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こんにちは!八尋寧々です!私は今絶賛ストーカーに遭っています…!一週間くらい前からつけられていて正体が分からないからとても不安です。しかもつけてくるのは必ず学校の中だけなので、勘違いだったら恥ずかしくて誰にも相談できていません…

今日もトイレ掃除があるし、花子くんや光くんが待っているから早く行かないといけないけれど、女子トイレまでついてくるので行けません。

「はぁ…どうしよう…」

「どうしたの?寧々ちゃん」

この子は私の親友の葵!凄く可愛くて学校一のモテクイーンです!

「ううん!何にも無いよ!」

流石に葵には相談できないよ…これ以上迷惑かけたくないし…

「本当?何だか最近疲れたような顔してるから…」

そんなに顔に出てたのかな…気を付けないと花子くん達にもバレちゃうよね。

私はこれ以上心配をかけたくなかったので、大丈夫とだけ伝えてその場を去りました。

まぁとりあえず行くしか無いよね。ここ最近行けてないし皆心配してるよね。

…やっぱりつけてきてる…怖いけど花子くん達の所に行こう。



女子トイレに着いたよ!

「花子くんー最近来れなくてごめん…え?」

女子トイレに着くと何故か源先輩が花子くんを吊り上げていました。

「あ!先輩!お久しぶりっす!」

私といつも一緒にトイレ掃除をしてくれる光くんが挨拶に来てくれました。

「えっと…これは?」

私は状況が分からなくて光くんに聞きました。光くんによると、花子くんが光くんをいじめていたそう。それを様子見に来た源先輩が助けて、罰として花子くんを吊り上げているらしい。

「それは花子くんが悪いわね…」

「八尋さんもそう思う?」

「はい…」

「ねぇ俺いじめてないじゃん!!?」

花子くんは講義の声をあげていましたが無視しました。だって花子くんが悪いのよ?反省しなきゃ。

皆で楽しくお喋りをしていると入り口付近から視線と舌打ちが聞こえてきました。多分例のストーカーですね。

私は怖くなって身を固めてしまいました。それに源先輩が気付いて私を心配してくれました。

「八尋さん大丈夫?何だか顔色が悪いように見えるけど」

「えっあっだ、大丈夫です!あの私ちょっと用事思い出したから帰るね!」

「ヤシロ?待って…」

私は花子くん達の制止を振り切ってその場から逃げました。


「先輩どうしたんだ?」

「…アヤシイ」

「…僕も同感だね」

「何が怪しいんだよ?」

花子くんと輝は八尋の異変に気付いたようで、八尋が出て行った入り口をじっと見つめている。光は何なのかわかっていないようで頭には疑問符が浮かんでいる。

輝はしばらく見つめたかと思えば今度は誰かに電話をしだした。

数分した頃だろうか。誰かがやってきた。それは茜だった。

「何なんですか?いきなりこんな所に呼び出して」

「やぁ蒼井。ちょっと会議を開こうかなって」

「「「会議?」」」

この言葉に輝以外の皆が反応した。その名も「八尋寧々守り隊」だそう。

輝曰く、最近八尋の様子がおかしいからその原因を探ろうという魂胆らしい。

「何で僕が…」

「蒼井が一番八尋さんと近くて赤根さんとも仲が良いから情報を得ようかなって」

「だったらあんたの弟かそこの七番様に聞けば良いじゃ無いですか」

「光はたまにしか来ないし、こんなゴキブリ以下のやつに聞いても意味ないだろ?」

茜はこの言葉に「あぁそうですか…」としか返すしかなかった。

「で?何か知ってることは?」

「…アオちゃんに聞いただけだから詳しくは知らないですけど、「最近八尋さんの顔色が悪い。聞いてもはぐらかされる」だそうですよ」

「あんまり良い情報では無いな…他は?」

皆で頭を捻っていると光が有益な情報を言った。

「あ、そういやこの前先輩に聞いたんだけど、最近誰かにつけられてる気がするらしい?」

「それは…ストーカーだね」

「「ストーカー!?」」

見事に花子くんと光の声が重なった。

「え、それってやべーんじゃ…!」

「そうだね」

「じゃあどうするのぉ?」

「まぁ落ち着いて。僕に良い考えがある」

輝は皆にその良い考えというものを伝えた。皆この意見に賛成した。



あれからさらに三日が経った。あの後もストーカーはずっと私についてきています。

学校の中ならどこまでもついてきて気味が悪いです。そんな時誰かが私に話しかけてきました。

「やぁ八尋さん」

「ちわっす!先輩!」

振り返れば源兄弟でした。

「えっとどうしたんですか?」

「ちょっとついてきてくれる?」

私は言われた通りついて行きました。その時もストーカーはついてきてて不安で仕方がなかったです。

ついた先は校舎裏でした。こんな所に来て何をするのか不思議でした。

「あの先輩…最近何か悩み事とか無いですか?」

何を言われるのかと思っていたら案外大したこともなくて安心しました。でもこれはバレている気がする…何とかして誤魔化さないと。

「悩み事?無いよ〜」

「本当?」

「はい!」

「…じゃあ後ろの彼についても?」

源先輩はそう言ってストーカーを指さしました。私はバレていたことに焦って思わず誤魔化しました。

すると二人の顔が今までにみた事のないくらい険しくなりました。

そして二人は少し待っててと言ってどこかへ消えてしまいました。私はよく分からなくてその場であたふたしていました。

数十分した頃でしょうか。二人がとても満足そうな顔をして戻ってきました。私は二人に何をしていたのか聞きましたがはぐらかされるだけで、何も答えてくれませんでした。

その後からくらいでしょうか。ストーカーがピッタリと止まったんです。私はやっぱりあの時二人が何かしたんじゃないかと再度聞きましたが、何もしてないというだけでした。

まぁ二人が何もしてないって言うなら本当なのかな?私はとにかくストーカー被害が無くなって安心していました。

まぁめでたしめでたし。

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