テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
最終話です!
昨夜、深夜まで続いたメッセージのやり取り。 最後に送られた「明日、迎えに行くんだぜ!」という豪恩寺の言葉のせいで、ルイは一睡もできなかった。
いつも通りの通学路。
角を曲がると、電柱にもたれかかる豪恩寺の姿が見える。
「…あ」
「あ…、おはよ、ルイ」
目が合った瞬間、昨夜の「好きだ」「ボクも」という熱い告白と、触れただけのキスの感触が鮮明に蘇る。
昨日まで「腐れ縁の親友」だったはずの距離が、今は壊れ物のように頼りない。
「おはよ。豪恩寺、寝癖」
「えっ!? マジで? 」
いつもなら「またじゃん」と笑うはずなのに、ルイは言葉が続かない。
豪恩寺も自分の髪をいじりながら、顔を真っ赤にして俯いてしまった。沈黙が続く。
でも、気まずいわけじゃない。空気が甘すぎて、肺が苦しいのだ。
「……歩こ」
「……ああ」
二人の距離は、肩が触れそうで触れない。
豪恩寺の視線が、ルイの右手に何度も泳いでは止まる。
「ルイ……その……」
「なに?」
「手が…。昨日からずっと、冷たくなってねーかとか、そういうの、気になって」
下手くそな口実に、ルイの心臓が跳ねた。
ルイは自分の指先を見つめ、それから勇気を振り絞って、豪恩寺の制服の袖を、指先でギュッと掴んだ。
「……なら、確かめてよ」
豪恩寺の動きが止まった。
次の瞬間、大きな、熱い掌がルイの手を包み込む。指の間に、豪恩寺の指が入り込んでくる。恋人繋ぎ。
「ルイ……手、柔らかすぎ……。」
「……豪恩寺の手、大きくてあたたかい……。」
繋いだ手から、お互いの速すぎる鼓動が伝わってくる。
豪恩寺は繋いだ手をグッと自分のポケットに引き入れ、ルイを自分の方へ引き寄せた。
「豪恩寺…」
「……」
学校に着くまでのわずか数分。
二人にとって、世界で一番甘くて、永遠に続いてほしい通学路になった。
豪ルイの付き合いたて甘々ネタを書いていきたいのですが、皆さんは二人のどんな姿が見たいですか?
① 学校でこっそりイチャつく二人
② お泊まり会
③ 豪恩寺かルイが嫉妬する
もちろんこれ以外でも、リクエストがあれば、ぜひコメントで教えてください!
コメント
3件
①がいいかも!!
分かった!書いてみるね!
う〜ん…おむらいすさんがいいなら①で!
わた
#ルイ豪