私
の友人は、とても素敵な人だよ。
私が困っているときに助けてくれたんだ。
あの人のお陰で助かったしね。
それにしても……どうしてあんなに親切なのかしら? きっと何か理由があるに違いないわ。
そうだ、そうに決まってる! だって、本当に良い人だったもの。
私なんかのために一生懸命になってくれたしね。
ああいう人を本当の親友っていうのかしら? それとも――ただのお友達かなぁ? そんなことを思いながら私は今日もあの人と待ち合わせをするのです。
ふぅん。キミはボクのことが好きだったわけか。知らなかったなあ。まさかキミがボクのことを好きなんてさ。でもまあいいか。
別に付き合ってあげてもかまわないけどね。ただ一つだけ条件があるんだ。その条件っていうのはね……。
*****
「……はぁ?」
朝起きてから、今日一日何をしようかなーとか考えながら制服に着替えていたら、携帯に一通のメールが届いた。
差出人は不明。件名も無し。本文も空白。添付ファイルも無いし、絵文字もない。そんな謎の文章が綴られただけのメール。
だけど俺は、その文面を見た瞬間に、思わず間の抜けた声を出してしまった。
「えっと、これって一体どういう意味だよ……」
こんなイタズラみたいなメールは初めてだから戸惑ってしまった。
俺にラブレターを送った女子がいたとしても、わざわざこんな風にイタズラっぽくしてくるはずがないと思うんだけど。
それにしてもいったい誰が送ってきたのかわからない。アドレス帳に登録している人の誰かなのか、それとも全く知らない人から送られてきたものなのか。そもそも誰に送信されたのかすら不明だし。
とりあえずメールを開いてみる。そこにはまたもや空欄だらけの文章が書かれていた。
『もうすぐ世界は終わる』
たった一言。それだけしか書かれていない。
何度読んでも面白い。こんなにもワクワクさせる小説は初めてだと思います。
そして、何回でも読みたくなるような中毒性のある作品でもありました。
ファンタジー好きの方はもちろんのこと、そうでない人もぜひともこの物語に触れてほしいですね。
もしこの作品を読んで興味を持たれたら、こちらもおすすめなので是非ご一読ください。
【あらすじ】
『小説家になろう』にて投稿されている異世界転生モノです。
主人公は事故で死んでしまいますが神様によって別の世界に転生させてもらいます。
そこで得た知識を使いながらチートを駆使して成り上がっていくのです。
ちなみに異世界転生とは、主人公が一度死んだ後になってまた生まれ変わる事を指します。
【概要~転生前の状況~】
主人公の死因は溺死です。
溺れていた女の子を助けようとして一緒に沈んでいきました。
女の子が助かったのかはわかりませんが、助けられたとしても主人公と同じく死んでいるでしょうね。
つまり、その女の子を助けるために自分が犠牲になったわけです。
実に感動的な話ですよね。
しかし、ここで疑問が残ります。
何故、溺れていたはずの女の子が無事だったのでしょうか? 実は彼女が溺水する前に、誰かに助けられたのです。その人物は一体誰なのか……。
さあ、考えてみてください。
ちなみに正解者にはプレゼントがありました。
しかし、それとは別に「答え合わせ」のコーナーを設けていますのでご安心くださいませ。
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