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カイネスオメガバ書く!
え?なになに?他の作品サボるなだって?
うーん、やだ☆
ガチめに今回頑張ったから最後まで見てくれ…!
んじゃ、どぞ!
今日は、待ちに待ってる訳が無い性別検査があります…
「あー、もう帰りたいです…」
{えー、今日は性別検査があるぞー}
{説明があるからよーく聞いてくれ、}
{まず、1番普通で、人数の多いβ、男女関係なく子を孕めるΩ…次に、優秀、天才がαとされる}
[αが良いけどやっぱり私βかなぁ?]
[絶対私もそう!]
「…ねえクソ世一」
⌜なんだよ?⌟
「世一は…どの性別が1番良いですか?」
⌜あー、俺はβかαかな⌟
「へー、どうでも良いですね」
⌜なんでだよお前から聞いたんだろ!?⌟
「あ、ほらもう時間ですよー」
⌜クッソなんなんだよ…⌟
とりあえずで世一に聞いてみましたが、やっぱりありきたりで面白くないですね
カイザーはαなんで関係ないんですけど…
問題は僕ですよ…
αかβが良いです!
Ωなんて論外ですよ!?
「さて、世一にでも結果聞いてみますかねーっと」
「クソ世一、性別なんでした?笑」
⌜αー⌟
「は?嘘こいてんじゃねえです、本当は?」
⌜嘘じゃねえっての!⌟
うわ…本当にαだ…
「嘘でしょう…」
最っ悪です!!!
「さて、見たくないですが結果見ますか…」
検査結果、貴方はΩでした。病院へ行って、薬を貰って来てください、学校に必ず持ってくるように、忘れた場合、保健室で貰えます。貴方のヒート予定日は○月✕日です。いつ来るか分からないので、前後、又はその日を警戒して過ごして下さい。
え?え?え?え?え?え?
これは見間違い?それとも人違い?
とりあえず名前を確認してみる
アレクシス・ネス…
合ってましたねー、
とりあえず学校終わったら病院行きますか…
「はあ…」
『おいネスゥ』
「ぴゃっ!?」パタンッ(検査結果のやつ閉じる)
「ど、どうしたんですかカイザー 」
『性別は何だったんだ?』
「ぇ、えー、あー、べ、βでしたよッ!?」
『へえ』
「か、カイザーは?」
『もちろんαに決まってんだろ』
「ですよね!」
「あ、今日、用事があるので僕先に帰りますね!」
『そうか、分かった、』
「じゃあ、また明日ね!」
『あいあい』
は、はぁ…びっくりした…咄嗟にβって言っちゃったけど…まあ、いいか!
問題はいつバレるかです!
普通にヒート、又はフェロモンで即バレします!
どうしましょ…
とりあえず病院行ってから考えましょ…
「えーと、こっちが非常用(効き目強め)こっちが通常用(普通の薬)意外と覚えるの面倒ですね…」
「はあ、なんだか1周回って自分でも驚く程冷静ですね」
「カバンに入れて…」
「よし、忘れ物は無いですね、」
「さて、寝ますか…」
次の日☆
「ねえ世一ぃ」
⌜うわ、なんだよ⌟
「怖い話しますね」
⌜は?⌟
「僕ってΩなんですよ」
⌜え、マジ?⌟
「大マジのマジです」
⌜え、でどうすんの?カイザーとでも番になんの?⌟
「え」
そうだ。番、あったのかぁ…今思い出したなぁ…
「うーん…ない、ですかね」
⌜え、嘘マジで?⌟
「だってカイザーに運命の番が居るじゃないですか」
⌜ふぅん?お前も人間なんだな⌟
「は?」
なんだか失礼な事言われたような気がします…
「はぁ…ヒート…」
⌜ああ、そっか、Ωだからヒートあるのか⌟
「は?なんですかそれ馬鹿にしてます?」
「え、運命の番以外のフェロモンも分かるんですか?」
⌜多分人によるんじゃね?⌟
⌜運命の番はもっと甘い匂いするっぽい⌟
「はぇぇ…」
⌜で?カイザーにはΩの事バレたくないのか?⌟
「はい…」
⌜カイザーがどう感じるかは分からないけど、運命の番じゃなきゃ、多分分かんないぞ?⌟
「え!」
良かった…!カイザーの傍に居れる…!
[ねえ、あそこにいるイケメンさ、君のこと呼んでるよ!]
⌜?イケメンなんて居た?⌟
「は?」
『ネス?』
⌜ゲッ…⌟逃
「あっ!逃げた!」
『おいネス』
「あ、はい!」
『世一は性別なんだったって?』
「αだそうです…世一のクセに…!」
「じゃあ、また明日ね、カイザー」
『あー』
いつもの挨拶を交わして家路に着く
明日は休みだし、何をしようかな
久しぶりにお菓子でも食べようか、うん、そうしよう、紅茶も入れて…今日はクッキーの気分だし、クッキー食べよう、紅茶は…高いやつにしよ、
たまにはこういうのもアリですね
「ふんふふんふーんっと」
「さて、そろそろ焼き上がったかな」
「あ、綺麗に焼けてる」
「いただきまーす!」
さくさくしてて美味しいですね、我ながら上出来です!
さて、食べ終わっちゃったし、今から何しましょうか?
結局その日、僕はぼーっと過ごしていた。
「あぁぁぁぁぁ…」
ついに、ついにきてしまった。
ヒート予定日が…
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…なんで、
今日、誰も来なければいいんですけど…(フラグが立ちました)
「!?!?」
あれ?宅配なんて最近頼んでないよね、誰か来た?いや、今日は誰か来る予定は無いはず…
じゃあ、誰が来たんだろ?
「…はーい」
「!?か、カイザー!?」
え?え?え?え?か、カイザー!?う、嘘でしょ!?今日なんか約束ありました????
「えぇっと…き、今日、何か約束ありました、?」
『いや?ない』
「え、じゃあどうしたんです?」
『暇潰しだ』
「あ、なるほど、」
「ここじゃなんですし上がって下さい」
『分かった』
「掃除してないんで汚いですけど…」
『気にしなくていい、』
「…はい」
「え」
『今日は暇潰しじゃあなくて、お前が嘘を吐いてる気がした。』
『しかも、その証拠も見つかったからな、』
え?え?え?
ベラベラと流暢に話すカイザーを横目に、僕は凄く戸惑っている。
なんで、僕が?僕が嘘を?
そんな訳…あ。
そうだ、あれのことを隠していたんだ。
マズい、バレた?なんで?フェロモンか?
分からない、なんでバレてしまったのか?
でも世一がフェロモンを分からないと言った。
あれ、なんで?
『お前から言えるか?』
「い、いえ、なんの事かさっぱり…」
ぐるぐるぐるどうしようか悩んでる
そんな淡い期待を持ちながら、カイザーの紡ぐ言葉を待つ。
『はぁ…』
カイザーがため息をつく、
わぁ、ため息をついてるだけで絵になるなんて…カイザーってば本当にイケメンですねぇ…
『ネス』
「はい、?」
「あ…」
やっぱり、その事かぁ…
その淡い期待は、一瞬にして砕け散った。
あはは、まあそりゃそうですよねぇ…
だって僕は、よっぽどの事しか嘘は吐いてませんし、βって言うのもバカですよねぇ
「えっと…」
「………」
言えない。
嗚呼、罪を犯した人の気持ちが分かります。
こんな、こんなに言うのが怖いだなんて、思ってもいなかった。
いつも、隠さないで言った方がいいのに、なんでそう隠したがるんだろう、なんて思ってたのは普通に間違いでした。
今すぐ握手して和解しましょう、今すぐ一緒に崖下まで逃げましょ
まあ、そんな事、叶いやしないのだけど。
「…なんで、」
やっと、絞り出した言葉が、これだった。
「なんで、分かったの」
『さあな、自分で考えてみたらどうだ?』
「え」
必死に回らない頭を回転させて、考えてみる。
『俺はもう帰る。明日にでも必死に考えた結果を聞かせてもらおうか』
「へ」
『じゃあ』
にやりと笑った後、カイザーは帰ってしまった。
「あ…」
絶対、明日行かないと行けなくなってしまった。
僕の中の勘が言ってる。
絶対に行かないと死ぬぞって…
もう、何も分からない。
そんな時、パッと思い出してしまった。
世一が言った。⌜運命の番じゃなきゃ、多分分からないぞ⌟って言う言葉と、カイザーがなぜ分かったのか。
ピッタリと、辻褄が合ってしまう。
嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!
もっと、もっと僕より良い人が居るのに、
僕だって、僕だって何度も、
カイザーと恋人になれたらって…いつも、思ってて…
でも、僕より美人な人だったり、僕より凄い人が沢山居て…
僕は、カイザーの恋人になる事を、諦めた。
僕は頑張って現実逃避してた。
僕なんてカイザーには合わない。
僕にも、僕にもきっと、運命の番が、居るって
カイザー以外の誰かが、きっと。
僕の恋人に、なってくれる。もちろん、僕だって幸せになれる。
カイザーに叶うはずのない淡い期待を抱かないで
きっと、カイザー以上に好きになる人が居るって
僕は、ずぅっと、自分に言い聞かせてた。
「ヒート…来てもらえませんかね」
ヒートになってしまえば、何も考えなくて済むのかな
「はあ…結局、ヒート来なかったですね…」
いや、朝からこんなんじゃダメだ!
気分切り替えてカイザーの元へ行こう、
「ふぅ…」
「よし、行きますか!」
「…カイザー、おはようございます」
『…ああ、で、答えは出たのか?』
「…はい、何となく」
「認めたくないですけど…僕とカイザーって、運命の番なんですか、?」
『よく分かったじゃないか、』
カイザーはけらけら笑ってる
『そこでだ。』
「………」
きっと、関わるなって、言われる。
僕が1番恐怖していたのは、カイザーに嫌われたりする事じゃなくて、完全に飽きられて捨てられる事が、僕にとって1番の恐怖だ。
それが、今、実現しようとしているのだ。
怖い以外何も出てこない。
「は」
『嫌か?』
「いや…じゃない…です、」
「けど、良いんですか、こんな僕で…僕より凄い人だって沢山居るじゃないですか…」
『良いから言ってんだろ』
「…僕からの最悪なお願い1つ良いですか、?」
『ああ、いいぞ?』
「僕を、最高に幸せにして下さいね、カイザー」
『もちろんだ』
ᐕ)ノぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!やっと終わったぁぁぁぁぁぁ!
これ2週間ぐらいずっとやってた!
頑張った!!!!!
これからは多分低浮上になんないとおもう!
それではまた次回お会いしましょー!!
ではまたー!!
コメント
1件
凄い凄い!しかも2週間?!マジ凄い!僕そんなに書き続けられないかも…!