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※この作品は実在されている方を
登場人物とした
nmmn作品になってます。
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口調がおかしかったり一人称ぐだぐだに
なったりするところもあるのでなんでも
許せる方向けです
本作は実在する人物、
団体様に一切関係ありません。
甲斐田side
2回目のセリフ合わせ当日。
俺はこの前よりも幾らか落ち着いていた。
甲「おはようございます。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎よろしくお願いします。」
今日はずっと僕とアニキとの
2人のシーンだから、
僕たち以外の声優さんは居ない。
不「おはよう。」
アニキはいつもみたいに挨拶は
返してくれるけど、
目の奥は全く笑ってないし、
いつもだったら
そのまま少し雑談とかするんだけど、
今日は話しかけてくれずに
スマホに目を落としてしまった。
いつもは楽しいはずの
2人の楽屋も今日は気まずい。
コンコンッ
挨拶以降特に会話もなかった楽屋に、
ドアを叩く音が響いた。
〇「甲斐田、居る?」
甲「え!〇〇!なんで居んの!?」
〇「たまたま現場が一緒で、
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎マネージャーが甲斐田居るよって
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎言ってたから 来た。」
甲「居るなら言っといてよ〜!
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎も一嬉しいなぁ!」
〇〇は事務所に入った時期が同じくらいの、
1番仲のいい同期だ。
面倒見が良くて俺もめっちゃ甘えちゃってる。
ココで会えるなんて思ってなかったわ⋯
不「ねぇ、ドア開けっぱ寒いんだけど。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎あともう本番だけど
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎甲斐田は練習しなくていいの?
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎お前懲りてないの?」
朝からまともに誰とも話してなかったから、
会話ができた事が嬉しくてつい興奮して
大きな声で話してしまってたから、
アニキに注意されてしまった。
甲「ごめんなさい。ほな〇〇またな、
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎今度飯行こうな。」
〇「うん、行こう。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎⋯甲斐田、無理はすんなよ。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎じゃあ、また!」
そういって、〇〇は僕を少しだけギュッて
抱きしめてくれて後を去った。
ヤバい、泣きそう。
不「なぁ、アレ誰?」
涙が零れそうなのを我慢して
心を落ち着かせてた時、
アニキが聞いてきた。
甲「あ、俺の同期で、
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎1番仲良い友達みたいな⋯」
なんかイライラしてて怖い。
こんなアニキ知らない。
不「あっそ、もう始まるから行こう。」
甲「ハイ。」
気づいたらもう
始まる10分近く前になっていた。
なんか今日の雰囲気、
どうしてもいつもみたいに
言葉を崩して話すことが出来ない。
ブースに入るとアニキも集中モードに入って、
イライラした雰囲気も無くなった。
僕も一生懸命台本を確認する。
監「甲斐田くん!」
甲「うわぁっ!監督!おはようございます。」
台本を読むことに集中しすぎて、
監督が近づいて来てたことに
気づいてなかった。
不意に名前を呼ばれて僕は驚く。
監「おはよ、そんな驚く?笑
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎えらい集中してたね。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎今日は大丈夫そう?」
甲「大丈夫な気がします。」
監「ん、頼もしい。」
監督に宣言しちゃったからには
成功させなきゃならない。
でもなんだろう⋯ 今日はできる気がする。
確信なんて無いんだけどな。
監「よし、じゃあユキとアオの絡みから。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎始めまーす。」
甲「よろしくお願いします。」
不「お願いします。」
今日はいきなりエッチ前の場面から。
しかも僕は突っ込まれてるから
ほとんど喘いでるだけ。
でもココは僕がずっと練習してきた所だから
大丈夫。
アニキが僕の事を少しでも見直してくれて、
またいつもみたいに話せるようになれれば
いいな⋯
不「ユキ、隠さないで全部見せて?」
甲「いや、アオくんッ、恥ずかし、」
不「かわいい、」
甲「いや、ダメッ、無理だって⋯⋯」
大丈夫、出来てる。序盤は順調だ。
そして、いよいよ挿入の場面。
不「ユキッ、もう我慢出来ない⋯挿れていい?
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎挿れるよ?」
甲「アオく、来てッ、!」
不「おまえ、そんな煽んなッ」
甲「お、きもち、ンッ、」
不「ハルの奥、めっちゃ締まってる。」
ちゃんと練習してても声が加わるだけで
こんなにも違うのか。
なんか本当に触れあってるみたいに、
アニキが言葉で責めてくる部分が
ジンジン熱く感じる。
不「ユキ、気持ち?」
甲「アッ、気持ち、い、」
不「あーマジで可愛い。」
台本通り進んで、いよいよクライマックス。
今回は、なんとかアニキに
縋り付きながらついていけてる。
不「アレ?もうイきそう?」
甲「イっちゃぁっ、う、ッ、」
不「じゃあ可愛くオネダリしてみて。」
甲「⋯へ?」
不「出来ないの?」
出来ないのも何も
こんなの台本に全く書いてない。
アニキのアドリブだ。
ここで対応できなかったら
また皆に迷惑かけちゃう。
今の僕がユキの状況だったら、
きっとこう言うだろうな。
甲「アオくんの、奥までいっぱいにしてッ!」不「ッ⋯⋯後悔すんなよ?」
なんかアニキが 少し詰まった
感じがしたけど、
なんとか上手くいった。
急なアドリブにも対応出来て、
その後のフィニッシュまで途切れることなく
1発OKを貰えた。
監「甲斐田くん甲斐田くん!
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎どうしたの?!凄いよ!!」
甲「えへへ、色々研究して頑張りました。」
監「あ、さては恋人が出来たとか⋯?」
甲「アハハッ!ないない!笑」