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前回の続きです。
…………………………
nk視点
スマイルを手にかけたのは、
スマイルに鋭い刃を向けその命を切り刻んだのは、
俺だった
泣きながら、“最期がお前でよかった”と笑みをこぼすスマイル
スマイルは最期のときまで俺のことを好きでいてくれたんだ
なのに、俺は………
真実を知ってしまったあの日、いつも通り俺らに接してくるスマイルは生きているかのようで
思わず抱きしめようとしたが、虚しくスマイルの体は俺をすり抜けた
あぁ、そっか………もう、死んでるんだ
話したり見ることができても、もう触れることもできないんだ
それも、全部全部俺のせいで
それに最近は、“あの日”の夢ばかり見るようになって…………
きっとみんなもそうなんだろうな、、最近ますます皆の元気がない
特に毎日元気いっぱいだったぶるーくなんて、ずっと部屋に籠りっぱなしだ
唯一の救いといえば、スマイルがまだ幽霊として俺らの元に居てくれることだろう
それでも、本人は記憶を徐々に失くしていっているから
スマイルが本当に消えちゃう未来も遠くないのだろう
そう考えると、不安で不安で仕方なくて……
ただ俺も、毎日本を読んではいろんな実験をきりやんと試すことしかできなかった
スマイルが、俺らの前から消えることのないように
ここに、繋ぎ止めるために
nk「………大丈夫、きっとうまくいく……もう、間違わないから」
こんなのただの自己満でしかないなんて、本当は分かってたのに