テラーノベル
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好きな人と結ばれた。
俺には好きな人がいた。
面白くて優しくて、なんでも完璧にこなす人
だか、「彼」は男で「俺」も男。
結ばれることなんて、ないと思っていた。
いつも通りの朝だった。
申し訳無さがいっぱいな手で扉を開ける
「…あ、やっと出てきた」
俺はごめん、と伝えいつもの定位置に立つ
彼の右隣。俺だけの特別な場所
悴んだ手をぎゅっと握りしめる。
「…なかむさむいの?」
『んー、ちょっと』
寒い中、随分と長い間、外で待たされていたきんときの方が寒いだろう。
「ん」
手を差し伸べられる。
目を大きくしパチパチと瞬きを繰り返す俺を見るや否やくすりと笑い手を取られる。
「なかむのせいで待たされたんだし、少しはいいでしょ?」
握られた手は彼のポケットへと入っていく
『…特別な』
バレていないだろうか、
不安にもなったが隣を見ると、いつもの彼の横顔があって
もうなんでもいいや、
それからしばらくして学校に着いた俺たちは靴を履き替え教室へとむk
『…』
チャイムが鳴らされた。
きっと「彼」だろう
俺は少しのフィクションを書き込んだパソコンをそっと閉じた。
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