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Nera🍀︎❄🐈⬛
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md side――――――――――
床が光続ける。
どうやら最終実験には少し時間がかかるようだ。
レウは少しだけ目を伏せる。
「……ごめん」
小さな声。
「最初から、こっちだった」
空気が凍る。
「ふざけんな!!」
きょーさんが飛び出す。
拳を振り上げる。
だが
視界が歪んだ。
床が消える。
壁がねじれる。
「っ!?」
幻覚。
体勢を崩したきょーさんが転がる。
レウが静かに言う。
「……来ると思った」
その声に感情はほとんどなかった。
「なんでだよ」
コンタミが震える声で言う。
「なんで俺らなんだよ」
そしてレウはゆっくり答えた。
「……選ばれたから」
「俺だけが」
全員が固まる。
白衣の男が口を開く。
「被験体004は優秀だった」
「従順で、冷静で、判断力がある」
「協力者として最適だった」
「その代わり──」
レウが続ける。
「生かすって、言われた」
息が詰まる。
「……それで」
俺が言う。
「俺たちを売ったのか」
レウは答えない。
その沈黙が答えだった。
きょーさんが立ち上がる。
目が怒りで震えている。
「ぶっ殺す」
今度こそ本気だった。
だが白衣の男が手を上げる。
「その必要はない」
床が光る。
中央に五つの円が現れる。
機械音声が響く。
『最終実験を開始します』
嫌な予感が現実になる。
『生存条件を確認』
『被験体五名のうち──』
『最後の一名のみ、生存可能』
誰も呼吸を忘れた。
「……え?」
俺が呟く。
『他四名は排除対象となります』
コンタミが後ずさる。
「嘘だろ……」
きょーさんが歯を食いしばる。
「ふざけんなよ!!」
白衣の男は淡々と言う。
「これは選別だ」
「最も完成された個体を残す」
らっだぁが前に出る。
「……じゃあ」
「レウも対象なんだな」
らっだぁの声は低かった。
レウの目が初めて揺れた。
男は答える。
「当然だ」
「協力者も被験体に過ぎない」
その一言でレウの顔色が変わる。
「……違う」
小さく言う。
「俺は、生き残るって──」
「口約束だ」
男は切り捨てるように言った。
「君の役目は終わった」
空気が凍る。
レウが初めて感情を見せた。
絶望だった。
「……そんな」
俺たちは動けなかった。
怒りも、悲しみも追いつかない。
その時機械音声が再び響く。
『実験開始まで』
『10』
床が赤く染まる。
『9』
きょーさんが拳を握る。
『8』
コンタミが息を呑む。
『7』
レウが震えている。
『6』
らっだぁが前を見る。
『5』
俺も構える。
『4』
もう戻れない。
『3』
誰か一人しか、生き残れない。
『2』
でも──
『1』
俺たちは
まだ諦めていなかった。
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