テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
かな 「 さよなら 」
_
数日前 …
かな 「 おはよう さら ! 」
さら 「 おはよ かな ! 」
かな 「 今日朝ごはん何食べた? 」
何気ない普段通りの会話
さら 「 目玉焼き! あんま時間なくてパッと済ませてきちゃった。 」
かな 「 私 おにぎり 〜 」
さら 「 手軽で 勝負してくんな! 」
かな 「 ごめんなさ ー い 」
いつも通りしょうもない喧嘩を続けていただけ
教室の扉を開く
かな 「 みんなおはよ 」
「 おはよ ーー 」
さら 「 おはよ!! 」
「 おはよーー !! 」
かな 「 今日 さらの家 行っていい? 」
かな 「 カードゲーム買ってきた! 」
さら 「 きて ! 」
下校の時間になりました。
さら 「 かな 〜 帰ろう ! 」
かな 「 行こ 〜〜 」
普段通り さらの家に行く道を歩いてたんだ
かな 「 さら ? 」
いつもの道
でも何かが違う。
なんだ?何が違う?
み ゃ ー お
かな 「 猫 ? 」
猫の鳴き声がする。でもねこはいない
ばっ!
かな 「 はっ! 」
さら 「 ん? どうしたのかな 」
戻った。いつもの道だ
さら 「 あ!荷物届いてる! 」
かな 「 なーに頼んだの ? 」
さら 「 ひみつー ! 」
かな 「 早く行こ ! 」
さら 「 痛 っ 」
かな 「 どうした !? 」
さらが荷物取りのところで怪我をした
さら 「 いってて 、 」
血が出てる …
かな 「 んっ! 」
さら 「 ちょ、 なにして ! 」
私は何故か、咄嗟にさらの指から出てきた血を無意識に舐めていた
さら 『 やめてよ 』
かな 「 え . ? 」
ー ここから 私の人生は変わった
.