遂に最終決戦だ!青木 vsヴァング&スズエリだ.
現在山里議員護衛戦も終盤も終盤だ、まず山里議員が死に、
青木と交戦していたペタスがそのまま殺されたんだ.
そうして援軍で駆けつけた,ロビンとエヴィンが衝突し,エヴィンが病院ロビンは撤退.
そしてラルフとネハクが倒れ、寸出のところで青木が駆けつけたんだ.
そしてこの戦いは未だかつてないものとなる.
「おめおめとペタスを殺して逃げればよかったものを,犬死と変わらないぞ?青木」
「僕は犬死なんてきらぁーい!だけどね.残念だけど来たなら死んでもらう.」
2人は青木に対してやる気しかないようだ.そして青木が腹を括る.
「俺とやる気か何人来ようが俺は死なないぜ?諦めな.」
そしてその言葉と同時にヴァングが攻撃を仕掛ける.
「そうか?ならばそれはお前の浅はかな自信から来てるというものでいいな?」
ヴァングの強烈なナイフの突き,青木は受けきれず頬を切らせる.
そしてそのままチャクラムが飛ぶ,そのままチャクラムで切られたんだ.
しかし青木は強引なフルスイング,しかしそれも避けられてしまう.
その直後スズエリの銃弾が光る,青木はまともに避けれず背中に命中する.
そしてスズエリがナイフを持ち特攻する,しかし青木はそれも計算のうちだ.
青木が何と,バットのフルスイングを連続でやってのけたんだ,2人とも急な青木の暴走に怖気がつき,手が出せない.
そしてそのまま勢いを持ったままの青木がスズエリ目掛けてそのバットを振るう!
その攻撃は過去最大の威力一気に腹が押し曲げられるような一撃
そしてヴァングが,チャクラム剣流をみせる,しかしその攻撃を青木が見切った.
青木は避けたあとカウンターとして足蹴りを放つ,その攻撃はかなりの深傷だ.
そうヴァングも深傷しか食らってない,かなり弱体化してる.しかし
何とそのままナイフとチャクラムを持ち強引にヴァングは青木に突っ込んできたんだ.
バットと,チャクラムナイフの強烈な斬り合い、それは青木にとって不利な勝負だ.
そして何とスズエリのナイフも飛ぶ,背中を一文字に大きく切られたと同時ヴァングのナイフが通る.
2人から深傷を食らわされる,はっきり言うその傷を食らえば俺たちは間違いなく死ぬ.
防御なし,死ぬかに思われたが青木は違った.
「んなもんそれがどうしたんだよーーー!!」
青木は手にしたバットを強引に振り回し何とスズエリの鼻にそのバットが当たったのだ.
スズエリは鼻血を強烈に出す,そして動きが止まったそこを青木は見逃さない.
しかしそれを止めたのはヴァング,青木は背後から投げ出されたチャクラムに気付く.
そのチャクラムを避け進行方向を逆に変える.
しかしその瞬間青木の目に前にあったのは,チャクラム.奴は既に投げていたんだ.
その攻撃は顔面を大きく切り裂く,口を半分切られ大出血だ.
そしてヴァングは手に持ってたナイフを奴の鳩尾へと突き刺す.
そのまま強引に引き抜く,かに思われたが
「なっ!貴様余計な抵抗を,足掻くつもりか楽に死なれんぞ.」
腹筋で固めた青を突き刺して,簡単に引き抜けるわけがない.
「この勝負相討ちと行こうかー!」
ヴァングに硬く握られたバットを振りかざす,そしてそれは命中した過去一の威力だ.
あのヴァングが,大量の血を吐く.しかし青木もタダじゃない
もう臓物が見えかけていたんだ,奴の突き刺しは正確無比もう致命傷の域を超えた,それでも
「俺は死なねぇな!俺の命なんてどうだっていい!あいつらには負にはまだ合わせたい奴らがいるんでな.あいつらの未来ある命を俺が限界とか言う勝手な都合で無しにすんのは話が違うだろぉが!」
「絶対にあいつら2人は殺させない!死ぬ死なねぇ,負ける勝てるじゃねぇ!あいつらを死なせないそれだけだ!」
青木の頭によぎるのはあの日の光景何も出来ずに幹部らに蹂躙されてく仲間たち断末魔や悲鳴を何度も聞いたあの日のこと.
もう絶対にそんな光景を見させないと青木は誓った,死ねないのだ.
その想いが青木を不死身として成り立たせている,彼の辞書に倒れるなんて字はない.
「いいじゃねぇか!やり合おうぜお前ら」
スズエリのナイフが飛ぶ,その攻撃を青木は超えるが何と近距離でチャカを合わせる,それは腹ににきず,そして青木のフルスイングをスズエリは避ける,彼も進化していた.
全員が全員死ぬと言うことを意識していた,その意識がスズエリの成長となる.
「ヴァング兄ちゃんは俺の恩人なんだ!ヴァング兄ちゃんを殺すなら俺が殺す.」
しかし青木はそんなこと耳にも貸さない避けたことで射程距離ができる一瞬で懐からチャカを抜き1発,スズエリに弾丸を青木が当てた.
そして背後から来る袈裟斬り,それを避けるもすぐにチャクラムと繋ぎ,ヴァングが心臓へ一突きする.
その一撃は心臓だった,しかいし心臓を刺されても青木は止まらない,死なない.
「最期だな!相討ちしようぜー!ヴァング」
本来であればヴァング時スズエリどっちも本気を出せば本来相手にもならないだろう,ネハクたちが与えた傷と青木の揺るぎない覚悟がこの五分 の勝負を生み出した.
全ての奇跡が噛み合わさり一閃!
ヴァングを青木は吹き飛ばしたんだ,そしてヴァングは,
立ち上がったんだ,しかし
「もう俺は限界だぁ!このクソがァァァァァー!」
ヴァングが倒れたんだ,そう青木がヴァングに奇跡的な状況だが勝てたんだ.
残すはスズエリ,後一歩,しかしその時
「第三陣到着ですって!スズエリとヴァングさん!?」
第三陣として援軍できた東部とその幹部がここへ来たんだ.
青木のオーラはそれでも消えない,闘争心はまだま健在だ.
しかし何と援軍が来たんだ,ロイヤル•キル大山班のアルミノってその幹部数名だ.
「なっ!東部とスズエリしかし」
アルミノの判断は早かった.
「お前らに告ぐ!俺たちであの3人を救うぞ!」
東部も戦おうとしなかった
「急いでヴァング様のとスズエリを救出させろ!それが最優先だー!!」
そして両者がそこから去る,何とか身柄を回収して
しかし青木はもうダメだった.
それをアルミノもわかっていた,あの場面で一番やばいのは青木だったのだ.
青木は自分の体を犠牲にしてまでも,ネハクとラルフを必死に守り抜きそしてロイヤル•キルの誰も死なせなかったんだ.
青木は元から幹部ペタスとの交戦が終わりその傷であの現場まで行った,青木も深傷を既に負っていたんだ.
ボロボロになってもそれでも青木の信念が倒れることを許さなかった.
そして手に入れたのは失われる筈だった2人の命
青木はアルミノに,ラストにこういった.
「ここら辺の木陰で休憩したい,最後の願いだ?」
アルミノは悟った,しかしそれを受け入れたんだ.
木陰で何とか青木は,死に場所を整える.
「なぁ,アルミノあいつらは生きるよな?大丈夫だよな?」
「あぁ大丈夫だ,それよりもお前も助かる」
「俺は助からねぇな,鳩尾も切られてるし心臓射抜かれた,最後によ俺の話聞いてくれよ.」
そうして青木が遺言と言わんばかりに最後に話す
「俺たちはな,街の治安を守るのと殺しの依頼で生計に立ててる,俺たちは世間一般で外道だ.死んだら讃えられ,生きてたら非難される裏で俺たちが悪人を殺し続けたことなんて全員無視だ,だけどよ」
アルミノはもう涙を隠していなかった.
「俺はそんな殺し屋でも良かった,世間一般から見たらゴミだがその裏に本来死ぬべきだった命億をも俺たちは助けてるんだ,カッコいいじゃねぇかよ表では嫌われる役が,裏では誰もが崇め立てられる存在だってな.俺はそんな殺し屋が好きだ,あいつらもきっとこれから多くの人間を助けて強く羽ばたくんだ俺は信じてる,か,ら,な.」
そういうとき青木は目を閉じた
「青木ーー!嘘だァァァァァー!嘘だろ!青木ーそんなぁぁぁー!!」
感情を隠したアルミノがここまで号泣したそれほどまでに青木が築いたものはデカかった.
ネハクとラルフを助けた男青木は,アルミノに看取られながらその人生を最後にしたんだ.
青木正吾こいつより魂が図太い人間を俺は知らんねぇ
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