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匿名Aだあよ
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最初は庇護欲だった。
最年少でグループに加入したアイツを守ってあげなきゃ、支えてあげなきゃ、20歳になるまでは…という母性にも似た感情だった。
その感情がアイツが20歳を過ぎると段々と変わっていった。
「ふっかさんの歌声が良すぎる」「ふっかさん、カッコイイ」「ふっかさん、流石だね」「ふっかさん、可愛いよ」
アイツに褒められる度に胸の奥がきゅんとなって苦しくなる。
それが恋なんじゃないかと気付いたのはごく最近。
アイツとライブの演出を一緒にやるようになってから。
必然的に2人で一緒に居ることが多くなり、仕事の話も含め、色々と話すようになり、行動も共にするようになって、俺はアイツ…ラウールから目が離せなくなった。
どこにいても、ラウールを目で追ってしまうし、康二や佐久間に抱きつかれているのを見ると胸の奥がムカムカする。
恋と自覚した瞬間に想いは溢れてくるもので、2人っきりの打ち合わせ中もドキドキしてしまい、ラウールの顔が上手く見れない日も増えていった。
そんな俺は今、とんでもない状況に陥っている。
「ふっかさんさ、俺のこと好きでしょ」
ラウールに壁際に追い込まれている。
いわゆる壁ドン状態。
逃げ場のない状況で、好きな人に詰められている。
真っ直ぐ目を見て言ってくるから、蛇に睨まれた蛙のごとく目がそらせない。
なっなんて言えば良いんだ!?好きって言えるのか!?俺!?
あーなんか顔が熱くなってきた…
もうパニックよ…
「沈黙は肯定と解釈するけど良い?」
「えっ…あっ…はい」
ぐるぐると考えてるうちにラウールが察してくれた。
本当にデキる末っ子だよ。
それに対して、俺がやっと絞り出した言葉は情けない返事だった。
「顔真っ赤にしちゃって可愛いね…」
ラウールの手が俺の頬に触れる。
微かに震えてるのが解った。
「ラウ?もしかして、緊張してる?」
「もー!折角、カッコよく決めてるんだから言わないでよ!」
今度はラウールの顔がみるみる赤くなっていく。
ああ、あの頃と変わってない。
何だか安心した。
「可愛いなぁ、ラウ」
思わず声に出てしまった。
「これからは可愛いだけじゃないから。」
少し照れた顔で、また真っ直ぐに目を見たあと、耳元で囁かれる。
「たっ、楽しみにしてます?」
「あはっ、何それ!でも可愛いじゃん」
咄嗟に返事をしたら、ラウが吹き出すもんだから、2人して笑い合った。
「ねぇ、楽屋入りたいんだけど?」
外から照の声がする。
「愛の告白も良いんやけど場所考えや!皆、入れんで困ってるで!」
康二の突っ込みも聞こえる。
ヤバい!!
ここが楽屋ってこと完全に忘れてた!!
てか……いつから聞かれてた!?
ああ、穴があったら入りたい……
この後、照から軽い説教をされたあと、俺とラウの交際はメンバー公認となった。
めでたしめでたし?
END
~呟き~
あーん、駄作かもです。
エセ関西弁はお許し下さい。
後でしれっと追筆するかも。
今、白紫がアツい!!
お知らせです。
中編と長編は一旦、非公開とさせていただきました。
書き溜めをして一気に更新しようと考えております。
短編集はのんびりと更新していきます。
♡いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
2026.9.13 柊ねこ
コメント
3件
大人ぶっても緊張しちゃう🤍が可愛い🥺🤍💜大好きです、また待ってます!
あーもう、可愛いすぎてやばいですっ🤍💘 深澤さんの「庇護欲が恋に変わった」っていう心情の積み重ね、すごく丁寧で胸がぎゅってなりました。壁ドンからの「沈黙は肯定と解釈する」ってラウくん、やり手すぎる…!照れてる2人を見てるこっちまで顔が熱くなりました。楽屋の外で聞いてたメンバーのツッコミもナイスタイミングすぎる(笑) 白紫、私もアツいです!駄作だなんてとんでもない、すごく好きな話でした🌙