魔法のマジカルタイムプリズミック!
第2話「パネェくらい最高!!」
せいこ「ねぇねぇきらら、私が作ったアクセが載ってるんだけど!!マジでパネェくらい最高!!」
きらら「パネェって何?」
せいこ「パネェってのはね、ギャル語でハンパないって意味なんだ〜。」
きらら「そうなのね、せいこちゃんはいつからギャルを始めたの?」
せいこ「あたしが小学6年生くらいからギャルに憧れてあたしの先輩のギャルに勧められたらめちゃくちゃ楽しくなっちゃってね~。」
きらら「ところで、ギャルって悪いイメージがあるってお母さんが言っていたけど…。」
せいこ「大丈夫だって!!あたしのグループは時にはボランティア活動もしているし、迷子の子供も救ったからあたし達のギャル達は皆、良い人達だよ」
チック「だからメイクは濃いし、衣装も大雑把なのね」
せいこ「なんか言ったか…!?」
せいこは笑顔を向きながら怒りを現した。
タック「そもそも、何でギャルなんて始めたんだよ、カッコ悪いだろ」
せいこ「あんたもなんか言ったか…?」
タックの頭を鷲掴みしながらせいこは再び笑顔を向きながら怒った。
せいこ「ねぇ、二人ともあたしの事馬鹿にすんじゃねぇよ…。」
笑顔で怒りを現したはずのせいこは本気の表情の怒りに変わった。
チック「ご、ごめんなさい〜。」
タック「もう何も言わないので許してください~。」
せいこ「次、あたしに何か言ったら本気で家に追い出すからね…。」
きらら「あっ!!私の住んでいる公園にギャルフェスって言うのが今、期間限定で開催しているから行こうよ~!!せいこちゃんも行く?」
せいこ「あっ、それは流石に行くわ。色んなギャルにマジ会いてぇな~!!」
きらら「ギャルフェスに出発だ〜!!」
きらら、せいこ、チック、タックは公園で開催しているギャルフェスに向かった。
ギャルフェスには沢山のギャルが色んな所にいた。
せいこ「うわぁ~!!本当にマジのギャルがいっぱいじゃん!!パネェくらい最高!!」
きらら「私、生でギャルを見るの初めて!!ポップな感じがまた映えるね!!」
ギャル「じゃあ皆、プリ撮るわよ~!!」
ギャル達「せーのっ、ピピピース☆」
ギャル達はギャルピースをしながら写真を撮った。
せいこ「きらら、あたし達も写真撮らない?」
きらら「撮る撮る!!」
せいこ「じゃ、行くよ~!!」
チック、タック「せーのっ!!」
きらら、せいこ、チック、タック「ピピピース☆」
せいこはスマホで自撮りをしながらきらら、チック、タックと一緒に写真を撮った。
せいこ「おっ、良い感じに撮れてるじゃん!!チョベリグッ!!」
きらら「後で写真現像してくるね!!」
すると…。
\ガシャーンッ!!/
きらら「…!?」
せいこ「何の音だ!?」
ベテランのギャル「お前ら…。憎しみを味わえっ!!くそっ、お前らがあたいのせっかく考えたパラパラダンスのステージを壊したせいで…!!憎しみを仕返してやるーっ!!」
パラパラダンスを踊るはずだったはずが暴走族に邪魔されて怒っていたベテランのギャルだった。
せいこ「まさかまたあの怪人が現れるんか…!?チョベリバ」
バーグ・タイマー「そのとおりだな!!」
せいこ「!?」
きらら「…っ!!あなたは…!?昨日の…!?」
バーグ・タイマー「そうさ!!俺様がこのギャル達をニクシーミに変えに来たのさ!!」
きらら「またあなたね…!!沢山の暴走族とギャル達を操ったのは…!!」
バーグ・タイマー「ふんっ、この小娘が…。とりあえず…!!憎しみから生まれた力よ、今ここに!出でよ、ニクシーミーッ!!」
ニクシーミ「ニクシーミーッ!!」
バーグは魔法陣を生成すると同時にベテランのギャルと暴走族をニクシーミに変えたのだ!!
沢山のギャル「なんなのあのちょづいてる物体、とりま逃げるわよ~!!」
ギャル達は悲鳴をあげながらニクシーミ達の場所から避難した。
せいこ「ギャル達、バビっているわ…。」
きらら「ギャルと暴走族を操って憎しみの時間で乱すとは…!!そんなの許さないわ!!」
きららはパラレルミスティクロックと パラレルミスティペンダントを構えて変身の準備をした。
きらら「プリペルパラレル・クロックライズ!!」
きららはハートの光に包まれながらミルキーへと変身した。
ミルキー「令和を超えるゆめかわいさ!ハートジェネレーション、ミルキー!」
バーグ・タイマー「おのれ…!!現れたか、タイム戦士っ!!」
ミルキー「いくら、ギャルや暴走族が悪い人だと言ってもニクシーミに変えるのはやめてっ!!」
ミルキーはパラレルミスティエールをバーグに向けてビームを放った。
バーグ・タイマー「うるせぇっ!!悪いヤツは悪いヤツ!!俺等が味わった憎しみを復讐してやる!」
ミルキー「きゃあっ!!」
ミルキーはバーグの攻撃でダメージを受けた。
せいこ「ミルキー…!!大丈夫か!?」
チック「これはまた強いニクシーミが出てくるなんで…。」
タック「なんて忌々しい怪人なんだ…。」
バーグ・タイマー「ふんっ、俺様に言ったって何も変わらないのさ。さぁ、乱し始めた時間を思い知らすのだっ!!」
せいこ「…っ!!そんなのマジチョベリバだわ…。」
ミルキー「せいこちゃん…!?」
チック「いきなり立ち向かうって言うの…!?」
タック「本気なのか…?」
せいこ「うるせぇ…!!お前等に関わる必要はねぇ…。ギャルはわりぃ奴らは多数いる…。けど、良い奴らだっているんだよっ!!」
バーグ・タイマー「ええいっ!!ギャルのお前には言いたくねぇっ!!」
バーグは手をバズーカ砲に変形してせいこに向けて弾丸を撃った。
せいこ「…!!」
せいこは奇跡的に回避をした。
せいこ「あたし、きららと一緒に戦いたい…!!この乱された時間をチョベリグするために…!!あたしは変わるっ!!」
ピカーン✨
すると、せいこの周りに沢山の青と黄色の星が降り注いだ。
チック「えっ…。あの娘ギャルが変身するなんて…!!」
タック「見たこともない…!!」
せいこ「ここはどこだ?」
せいこはきららがパラレルミスティクロックとパラレルミスティペンダントを託した時と同じ白い光の中にいた。
チック「なんと、なんと!!娘ギャルまで…っ!!違う!!せいこまでがタイム戦士に選ばれし物になるとは!!」
タック「君にはパラレルミス ティクロックとパラレルミスティペンダントを与える!!」
せいこ「うわぁ~。きららが持っているの と同じだ!しかも色違いの水色とはすごい なぁ!!」
チック「さぁこれを構えてプリペ…ぬおっ…!!」
チックは説明しようとするがせいこの手で口封じされた。
せいこ「パネェくらい…。変身行くよっ!! 」
せいこはパラレルミスティクロックを構えた。
せいこ「プリペルパラレル・クロックライズ!!」
せいこの服は水色を基調としたパンツスタイルのシルエットに変わった。腕に付けているパラレルミスティクロックのフタを開 け、首にさげているパラレルミスティペンダントにかざした。
すると、パラレルミスティクロックの時計の針がチクタクと鳴らしながらぐるぐる回った。
縛っていた髪の毛が解けて、瞼に紅色のアイシャドウからビビッドピンクのアイシャ ドウになり、目の前に数多の流れ星が横切ると彼女の目は星の映ったコバルトブルー に変わり薄茶髪の髪色もビビッドブルーに 変わり、腰辺りぐらいの長さに伸び、その場で頭にビビッドカラーの星が降り注いでビビッドピンクのメッシュの入ったアホ毛が現れると同時にポニーテールに縛られた。すると流れ星が彼女の前に降ってきて手に取り、頭に乗せると流れ星型の飾りと黄色のリボンが現れた。
彼女はもう一度、クロックにペンダントをかざすと再び星が舞い、手で右片足触れる と片方の水色と青のボーダー柄の靴下が現 れると両足に濃い青のルーズソックスとピンクの星の柄の入った水色の靴が現れ、左腕に輪が現れるとノースリーブの腕輪風の水色の袖ともう片方の右腕に触れると水色 の長袖が現れ、ピンクの入ったグローブ、服もパンツスタイルのシルエットだったのが、白い服にスカイブルーの上着に変わり、胸元に長いリボンが結びつき、黄色のブローチのついた濃い青に変わり、パステルブルーのフリルのついたドレスにパンツスタイルの水色の半ズボンが現れた。更に、長いリボンの薄い赤と白のリボンが左太ももの足に結びついて、十字型になった。
更にペンダントをかざして時計の針を回すと、流れ星が再び現れ、右頬に黄色の星のペイントチークが現れた。彼女は勢いよく下に降りた。
流れ星に乗って足音をたてながら着地すると、ギャルピースをしながら、ウィンクした。彼女は変身後名乗りゼリフを言った。
コメット「平成を超える萌えラブ注入!スタージェネレーション、コメット!」
彼女の名はコメット。コメットは変身後名乗りゼリフを言った後、沢山の星が降り注いでポップな雰囲気に飾った。
ミルキー「まさか…。せいこちゃんが変身するとは…!!」
コメット「すごいなぁ!!オシャレすぎてチョベリグだね!!」
タック「何かナウい雰囲気になったような…。」
バーグ・タイマー「くそっ…。また新たなタイム戦士が誕生したとは…!えぇいっ、こうなったら突撃だ、ニクシーミッ!!」
ニクシーミ「ニクシーミ〜!!」
ニクシーミはコメットに向かって突撃してきた。
コメット「よっと!やぁーっ!!」
ニクシーミ「…!?ニクシーミーッ!!」
だが、しかしコメットはニクシーミの攻撃を避けてパンチした。
バーグ・タイマー「なんでだ、なんでこんなに強いのだ…!?」
コメット「あたしはギャルだ。あの怪人が強いって言って深くナメんなよ?」
バーグ・タイマー「くぅっ…。あの小賢しい娘ギャルめ…。」
コメット「ミルキーがいたから、今のあたしがいる。2人でニクシーミを倒してチョベリグな世界にしてやる!!」
ミルキー「コメット…。」
バーグ・タイマー「まるで演技しているかの様に物語って…。」
コメット「これで終盤かな…?パラレルミスティエールッ!」
ミルキー「えぇ…!?コメットが一発でパラレルミスティエールを出した…!?」
どうパラレルミスティエールを出現する か分からなかったミルキーは一発で出現させ たコメットを見てびっくりした表情で言った。
コメット「ビビッとお届け!プリペル・パラレルポッピンスターリィ!!」
コメットは数多の星と共にニクシーミに必殺技を放った。
ニクシーミ「トキハスギタ…。」
沢山のニクシーミ達はコメットの技により浄化され、ギャル達と暴走族の姿に戻った。
ギャル達と暴走族達は目を覚ますと、目の前にせいこが立っていた。
ベテランのギャル「くっ…。あたい達は一体、何をしていたんだって、あーっ!!そういえば、せっかく考えて作ったステージが…。あぁ…。」
せいこ「大丈夫だよ。あたし達も強力してステージ直そうよ。また皆で楽しいパラパラダンス踊ろうよっ!」
ベテランのギャル「あんた、超チョベリグじゃん!!」
きらら達はベテランのギャル、暴走族達と一緒にステージを直しに取りかかった。
数時間後…。
せいこ「やっと直せたよーっ!」
きらら「これで、ギャルや暴走族達の人達も盛り上がるねっ!!」
チック「ただ、暴走族達が調子こかなきゃ良いけどね…。」
チックは苦笑いしながら言った。
せいこ「まっ、でもあたし達、パネェくらい最高じゃん! 」
せいこのセリフできらら、チック、タックは笑っていた。
あかね(わたすもいつかきらら達みたいなタイム戦士になりたいべなぁ…。)
第3話につづく
コメント
2件
ありがとうございます…!!✨パネェ雰囲気に誕生しようかなと思い、第2話は2人目のタイム戦士、コメット初変身回にしました!!✨
コメット(せいこ)ちゃん可愛ええ...パネェくらい可愛いです