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割とグロい表現あります。
死ネタです。
口調違いあるかもです。
つえーちょっとしか出ません。
ほぼ、ライです。
それでも良かったら見てって。
ライ「やっほ~!」
緋八「ライ!今日何する~?」
軽く挨拶すると、明るい声が返ってくる。
ライ「なんでもいいよ!マナがやりたいことしよ!」
少し間があいて、
緋八「ほんなら、話聞かせてや!」
緋八「ライの話、聞いとっておもろいねん」
いつもの理想的な答えが返ってくる。
ライ「マジ⁉最近ずっと俺しか話してない気がするんだけど…いいの?」
緋八「俺が聞きたいだけやから、ええんよ」
ライ「今日任務であったんだけどさ~」
相方に今日の任務であった出来事を話した。
途中途中で、相槌を打ってくれるのでとても話しやすい。
緋八「やっぱ聞いとってあきひんな~」
ライ「そう?マナが聞いてくれてる!って感じがして話しやすいからかな?」
緋八「ライが話し上手なんよ」
ライ「えー?うれしー!」
ライ「マナの話も聞かせてよ!」
緋八「俺の?」
緋八「俺はええよ~」
緋八「どうしても聞きたいんなら、また今度な?」
ライ「いっつもそうじゃんw」
緋八「そうやっけ?」
ライ「そうだよ~」
ライ「でも、待ってるよ!」
緋八「おもろい話持って来れるよう頑張るわ~」
ライ「面白くなくてもいいのに~」
緋八「できればおもろい話したいやん?」
ライ「そう?」
緋八「俺はそうやね」
ライ「ふーん」
ライ「そろそろご飯じゃない?」
緋八「もうそんな時間か」
ライ「行こうか?」
緋八「せやな!」
ライ「あー!腹減ったぁ!」
部屋から出て、リビングに向かう。
ライ「るべー?ウェン?今日のご飯何?」
星導「今日は、うどん作りました」
赤城「赤城特性!かき揚げもあるよ~!」
ライ「マジで⁉ありがと~!」
小柳「お、もう飯?」
叢雲「あとちょっとで勝てそうやったのに~!」
宇佐美「お前、弱すぎじゃない?wさすがに」
叢雲「はぁ!?なんやお前!」
佐伯「まぁまぁまぁまぁ」
叢雲「次は絶対勝ったる!」
宇佐美「あれで勝てるんか~?」
叢雲「うるさいな!」
ライ「もー!みんな早く食べるよ!冷めちゃうじゃん!」
ライ「みんな揃ったね!」
ライ「いただきます」
皆食べる俺を見守っている。
大きなテーブルで、1人の咀嚼音が響く。
ライ「みんな?何で食べないの?」
ライ「しょうがないな~ほら、食べな?」
それぞれの口に食べ物を突っ込む。
でも、口は空いたまま食べ物を、食べたそばからぼたぼたと零れ落ちる。
ライ「みんなw食べるの下手すぎw」
ライ「あははっ、、あはははw」
ライ「はぁ、俺、何やってんだろw」
ライ「みんなもういないのにねw」
改めて、周りを見渡す。
虚ろな目をして、所々金属が見えている元仲間たち。
ライ「自分で壊して、自分で直して」
ライ「何がしたかったんだろ」
また現実逃避に走っていた。
全部自分がしたことなのに。
そう、全員自分が殺した。
もう、死んでもいいだろうか?
みんなは、許してくれるだろうか?
疑問が浮かぶが、そんなことはないだろうと、片っ端から否定する。
自分がしたことの重さは、一生かかっても消えない。
暗い、暗い、部屋。
リビングに広がっている血なまぐさいにおい。
自分にとってはもう慣れた匂いだった。
悪役として、みんなを殺したなら、悪役として生きて、悪役として全て終わらせる。
それが自分にできる最大限最低な終わり方だった。
今日も、みんなの死体に囲まれて眠る。
明日になって、死体の横でめざめる。
24時間365日一生、自分が死ぬまで死体と生き続ける。
何の意味もない、これからの日常は、まだ始まったばかりだった。