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ーーーアレンとチェイスが戦う前にこの錬金術師と標本家は…バチバチに戦っていた
特にソフィア
それもそのはず、この錬金術師。
頭にカチンときたら、いつも以上に火力が違う
ソフィア「あんた、誰かと来たの?」
メリンダ「えぇ、他に漁師と狩人がいるわ。」
はい?
他の二人の方が断然マシじゃない?
ソフィア「じゃあ、何で私が虫なのよ!」
メリンダ「ウフフ、そんな声を荒げなくてもいいじゃない、楽しみましょ。」
イライラがどんどん溜まっていく気がする。
ソフィア「だって男が二人もいるのよ、私はそんなに虫が好きじゃ無いの。分かる?この気持ち。」
メリンダ「ウフフフフ、分からないけど、面白いのは分かるわ。」
イラッッッッ!
何なのこいつ。
気づけば天を仰いでいた。
もう…無駄な殺傷は良く無いってアーサー君が言ってたけど…アーサー君ごめんね。多分、絶対無理!
そのかわり、火力は少し抑えてあげるわ。
メリンダ「ウフ、所で貴方、貴方が一番好きな虫は?」
ソフィア「え?!一番好きな虫ねぇ、まぁ、強いて言うなら、百足…とか?。」
メリンダ「ウフフ、私達、意外にも気が合うかも。」
ソフィア「じゃあ、嘘で。」
一緒なのは本当に勘弁。
メリンダ「ウフ、そんなに期待しなくていいから、最後に取っておいてあげる。」
要らないよ。
これ程までに貰って嬉しく無いものはないわ。
ソフィア「要らなすぎる…本当。」
思わず口に出てたわ。
メリンダ「ウフフ、そんなに期待されると、使うのが楽しみになっちゃう。」
勝手に期待していいですよ。
メリンダ「ウフ、貴方、私のこと楽しませてね。勿論、貴方も。」
勝手に楽しんでほしい…私の分まで、ねぇ、本当。
って、誰に向かって言っているのかしら、私。
メリンダ「ウフフ、じゃあ早速。『振り上げるは甲の角』。」
すると、額縁が出てきた。
虫が展示されている場所であろう場所から、甲虫の角が大きく振り上げて、出てきた。
甲虫の角だけだったらまだいいけど…とりあえず避けるか。
よっ、と。
それにしてもデカくない?
ツノだけで私の身長を軽く超えるんですけど。
メリンダ「ウフ、立派でしょう、この甲虫。」
ソフィア「そうね、そうだと思うわ。」
こいつ一人で楽しんで…良かったわね、本当。
メリンダ「ウフフ、冷たいのね。」
ソフィア「さっきからそうじゃない。」
メリンダ「ウフフフ、それもそうね。」
何か…ちょっと…嫌。
メリンダ「ウフフ、『挟み込む対の角』。」
また額縁が。
今度は鍬形の角?
避けて様子を見ますか。
メリンダ「ウフ、まだマシでしょう?」
ソフィア「何がよ?」
メリンダ「虫の種類よ。」
ソフィア「まだ、まぁ…うん。」
メリンダ「ウフフ、そう。もっと出してあげるわ。」
ソフィア「結構、遠慮しておくわ、大ッ嫌いだし。」
メリンダ「ウフ、悲しいわ。」