意識があると感じたのは朝
時刻は7時と時計が示していた
隣には誰もいない
今までの記憶が何故か少しづつしか思い出せない
なにやったっけな
だめだ、何もかもが忘れたような感覚だ
目を覚ますため、記憶を取り戻すために布団から出る
ん、どこだ、この部屋
自分の家であるかどうかも、この部屋がなんの部屋なのかどうかも分からない
もういいや、またどうせ記憶は戻るだろうし二度寝しよう
そう思い先程までいた所に戻ろうとする
そうしたら何かが背中に抱きついてる、そんな感覚があった
『ん、だれ、ですか、』
「上司の般若だよ、般若」
『般若、さん、?えぇ!般若さん!?』
記憶が少し戻ってきた
まだ曖昧な所はあるが
確か般若さんに意識を飛ばされて
うぅ、頭が痛い
「頭、いたいと?」
『…はい、少し、』
「それ、少しじゃないばい
今日は休みな」
なんだろ、なにか忘れているような
どうしても、なにをしても記憶はない
『ごめんなさい、記憶が曖昧で、寝かせて頂きます』
「これ、飲みな」
出されたのはカフェラテ
『い、いんですか、?』
「いいから出してると」
なぜか今日の彼は方言で話すことが多い気がする
普段あまり博多弁ではなく通常通りの話し方なのに
考える事に頭に強い衝撃がくる
今日はこのカフェラテを飲んでそのまま寝ようかな
そう思い 出してもらったカフェラテを飲む
これを飲むと一気に睡魔が襲ってきた
「大丈夫?眠い?頭痛い?」
『ねむ、くて』
「そっかそっか、もう寝ちゃいな」
なにか彼の言葉に違和感を感じる
どうしても考えたいのに頭痛と睡魔が考えさせてくれない
『うぅ、ごめんなさい、』
とだけ言わせてもらい 彼が案内してくれた布団に入る
寝そうな時、何故か寝れなかった
少し目を瞑っていれば寝れるだろうと思い
目を瞑り間もない時
「あぁ、〇〇、寝顔もあいらしか」
え?
私は彼に何をした
何も記憶にないしされた感覚もない
「あんなに昨日な無防備で寝てたのに
あ、そっか、記憶ないって言いよったばいね
大丈夫だよ、カメラにはちゃんと写ってるけん」
頭の中が混乱する
これは夢?
そう思ってしまいたい
あぁもう、考えたいのに頭がどんどん酷くなる
「頭、痛いとよね、それ俺が頭痛くなる薬入れてたから、眠いのもさっきのカフェラテに入れてた」
私はここで寝ていると勘違いされているのだろう
私が頭の中で考えたこと全てに返信をしてくれる
「今日も沢山愛させてね?〇〇
いつでもどこでも愛してるから」
怖い、何をされるのか
「でも、まだいいとよね
寝たばっかりだし、もっとゆっくりしたいと?
まぁ、何も返ってこないのは分かっとうよ」
独り言のはずが私と話しているようにも思えてきた
やはりこれは夢なのか?
『はんにゃ、さ、ん、』
な、んで
私、声出そうとした?
「はは、夢の中でも俺の事考えてんの?
…あぁ、もしかして起きてたりすると?」
『…』
「どうなの?〇〇」
今ここで声を出してはいけない
自然と寝ている雰囲気を…
『はんにゃさ、ん』
「…なんで泣いてると?」
え、私今泣いてるの?
脳でも考えられなくて自分の身体に何が起こっているかも分からない
「ほら、起きてるんでしょ?
…ねぇ、どうしたと?そんな急に抱きついてきちゃってさ」
『……で』
「ん?」
『離れ…ないで』
「ふっ、なんか今日の〇〇変だよ」
なぜだろう、今は誰かに抱きついていたい
『捨て…ないで…くださいッ』
何を考えているんだ、私は
「…捨てる?誰を?」
『私を…般若さんから…捨てないで…ください』
「俺が居なきゃ生きてけない?」
『生きていけない…だから捨てー』
「怖い夢でも見た?」
私の言葉をさえぎるように彼は言った
『ちがッ般若さんは…私の事……』
「〇〇の事が何?好きだからこうやって監禁してるとよ?嫌いな奴を監禁すると思うと?」
『般若さんッ』
「ねぇ、〇〇、どれだけ言ったら分かると?
もういいよ、分からせてあげるよ、どれだけ〇〇の事が好きか」
『やッやめッ』
彼は私の言葉に聞く耳も持たない
腕を引っ張られどこかの部屋に連れてかれた
私もまだここの部屋に来て1日もいない
ここがあそこの部屋で、なんて分かりやしない
『や”ぁッ♡はん”に”ゃさッ』
「ぐっはぁ、ねぇ、さっきまで自分が何考えてたか言ってごらん?」
『ぁ”“ッぃ♡』
「答えられないの?ねぇ、聞いてんだけど」
『ぁ”あッつよ”くしな”いれッ♡ッッむ”ひッしん”じ”ゃう”ッ』
「聞いてるんだって、わかんない?
俺のも入れて電マも入れてんのに」
『ほん”とに”ぃッ♡し”ん”じゃッ”“〜♡♡』
「まだ俺のも電マも半分ぐらいしが入ってないよ?どうすんの?」
『や”らッや”“らッ!〜♡♡ぜん”ぶい”れ”られた”くな”いッぁ”ぅッ〜♡♡』
「ふぅ、これで俺がどれだけ大切にしてるか分かった?」
『っ、』
「そんな必死に声を出すの我慢しなくても
いいや、よく頑張ったね でも俺がどれだけ〇〇のこと大切似してるぐらいは分かったでしょ?まだ分からないならずっと続けるけど」
『ぁ”ぃッ”やッぬ”かな”い”れくだ”さぃ”ッ♡♡
お”へ”がぁ”い”しま”すッ〜♡♡』
「じゃあどうしろっての?
このままだと〇〇は壊れちゃって、でも抜かないで欲しい」
『ぎ”ゅって”ぇッし”てほ”ひ”いのッ♡♡』
気力が睡魔に襲われてるので多分3話目初めからゃっちゃってますね
なんか終わり方めっちゃ雑じゃね?また3話で会いましょう!
コメント
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最推しがドSを発揮してらっしゃる。神だわ。