TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

おとぎ話が好きだった。

お姫様になりたかった。

お話に出てくるような魔法を全部信じて、真似していた。

ドレスを買って、ティアラをつけて、黒い靴を履いて、歌を歌った。


きっと、その時の私はこの世の何よりも輝いて見えていたと思う。

雲の隙間から除く陽光さえ、夢見る少女を前前にしては霞んで見えただろう。

小さい頃は、そんな私が、好きだった。


いつからだろう。

自分の事を嫌いになろうとしたのは。


いつからだろう。

「私なんか」などという、思ってもいない言葉が口癖になったのは。

loading

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

1

ユーザー

独り言みたいだけど、なんだか語りかけてくる感じがめっちゃ良い!😉

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚