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ぼんじゅうる「お〜いおんりー?」
「寝坊だよ〜〜〜」
おんりー「ムニャ?」
「ぎゃああああ!マジだ!!!」
ぼんおん「急げええええええええ!!!」
〜結局遅刻した〜
ぼんじゅうる「おんりーのせいで怒られたじゃん…」
おんりー「ごめんて」
「あ、今日あそこの道通らないで。」
ぼんじゅうる「?なんでよ」
おんりー「危ないから」
ぼんじゅうる「いっつも通ってるのに?」
おんりー「今日は工事中だから、危ないんだよ」
ぼんじゅうる「あ、そうだっけ。じゃあ今日は遠回りかな」
おんりー(え、あっちの道初めてのルート!助けられるかも)
ぼんじゅうる「…なぁおんりー」
おんりー「ん?」
ぼんじゅうる「変なこと、聞いてもいい?」
おんりー「別にいいけど」
ぼんじゅうる「あのさ…」
おんりー「え?」
「……..」 . . . . . . . . .
ぼんじゅうる「俺、本当は今日死ぬんだって、おんりーのスマホでメモってるの見ちゃったんだ。」
「勝手にスマホ見てごめんね」
おんりー「そう、なんだ…そうだよ。始め、ぼんさんがあの道を通って俺の上に落ちてきた鉄パイプから庇って死んだ。
2回目、後ろから来た通り魔に刺されて死んだ。三回目、逃げたら事故に巻き込まれて死んだ。四回目…、」
ぼんじゅうる「…大変だったんだね。ごめん…」
「…なあおんりー。」
おんりー「ん?」
ぼんじゅうる「俺のこと、放っておいていいよ。」
おんりー「え?」
ぼんじゅうる「俺、どうせ死ぬんでしょ?そんなおんりーだけ大変な思いしてるのは俺が嫌だ」
「それに、おんりーに、借りはいくらでもあるし、借りたものは返さないとね。」
ぼんじゅうる「!?!?!?」
おんりー「嫌なのはぼんさんが死ぬ方!!!皆思ってる!!!だから、助けたいんだ、唯一タイムリープできる俺が!!!」
ぼんじゅうる「…そっか。」
ガラララッ!!!
瓦礫が降ってきた。
おんりー「やば…」
おんりーの上に降ってきたのだ。
ドンッ
おんりー「ぼんさん!?話聞いてた!?ぼんさん死んじゃうんだよ___」
ぼんじゅうる「知るかよ、俺よりおんりーんほうが大事だ」
「それに、おんりーがタイムリープできるから一緒でしょw」
おんりー「…っはは」
「おっけー。じゃあ、」
ぼんじゅうる「はっ、カッコつけやがって」
ガシャーン!!!
キイイイン…
おんりー「ぼんさん、待っててね。絶対助けるから」