日帝さんが18歳になってます。
攻めも全員時が進んでます。
完全に時系列すっ飛ばしてるので、このシリーズの番外編として読んでください。
頭の中で構成考えてたら1万文字超えるのではと思ったので先に投稿します。
以上、スクロールどうぞ!!
結婚
それは、子供から大人まで女性として生を受けたのであれば1度は憧れる長い人生の中でも一二を争う一大イベント
美しいドレスを着て、愛する者と一生の愛を誓い合う。
憧れを持つなという方が無理のある、女性にとってはとても重要な出来事だ。
それは、日帝にとっても同様で今年日帝は結婚出来る歳を迎えた。
昔の幼さは、也を潜め今では目鼻立ちの良い見目麗しい女性へと成長を遂げている。
成績も常に首席として座しており、周りが妬みを超えて羨望しか出て来ない程の文武両道ぶりを発揮していた。
一見悩みなんてあるのかと、疑いたくもなるがそんな日帝も思春期真っ只中
悩みの一つや二つ、誰にも言わないだけで抱えていないわけが無い。
☀️「はぁ……、なんで私だけ彼氏なる者が出来ないんだ…?」
☀️「周りの子達は、みんな彼氏との話に華を咲かせているのにっ!!」
🇫🇷「そうだねぇ…なんでなんだろうね?」
🇫🇷(君の保護者達が、片っ端から君にちょっかいかける奴を潰していってるからだよ?って言ってあげたいなぁ!)
そう、日帝の悩みというのは彼氏が高校3年間で1人も出来なかった事だ。
もうすぐ卒業してしまうというのに。
実際の所、出来なかったのでは無いのだが今は関係無い話なので割愛させて頂く。
☀️「私そんなに、魅力ないのか…?このままだと将来嫁の貰い手が!!」
☀️「どうしよう、フランス!!」
🇫🇷「ちょ、待って!飲んでる時に揺らさないでっ、危ないから!!」
ジト目になりながら、紅茶を飲みつつ上の空で話を聞いていたが突然日帝に身体を揺さぶられた。
危うく紅茶を零してしまう所だったが、何とか踏みとどまった。
🇫🇷「あっぶな…はぁ、心配しなくても君なら嫁の貰い手沢山いるじゃん?選り取りみどりだよ?」
☀️「?何を言っているんだ、フランス」
☀️「私の周りにそんな奴居ないだろ?」
🇫🇷「何言ってんのは僕のセリフだ」
フランスも思わず真顔でツッコミを入れてしまった。
それでも、日帝は怪訝な顔をフランスに向けている。
🇫🇷(え、僕がおかしいの!?)
🇫🇷「ちょっと待って。日帝は、アイツらのことどう思ってんの?」
☀️「アイツら?」
🇫🇷「同居人達のことだよ」
☀️「あぁ…アイツらの前では絶対に言いたくないが…まぁ、好きだぞ?」
🇫🇷「それは、どういう意味で?」
☀️「どういう…??家族として以外になにかあるのか?」
🇫🇷「………………………。」
☀️「なんだその目は…なにか話してくれ…。」
🇫🇷(全然意識されてないじゃん、あいつら…)
🇫🇷(ソ連やナチス、アメリカならめっちゃ言葉で示してるだろうに)
☀️「アイツらに関しては一緒に生活始めてから、ずっと好きだの愛してるだの言ってくるがそういう文化なんだろう?」
🇫🇷「あ〜、なるほど。そっちで解釈したかぁ!」
☀️「違うのか?」
☀️「後、私が孤児院出身だから気を使ってるんだろ。」
どうやら普段から、好意を伝えていたのが仇になったようだ。
文化の違いとして認識されてしまったらしい。
人間とは不思議なもので、最初は羞恥で死にそうな事でも何回も言われてしまうと慣れが来る。
そして、本来とは違う方向に意味を捉えてしまう。
🇫🇷(不憫なヤツらめ…)
🇫🇷「でも、日帝がそんなこと言うなんてちょっと意外だったな」
☀️「何がだ?」
🇫🇷「彼氏が出来ないとか嫁の貰い手が無くなるとか」
🇫🇷「君そういうの興味無さそうなのに」
☀️「別に、どうしても彼氏が欲しいとか結婚したいと思ってる訳じゃない。」
🇫🇷「そうなの?じゃあなんで余計にこんな事言い始めたのか謎だね」
☀️「………ウェディングドレスとか白無垢とか」
☀️「やっぱり憧れるだろ?」
数秒黙った後、今にも消え入りそうな程か細い声で発せられた言葉にフランスは目を見張った。
🇫🇷「………………」
☀️「…………何か言ってくれないか!?!?」
🇫🇷「あ、ごめんごめん!予想外の答えだったからつい」
☀️「だから言うのは嫌だったんだっ!!夢見るぐらい良いだろ別に!!」
🇫🇷「そんなに怒らないでよ、誰も悪いって言ってないでしょ?」
🇫🇷「素敵な夢じゃん、良いと思うよ僕は」
☀️「…前世も着る機会なんて無かったし、せっかく生まれ変わったんだから今回はと思ったんだ。」
☀️「でも、高校でこんな感じなら今回も着れそうに無いな…。」
落ち込んだ様子で顔を伏せる日帝。
その様子を見ていたフランスは、日帝にバレないように片手でスマホを取り出すとある相手に連絡を取った。
🇺🇸「ん?フランスからメッセージが来てるな珍しい……へぇ、なるほどな。面白そうだな」
🇬🇧「確かに珍しいですね、あの馬鹿から連絡が来るなんて。なんて書いてあるんですか?」
🇺🇸「ん」
🇬🇧「なるほど…。」
🇺🇸「イギリス、プロイセンに連絡しろ。後他の奴らもな」
🇺🇸「緊急会議だ!!」
って事で、めっちゃ長くなりそうなので一旦切ります!
続きに募集させて頂いているキャラで書きます!
前話で募集してるのでよろしければコメントください🥺
後、飼い猫さん🐱が出来ました笑
私、猫大好きなので可愛がります、世話は嫌いなので可愛がるだけですが(カス)
よろしくお願いしますね💕︎
てかおかしいなぁ、私は飼い主を募集していたはずなんだが…
※ご意見、ご要望、他諸々専用のページ作成しました!
何かありましたらそちらにコメントください😊
それでは、ここまでお読み下さりありがとうございました!!
ばいちゃ!!
コメント
6件
微笑ましいぜ✨
最高な展開になるかも!