がある。それじゃ、ダメか?」
かっこわりぃな俺。最後の声が小さくなっていた。
キヨは下を向いてギュッと手を握っている。俺はただただキヨが口を開くのを待った。
そして、彼は口を開けた。
ky「こんな俺でよければ」
ふわっと笑ったその顔はまるで花のようだった。
us「ほんとか⁈」
ky「はい」
us「おまえのこと、絶対守るから」
ky「私も牛沢様のことこの身に変えてでも守り抜きます」
us「ふっ、重っw」
「愛してるよ」「はい、私もです」
後日談
rt「キヨく〜ん泣 よかったね〜泣」
ky「もう、なんでそんな泣いてんの」
rt「だってキヨくんずっと片想いだったじゃん!」
us「え、ずっと?」
ky「ばっ、!レトさんちょっと黙ってて」
us「顔真っ赤w 俺も気づいたときからずっと好きだよ」
ky「ん、俺も、、」
rt「も〜!目の前で惚気ないでよ〜!」
gt「楽しそうだね」
ky「あ、その節はありがとうございました」
gt「ううん。キヨくんが笑顔ならなんてことないよ」
us「流石」
gt「ちなみにアイツはもう絶対君たちの前に現れないから安心してね」
usky「なにしたの/ですか」
gt「ふふっ、秘密🤫」
おまけ
↑執事kyさん
↑メイド服着させられたky
「お、俺…執事なんですけど…」
『大丈夫 似合ってるから』
「大丈夫って話じゃ」
もっと文章も絵も上手くなりたい!
🐢投稿すぎてごめんなさい🙇♀️
次回はgtkyです。