テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは。お久しぶりです。なんとエージェントの総いいね数が500を超えていました。本当にありがとうございます。これからも皆様に読んでいただけるようなノベルを書いていけたらと思うので、これからも是非よろしくお願いします。ということで長いかもしれませんが、どうぞ楽しんで頂けたら嬉しいです。本編へどうぞ。
僕の名前は007n7。普通じゃないかもしれないけど…エージェントだよ。僕の今日の担当は書類制作。今日の仕事の成果とか、色んなものをまとめて資料に書き込むんだ。任務が終わってからはや数時間経ってるんだけど…ずっと暗い自室でパソコンと向き合ったままです。報告書に指示書、契約書……まだまだ書かなければならないものばかりあって…はぁ…
🍔「……あ…コーヒー冷めてる…」
目を覚まそうと入れたコーヒーがもう冷めてしまっていた。感覚では今さっき入れた気がしたんですけどね…と画面の右下の時計を確認する。もう日が変わってしまい、深夜に入っている。
🍔(明日は休みだから良かったけど、このままいったら明日の朝までには絶対終わらないな…どうしよう…)
とりあえず、何もしなくては進まない。仕方がないので書類制作に集中する。壁にも掛けている時計の秒針とタイピング音が部屋に響き渡る。ただただ無心で画面とにらめっこする。…他のみんなはどんなふうに書いているのでしょうか。…今何してるんでしょうか。流石に寝てますかね…と色々な事を考えると、何だか悲しくなってきた。一応報告書は終わりましたが、それ以外は全く進みません。しばらく空白な何を入れるか思考を回していると、お腹が鳴ってしまった。夜ご飯…ちゃんと食べたんですけどね…でも、こんな時間に何かを食べるのは良くないですし…と思い無視をしてたのですが…それから数分で集中できなくなっちゃいました。腹がすいては戦はできぬ。でしたっけ?本当にそんな感じになりました。
🍔(このままじゃ本当にダメになっちゃいますね…何か軽く食べられるもの、お菓子とかないですかね…キッチン…探してみますか。)
そう思い立ち空白だらけのパソコンの画面を置いて、ドアノブに手をかけ部屋を出る。そっと廊下を覗くと、いつもより暗いが、月明かりに照らされて少し道が見える。周りを起こさないようにそっと歩き、キッチンへ向かう。途中、椅子に小指をぶつけました。普通に目が覚めましたし、とても痛かったです。けど、何とか声や音を立てずにキッチンへ来られました。真上につけられている小さな電気をつけると、急に明るくなり思わず目を細めてしまう。
🍔(この箱に色々入ってた気がするんですけど…何かありますかね…)
棚に入っていた箱を取り出し、中を漁った。クッキーやチョコなどのお菓子やレトルト食品が入っていて、思っていたより中に沢山入っていた。しばらく今の気分に合いそうな物を探していると、ラーメンの袋と目が合いました。うわぁ…ラーメン食べたいなぁ……けど…絶対身体に悪いですし、明日の胃がヤバくなりそうだなぁ…と思い、すぐに目を逸らしまた漁り始める。すると、後ろから物音が聞こえた。鳥肌が立ち、恐る恐る後ろを振り返ると、眠そうなBuildermanが暗闇から現れた。
🔧「お前、こんな時間に何してんだ?」
🍔「お…お化けかと思いました…起こしちゃいましたか?すみません…」
🔧「…お化けってお前……まぁ……いいや。お前が廊下歩いてたとこから気づいてたぞ。…で、何してんだ。」
そんな早くから気づかれていたんですか…流石Buildermanですね…
🍔「えっと…書類作ってたら小腹が空いて…集中できなくなったから何か食べようと思って…」
🔧「…そうか。」
静かな時間が起き、気まずくなってしまう。でも、とりあえずなにか食べようと思い、もう一度箱に手を入れると、またラーメンに当たる。そこで、いい考えが出てきた。
🍔「Builderman、お腹すいてませんか?」
🔧「…まぁ…少しだけなら。」
🍔「なら、これ一緒に食べませんか!?とゆうか食べてください!!」
🔧「おぉ…落ち着け。それ何だ?…ラーメン?…」
🍔「そうです!流石に1人は色々無理かもしれないですけど、2人ならと思って…どうですか?」
🔧「この時間にラーメンか…すげぇなお前…」
🍔「こんな時間にこんなの見たら食べたくなるでしょう?」
🔧「…まぁ、そうだな。うーん…」
…ダメですかね…いつも優しいBuildermanも流石にこんなお願いを聞いてくれませんかね…
🔧「まぁ…1袋の半分なら食ってやらないことはない。」
🍔「え!!本当ですか?!」
🔧「ああ、いいぞ。だから落ち着け。あいつら、多分寝てるしな。」
🍔「す、すみません…」
ゆっくりとBuildermanが隣にやって来る。僕の手から袋を受け取ると、裏面の作り方じっくりを見始める。
🔧「何となく作り方はわかった。じゃあ、作るか。」
🍔「はい。トッピングとかいりますか?」
🔧「俺は大丈夫だ。お前が乗せたかったら乗せてくれ。」
それからはかなりテキパキ行動できました。二人で分担して、協力する。欲しいものも言わなくても取ってくれて、凄く早かったです。何年間か仕事を一緒にしてるからですかね…と後は麺を茹でるだけというところで後ろから物音がした。Buildermanも聞こえたようで、僕より先にバッと後ろを振り向いた。僕もそのあとを追うと、暗闇からGuestさんとその後ろに隠れたChanceさんが出てきました。
🍔「2人とも、起こしちゃいましたか?」
🪖「いや…あぁ…今さっきこいつに起こされた。”キッチンから変な音がしてる”ってな。」
🎰「誰だってこんな時間に変な音がしたら怖いだろ!…お前ら、何してんだ?」
🔧「どうせお前らも来ると思った。ただラーメン作ってただけだ。」
🪖「俺は来たくて来た訳じゃない。とゆうか、こんな時間にラーメンって…すげぇな。」
🎰「ラーメン?!オレも食いたいんだが!オレらの分はないか?」
🍔「1袋で作ってるので4当分したら食べれますよ。」
🔧「1人分結構少なくなるけどな。」
🪖「なんで俺も食う前提になってんだよ。」
🎰「全然いいぞ!食べられるなら!お前ももちろん食うだろ?Guest。ならいいじゃんか。」
🪖「…もう勝手にしろ…」
🎰「じゃあ大将。ラーメン4人分頼む!」
🍔「はい!任せてください!」
🔧「後麺茹でるだけだけどな…」
やっとできたラーメンは思っていたよりは少なくなっているが、とても美味しそうにできた。
🍔🔧🪖🎰「いただきます!」
しばらく色々な話をしながら食べていくと、そこからすぐに食べ終わってしまった。お腹もしっかり満たされましたし、書類もやっとまともに作れそうですね…でも、少し眠いです…またコーヒーが入りますかね…
🔧「そういえば007n7、書類って言ってたが、報告書は終わってるのか?」
🍔「…はい。何とか終わりましたけど、それ以外は全くです…明日までに絶対間に合いません…」
🎰「報告書はまだしも、他のは別に締切まだまだなんだから明日までに終わらせる必要ないだろ?」
🪖「あぁ。そんなに焦る必要はないだろう。俺もコイツの言う通りだと思うぞ。」
🍔「え…でも…」
🔧「俺もその意見に賛成だ。ま、そうゆう事だ。今日はもう寝ろよ。お前ら、皿持ってこい。洗ってやる。」
🎰「マジで!おねしゃす!」
🍔「……あの…Builderman…」
🔧「…007n7。これは上司命令だ。今日は寝ろ。」
🍔「…分かりました…」
🪖「俺の皿も頼む。007n7、皿よこせ。」
🍔「はい…」
皿を全部洗い終わったあと、皆で部屋の前まで行き、軽く挨拶を交わして戻りました。電源をつけたまま行ったはずのパソコンはもう画面が消えていて、明るかった画面は真っ黒になっていました。
🍔「皆に言われましたし、今日はもう寝ますか…」
確かに皆が言っていたことは正しいですし、焦る必要はまだない。もうちょっと気楽にいこうという仲間からの遠回しな言葉だったのかもしれないですね。と部屋を軽く片付けて、ベットに入る。明日の朝にでも書類は進めましょう。ということで、おやすみなさい。
はい。また遅れるかもしれませんが、気長に待っていてくださると嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント
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今回も最高でした。エージェントたちは今日も平和で良いですね!!!!本当にありがとうございます供給ができます!!!貴方のペースで大丈夫ですからね!!