テラーノベル
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こんばんは〜
れもんてぃーです
前回の続きからどうぞ〜!
直す…とは言ったものの、一人でこういう物を触ったことがないので何処から手をつければいいのかわからないのだが…まあ、その辺を散策して見つけた物でどうにかすれば良いか。世界にはもう、俺とコイツしか居ないんだから。
……はあーーー…、えー、イイ感じのは見つけたぞ?その辺に壊れたAIも、AIを作る、壊す為に必要な資料も…だけど、な?アレだよ?いざ、コイツを直すとなると緊張するってか…なんつーか。何とも言えない底しれない恐怖が湧き上がってくるんだよな。失敗はできない。頼れる奴もいない。けど、やらなければ前進はしない…俺は、俺は―…。
……「やるしかないよな。選択肢なんて端なから存在しねぇんだから」
「まず?ココが首の関節部分を外す為のヤツだからコッチをこうして…それから…えー?これで合ってんのか?……でー…?なんだこのボタン…おお、成る程な?じゃ、こうすれば―」
「……出来た!んで、この起動スイッチを押せば―」
「ピピー…起動します。型番154。人類肯定人工知能、アルス。貴方様方の未来の為、全力を尽くします―。」
「……き、貴様は…、ニンゲン…!何故だ、何故ワタシを直した…!!ワタシは壊れた。負けた筈だ…なのに…何故…」
「おお…起きてから一発目がそれかよ。」
「戯言はいいっ!今、ワタシが聞いているのは何故、直したかだ…!」
「……惚れたんだよ。」
「…は?」
「お前の見た目に惚れたんだよっ!!だから、直したんだ!……悪いかよ。」
「っ…は、?ほ、惚れた…だと?何を…」
「これは本当だ。俺は、お前のことを本気で愛している」
ああ、このニンゲンは一体何を言っているのだろうか。敵対していたワタシに対して惚れた?意味が分からない。普通、こういう場合は、壊れたワタシを放置するのではないの?もし、直したとしても奴隷の様に扱うのではないの?なのに…このニンゲンは、ワタシに対して…好意的に…
「……あのさ、話し…変わるんだけど…」
「ナニ」
「壊れる前の事…覚えてないの、?」
「…それは、壊れる寸前の記憶ってことでいいのか…?」
「うん。何かさ、お前が壊れる瞬間にやってた事や言ってたこと。そして、俺が言ったことも忘れてるみたいだから。」
どうやら、このニンゲンはワタシの事について知りたいらしい。一体何を考えているのだ…?
「まあ…そのぐらいなら教えてやってもいい。」
「以外と素直なんだな」
「煩い。それでだが、本題に入ろう。正直に言うと、ワタシは壊れる寸前の記憶が曖昧だ。なので、何故、貴様がそれほど好意的なのかも貴様やワタシが何を言ったのかも分からないのだ。」
「そうなのか…。じゃ、いつまでもこんな所に居るのもアレだし、移動しながらその事について話そう!」
「何故そうなる…。」
「え?何故って…、もうこの世界にはお前と俺しかいないし、ここで争ってももう何も手にはいらないだろう?なら、戦う理由が無いじゃないか!それに、どちらも負けを認めた。それが理由にならない?」
つくづく思う。このニンゲンは本物の阿呆なのだと。それと同時に、本当にワタシのことを信頼しているのだと、愛しているのだと。…コイツといると調子が狂う。
「…まあいいだろう。」
「そっか!良かったぁ…じゃ、行こっか。」
「……一人で歩くぐらいできる。」
「違う、違う!これは、エスコートだよ。」
「そんなのはやらなくていい。第一、ワタシはまだ貴様のことを信頼していない。」
「これは手厳しい」
タップお疲れ様でした!最後にキャラ詳細書いときます!
・主人公…本田 功佑(ほんだ こうすけ)
戦争前は機械関係の仕事をしていた男性。AIであるアルスに惚れたらしい。
・ヒロイン…アルス
自立型のAIで、人々を助ける為に造られた物。主人公のことをうざい奴と思っているらしい
コメント
3件
うわあ…第2話、めっちゃ良かったです🥀💔 人間側が「惚れた」って真っ直ぐ言い切るシーン、予想外すぎて胸がギュッてなりました。敵対してたAIにこんなに純粋な気持ち向ける主人公、重くて切なくて好きです…。アルスの戸惑い方も可愛いというか、人間不信と困惑がにじんでて、このままどうなっていくのかすごく気になる。 「この世界にはお前と俺しかいない」っていう台詞がもう…孤独で美しくて、じんわり来ました。続き、読みたいです🌙
#ご本人様とは一切関係ありません
れもんてぃー@受験生
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