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マッシュル

マッシュ総受け

マッシュ女体化

モブマシュ♀︎から始まります

(モブ♡→→→マシュ♀︎)

マッシュが洗脳されてモブを好きだと勘違いする話

神覚者if+最終話後の話


あ、なっげぇです。暇な時読んでください

___________________________________

それは、偶然か必然か、最悪な形で発覚することとなる


とある日の神覚者専用会議室


会議が終わり、静まり返った会議室。各々が資料を手に会議室から退出しようとしているところに光の神杖《ライトケイン》がシュークリームを食べている黒髪の少女へと声をかける


「そういえばキノコちゃん宛に沢山見合いの話の書かれた手紙が来ているんだが、、」


その声を聞いた途端、退出しようとしていた神覚者たちが一斉にライオの方へと視線を向けた


「へ?僕宛てにですか?」


「あぁ、どうする?こちら側で断ることもできるが興味があるようだったら見るか?」


返事をしようと口を開いたマッシュの前に3人の男たちが立ち塞がる


「ライオさん、横槍を指すようで申し訳ないんですがマッシュにはまだ早いと思います」


「俺も同感です。マッシュはまだ16歳で未成年です。気が早いと思います」


「あぁ、マッシュ・バーンデットより2個上のレインでさえ見合いを受けていないのに流石に早すぎる」


そう言って口をだしたのは


特例としてマッシュと共に神覚者となった現最年少神覚者、ランス・クラウン


魔法道具管理局局長にして戦の神杖《ソードケイン》の称号をもつレイン・エイムズ


魔法魔力管理局局長にして砂の神杖《デザトケイン》の称号をもつオーター・マドル

の3名であった


察しのいい方はお気づきだろうが、この3人、マッシュに激重感情を向ける神覚者代表である

他の神覚者たちもしっかりとマッシュに対して重い感情を持っているが殺気をだすだけで留まっている


「むぅ、早い早いってなんなんですか、、」


「そもそも、僕彼氏いるから受けないですし」


会議室が静まり返る。心做しか部屋の温度が10度ほど下がったような気がする。いくらツララ・ヘイルストーンがいるとは言えど急に下がりすぎではないだろうか


「、、、い、今なんと、、?」


いち早く優秀な脳をフル回転させ回復したのはソフィナ・ブリビアであった


だが、普段の凛とした声はどこへやら、ぶるっぶるに震えた声を絞り出している


「?僕彼氏いるからお見合いは受けないです」


どうやら聞き間違いではなかったらしい

会議室に1部神覚者たちの悲鳴が響き渡った


カオス、カオスである


突然1人の少女によって発せられた衝撃的な一言によってあの神覚者たちが大パニックを起こしている。


あの神覚者たちが、だ


1人はマッシュに対し、普段のポーカーフェイスはどこへやら 嘘、、?嘘だよな!?な!? アンナァァアアアアア(????)と詰め寄り


1人はどデカいパルチザンと殺気を纏い、 どこのどいつだこいつに手をだしたのは、、コロシテヤル、、 と言いだし


1人はフーっと息を吐き出したかと思えばカチャカチャカチャカチャと眼鏡を弄り、その背後にはうねうねと砂が舞い上がり


1人はどこからだしたのか蜂蜜の小瓶から直接糖分摂取をしだした。息は荒い

と、反応は様々だ


そんな状況を作り出した等の本人は突然の大声にビックリしたかと思えば懐からシュークリームを取り出し黙々と食べ始めた

そんななか1人だけ冷静な男がいた

そう、ライオ・グランツである


彼は神覚者の中で唯一既婚者であり妻を愛し、妻に愛された男である(現在進行形)

神覚者の中では最年長なだけあって構えが違うのである


「はぁ〜!キノコちゃんにとうとう春が来たのか、、!!」


「おめでとう!キノコちゃん!お祝いさせてくれ!」


「えへっ、ありがとうございます」


この男、マッシュがいない時に自分以外の神覚者たちがどんな顔で、どんな雰囲気で、マッシュのどんな話をしているのかをよーく、それはもうよーく知っていたためフル無視を決め込んだ

慣れとは恐ろしいものである


そんなライオに対し、普段全くと言っていいほど動くことのないマッシュの表情筋がほのかに和らいだような気がした


それを目の当たりにしてしまった神覚者たち(主にシスコン、うさぎ好き、眼鏡の3人)はえ、、、、そんな表情見たことないんですけど、????

といった顔をしている


毎日を同じ寮で過ごし、毎日のように顔を合わせているランスでさえマッシュの表情を見ていつものポーカーフェイス、もといイケメン面は何処へやらそれはもう酷い顔をしているため


あ、、、これは友達にすら見せたことのない顔だ、 心の底から惚れ込んでいるやつ、、、


と神覚者全員が察してしまったと同時にとてつもない嫉妬と殺意が湧いてきたのか、会議室のなかの魔力量が一気に最高値まで上がると同時にどう相手を特定し、どうマッシュにバレずにお星様にするかどうか世界最高峰の頭脳を全員がフル回転させ始めた


その様子を見たライオはキノコちゃんが帰ったあと相手はもちろんのこと、会議室、いや、魔法局、いや、魔法界が半壊するのではないかと少々ハラハラしていた


(まっ、なにがあったとしてもこの魔法界一男前なライオ・グランツがいる限りなんてことないがなっ

まぁ、そんな冗談を考えていてもしかたがない。 このままいくとキノコちゃんが酷い目に合うな)


(、、、色々と、、、)


ライオの考えた色々、は、まぁ、想像してもらったほうが早いので割合する


まぁ、そんなライオ、魔法界一の男前魔法使い、もとい魔法界一の男前神覚者とは言えどマッシュに対する激重感情が顕になった他神覚者たちを相手するのは非常にめんどくさい。そんなことをするぐらいなら妻と子供に囲まれて優雅に過ごしたい。


なので、、、、


「キノコちゃん、そろそろ日も沈む。魔法局の外まで送って行ってあげよう」


マッシュを帰すことにした。シンプル、シンプルイズザベストである


「うす、あざす」


まだマッシュの彼氏をどう特定し、どうお星様にしようかどうか話し合っている他の神覚者達は帰ろうとしているマッシュに気づかない

そんな他の神覚者達に気づかれないよう、ライオが最大の注意と、こっそりマッシュと自分にかけた認識阻害魔法を使い会議室の扉まで近づく


扉のすぐそばにはツララ、ソフィナ、アギトがいるが、まぁ、魔法界一の男前魔法使いの魔法を掛けているため気づくことはないだろう

他の神覚者達には気づかれないという保証は無いが見つかったら見つかったで全力疾走だ。マッシュご自慢の脚で。

ライオはそんなことを考えながらゆっくりと扉に近づく。もちろんマッシュに向かって口元に人差し指を持っていきシーっと静かにするように言うことも忘れない


等の本人はなんで静かにしなくちゃならないのかわかっていなさそうな顔をしているが静かにしているので良しとする


(よし、ここまで皆にバレていないな!流石オレ!あともう少しだ!)


ライオは知らないであろう。その発言を世は


フラグ

という


ツララ・ヘイルストーンはマッシュが大好きである。理由は単純、暖かいから

普段から固有魔法により寒がりの彼女はとある日よろけた拍子にマッシュに抱きついてしまった。その時の暖かな手と柔らかくも暖かい胸を彼女は生涯忘れることはないだろうと後に語る

そんなツララ、神覚者としては末っ子(ランスを抜きにした場合)であり、同性でその上天然のマッシュを心の底から心配していた


別に同じ神覚者のシスコン、うさぎ好き、眼鏡と同じように激重感情を持ち合わせている訳ではない。

まぁ、もし噂の彼氏がマッシュを気づつけたなどといったことを聞いたら新薬(?)を試したあと、氷漬けにし、そのまま自分のモルモットとして永遠に実験体として使ってやろうくらいのことは思っているが、、、


以上のことからツララは本当にマッシュを心配しているため他の神覚者達に混ざって相手の特定の仕方を話し合っているし、いざとなったらのことも考えてお星様にする計画の話にも参加している


そんな会話の最中だった


ふわっと、ツララの鼻が刺激されたのは


ツララはそれに気づくとバッと勢いよく後ろを振り返る


そこには今にも会議室から退出しようと扉の取っ手に手をかけるライオとその後ろを静かに歩くマッシュがいた


ツララとライオの目がバチッと合う


「やべっ」


そう思ってももう遅い。他の神覚者達もそれに気づいてライオ達の方に勢いよく振り返る


「なに逃げようとしているのですか?」


「まだ話は終わっていないはずですけど?」


「あぁ、もしかして俺らが待たせすぎましたか?」


「それだったらごめんね〜でも、、、」


「「「「「まだ話おわってないから」」」」」


「マッシュさん、少しの間待っていてくださいますか?」


「えっ、や、でも、、、、」


なんだか空気が不穏になってきたところでライオが魔法を使おうと杖を出すが、杖を降る前にマッシュの袖が引っ張られる


ツララだ


「えっと、、?ツララさん、?どうしたんですか?」


「、、、ねぇ、マッシュ、今日なにか薬とか飲んだ?」


「え、、?」


会議室が静寂に包まれる。ライオやオーターですらツララが言っていることがわからないらしく首を傾げている


「いや、飲んでないですけど、、?」


マッシュもツララが言っていることの意図が汲み取れないらしく首を傾げている


「そう、、、じゃあ、今日その彼氏さんに会った? 」


「えっなんでわかるんですか?」


「会ったんだね、その彼氏さんからなにかもらった?例えば、ジュースとか?」


ツララの目が鋭く光っている


「あー、はい、貰いましたね。シュークリームと一緒に飲みなって」


マッシュはそれを恥ずかしそうに頬を軽く掻きながら言った


「それっていつも貰ってる?」


「確かに貰ってますね。美味しいですよ」


「そう、、」


ツララが考える素振りをする


「あの、?もう帰って大丈夫ですか?」


「大丈夫だよ。気をつけてね」


「うす、あざした」


そういうと目にも止まらぬ早さで会議室からマッシュが出ていこうとする


「勝手にマッシュを帰そうとするな」


オーターが魔法を使いマッシュを砂の檻に閉じ込める


「わっ、なんだこれ、、え、出られない」


いくらマッシュが砂の檻に触れようともすぐ砂が周りを覆う

全力を出したら出られるだろうがそんなことをしたら後ろで異様な圧を放つレインとランスからパルチザンとグラビオルが飛んでくるだろうと思い大人しくしているしかない


「ふん、出られないのは当たり前だ。お前はしばらくそこで待っていろ」


「えぇ、、」


拒否権はないとわかってマッシュは口を尖らせ、しょぼんと体育座りをしだした

そこにツララは口を出す


「オーター、、、気持ちはわかるけど緊急事態

なの。お願い、マッシュを解放して」


真剣な眼差しをオーターに向ける


「今ここでは言えないことなのですか?」


「言えない。マッシュの前では」


その発言によってオーターを含む他の神覚者達はマッシュになにかあるのだろうということを理解した

マッシュを覆っていた砂の檻が解かれていく


「おぉ、出れた」


「フーっ、マッシュ、お前は一先ず008番のところに行きなさい。後で私が送っていきます」


「えっ、大丈夫ですよ?」


「は?オーターさん流石に抜けがけが過ぎませんか?俺が送って行くので大丈夫です」


「いえ、レイン先輩も大丈夫です。帰る場所が同じな俺が送っていきます。」


「「「は?」」」


一髪触発である。バチバチとした空気が3人の間に流れる中マッシュは修羅場だーと腑抜けた声を出している

お前のせいだが????

そこにパンパンっとライオが手を叩いて3人を宥める


「はいはい、その話し合いはまた後でにしておいてくれ。キノコちゃんはとりあえずオーターが言った通り008番と共にいてくれ。すぐ呼ぶから」


「?うす、じゃ、行ってきマース」



マッシュが退出した後の会議室


「それでツララ、マッシュさんのことでなにか?」


ソフィナがツララに対し問いかけるとツララは真面目な顔付きで話し出す


「うん、あのね

さっきマッシュが私の後ろに来た時に妙な匂いがしたの。なんか、甘い感じの。一瞬マッシュが香水でもつけてるのかなって思ったんだけど、どこかで嗅いだことのある匂いで、思い出してみたら、、、」


「特定の相手に自分を好きになってもらうための薬、、、、所謂、惚れ薬の匂いだった」


ツララが言い終わると会議室がザワザワし始め、バンッと机を叩く音が響いた。叩いたのはランスだ


「なっ!?」


「マッシュは薬を飲んで相手が好きだと勘違いしている状態ということか!?」


「早くマッシュを助けねぇとっ、!」


上からオーター、ランス、レインだ。みんな顔が真っ青になっている。他の神覚者達も同じだ。だが、それと同時に相手に殺意もふつふつと湧いてきているのが目に見えてわかる

全員マッシュのある意味洗脳を解こうと会議室のドアに近づいていく


「まって。まだマッシュのところに行っちゃダメ」


「はぁ!?んでだよ!」


レナトスが大声を上げる全員賛同しているようだ。 ツララの他に、ライオとソフィナを抜いて


「、、、惚れ薬、、確か市場には売り出されることは禁止とされていましたよね?」


「あぁ、人の感情を意図的に操るのは禁忌魔法と同じ扱いになると一般での使用は禁止されているし、作り方が本にのってあったとしても魔法禁書管理局で保管されている、、」


そう、この魔法薬は禁忌である。それが流出しているとなると神覚者総出で対処しなければならない事案にすらなる。まぁ、今はマッシュのことで頭がいっぱいな神覚者達はそんなのどうでもいいだろうが


「、、、どこで入手したのかは置いておいて、多分マッシュはその薬を飲まされてある意味洗脳させられてる状態だと思うの 」


ツララは静かに目を伏せているし、仄かに冷や汗をかいているようだ


「薬は飲みすぎると毒になる、、もちろん、惚れ薬も同じ。マッシュがどれくらいそれを摂取したかによってはきっともう中毒になっててもおかしくない、、そんな状態のマッシュに私たちが無理やり洗脳を解こうとしても解けるようなものじゃない。むしろ悪化してしまうかもしれない。だから、ここは慎重に動こう」


全員が無言になる。静かに怒っているのだろう。純粋無垢な彼女の心を薬を使って動かしたことも、自分たちの手から奪って、弄んでいることも。


「、、、ツララ、1つ確認しておくんだけど、解けるよね?その薬は」


カルドが確認する。その目は珍しく開かれており、怒りを滲ませていた


「、、、解けるよ、正しい手順で薬を投与し続ければね」


「なら、やることは1つだね」


相手を特定し、徹底的に潰す


最初から何も変わっていないが、神覚者達の意思は変わった。闘志に燃えた瞳で全員が全員見たこともないマッシュの彼氏、いや、ゴミクズ野郎をどうしてやろうか考えていた


「マッシュ」


「あ、ランスくん」


神覚者たちは考えに考えてある作戦を実行することにした。それは、、、、


「なぁ、お前のさっき言っていた彼氏、、は誰なんだ?俺の知っているやつか?」


単純にマッシュから話を聞き出すというものだった。

元々マッシュは友好関係が狭いためイーストン魔法学校にてマッシュを一日中観察すれば誰がマッシュの彼氏なのかくらいわかるが、その時にまた惚れ薬を渡されてはたまったもんじゃないからだ。

薬を渡される前に乱入すればいいのでは?と思われたかもしれないが、マッシュが中毒になっている場合目の前で彼氏をボコボコにされたらこっち側がボコボコにされる可能性があったし、マッシュの身になにが起こるかわからない以上聞き出す、ということが手っ取り早く、安全策であった。


そして、ランスの問いかけに対しマッシュの答えは、、、


「言っちゃダメって言われてるからいくらランスくんでも言えませんな」


こうであった


ランスは言っちゃダメと言われたことを律儀に守るマッシュに対し、偉いなという気持ちと彼氏に対し面倒くさいことを、、、という気持ちがでていた。でも、尋問しているのはあのランスだ。シスコンとは言えどアドラ寮の仲良し5人組の中で圧倒的オカン力を発揮しているランスだ。切り替えが早かった。


「だが、その彼氏より俺やドット、フィンにレモンと一緒にいる時間のほうが多いだろう?それは卒業するまでずっとそうだ。その間マッシュをこっちに安心して預けてもらえるように話し合わないといけないと思わないか?

それに、今の今までマッシュと過ごしてきた時間は俺のほうが多いんだ。友として話さなければならないことがあるんだ。」


「お、おう?」  プスプス


「、、、、聞いてるか?」


マッシュはランスからの饒舌な説明に対し2割理解出来たかどうか怪しいラインである。その上、マッシュには難しかったようで頭からプスプスと音を立てて見えないはずの湯気が見えるまでになっていた。


だが、こうなればもうランスの独壇場だ


マッシュは難しいことが苦手だ。だから、適当に相槌を打ってしまうときがある。それがこの頭がプスプスとしだしたときだ。ランスはこのタイミングを待っていた


「お前が今のことを理解できていなくてもいい、、、だが、俺とお前の彼氏は話さなきゃならないことがある。だから相手を教えろ」






「え、、と、モブ・クズクソくん、、デス、」


勝った。ランスの勝利だ

ランスがフッと口端を上げた。勝利の笑みだ


「あぁ、、わかった。ありがとう、マッシュ。あとは任せろ」


「、、??うす?」



「マッシュの証言によればモブ・クズクソ、オルカ寮の2年生が彼氏だそうです」


「オルカ寮か、、、マーガレット・マカロンに連絡をとったら早そうだな」


「それなら私がとっておこう私からやった方が色々早い」


「お願いしますオーターさん」


ランスとレイン、オーターによって話が進められていく。

他の神覚者達はどうしたのかと言うと、

ライオはウォールバーク校長先生に連絡を取りに行き、

ツララは媚薬を解く薬の調合、

ソフィナはマッシュに媚薬に似た何らかの魔法がかけられていると言う可能性を考えてそれについての資料を探しに、

カルドはどのように媚薬を入手したのかモブ・クズクソの人脈や家柄を調べに、

アギトとレナトスはとくにイーストン魔法学校に人脈がない+カルドの調査結果によってはすぐさま出動しなければならないため各自仕事をしながら待機していた。



そして、その時は来る


「いやぁ、今日は天気がいいねぇ」


「あぁ、絶好のぶちのめし日和だなァ」


「レナトスさん、言葉遣いをどうにかなさってください。」


「ははっ!まぁ、気持ちはわからんでもないがな」


「うぅ、寒っ、雲ひとつないのに、、、」


「あぁ、、、このような日に罪深き者に罰を与えられるなど、神様はなんと情深い、、」


「情深い?私からすればこの砂に磨きがかかってより相手に罰を与えられる絶好の日だが」


「マーガレット・マカロンとウォールバーク校長からはオルカ寮の空き部屋一室全てに防御魔法を施してくれたら好きにしていいと言われている。」


「それだと俺の魔法にさらに圧がかかってよりいいかもしれませんね」


神覚者達は現在、イーストン魔法学校に向かうべく箒に乗っていた。もう、目と鼻の先にイーストン魔法学校がある。

何故神覚者総出で向かっているのかというと、モブの人間関係を探っている内にまぁ、色々出てくる出てくる。これはもう全部署総出で動いた方が手っ取り早いと、判断が下されるくらいにはでてきた。そこで神覚者達全員が出てくるのは違うだろうと思われるかもしれない。まぁ、マッシュの為にここまでやったし、色々理由付けて神覚者全員で直々に手を下してやろうとなったのだ。完全私情である。








その後はまぁ、酷いものであった。市民に対して神覚者達がこんなことをしていいのか!?と苦情が来るのではないかと言うくらい色々手を出してしまったためモブに対する制裁は割合させていただく。

現在、モブを含むクズクソ家は家族総出で刑務所行きである。モブの作った、というより入手した媚薬は完全違法のものでまぁ、しばらくの間はでてこないだろう。ざまぁみろ。因果応報である。


マッシュはと言うとツララの作った薬とソフィナのお陰で媚薬の効果が着実に薄くなり、あれ、僕なんであの人のこと好きだったんだろう?と、マッシュが言ったため呪いという名の薬は完全に抜けきったようだ。




、、、、、これでめでたしめでたしならどれほど良かったか、、、


これを機に神覚者はもちろんことの本末を知ったフィンや、レモンにドット、マギアルプス、etc、、、この者達がマッシュに対し今まで以上に過保護になった。

1人で外を出歩かせて貰えない程には、、


「、、なんか、行動がしにくいような、、?」


「気のせいじゃないか?さ、シュークリームを買いに行くんだろう?早く行くぞ 」

「あ、うん、ランスくん」


まぁ、マッシュが囲われているのに気づくことは一生ないから大丈夫か








END


最後まで見て頂きありがとうございました💕

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