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今は、聞こえないんだ。あの子の音が。
アノコ「お兄ちゃん!広い世界を見に行こう!」
そう言ってくれた。2人でも逃げ出せなかったあの家から、連れ出してくれた。でも…。
アノコ「ぁ、パパ」
パパ「誰だそいつら。帰るぞ」
アノコ「…ぃやだ!」
パパ「あ”?」
嫌だと言うあの子を連れてあいつは消えていった。俺らはと言うと、何も出来なかった。
オトウト「どうしよう。」
アニ「追いかけよう。」
2人で尾行した。あの子の家は、俺らの家からさほど離れていなかった。あいつは家という暗闇へ消えていった。
庭で身を潜めた。突然あの子の甲高い声が聞こえてきた。窓が開かない。
カーテンの隙間から見えた。あの子のナカに入る生々しいもの。あの子は泣いている。その時俺らは18歳。あの子は13歳。
あの子side
パパに連れて行かれたあと。パパがお前13になったよなって、いきなり脱がしてきて。押さえつけられた。中1の女子が成年男性にかなうわけもなく、犯された。
叫んでも聞こえない。助けて貰えない。
痛い痛い痛い。パパの腹部を蹴ろうとしても押さえつけられてるから動けない。
されるがまま、行為が終わったあとは部屋に行った。お腹が痛い。たすけて。
俺らside
あの子の部屋は2階らしい。
部屋の窓を叩いた。
あの子は驚いて俺らが叩いた窓を見た。
理解ができないようで、窓の所まで来るのに時間がかかっていた。あの子は窓を開け、尋ねた。
アノコ「見てた?」
アニ「ううん。」
アノコ「そっか。上がってく?」
オトウト「…。」
アノコ「大丈夫だよ。今、パパいないから」
あの子はお茶とってくるね。と下に降りてった。
オトウト「兄貴、生きてる?」
アニ「シンデル」
アノコ「ただいま」
アノコ「見てたよね?」
ベットに座りながら言われた。
オトウト「ぅ、うん」
アノコ「そっか」
俺の膝に俺と向かいあって座ったあの子。
静かになった部屋にリップ音が響いた。
ローズの匂い。
アノコ「ぁ、勃ってる。フェラする?」
答える隙もなくズボンが脱がされていく。
アノコ「大丈夫だよ。慣れてる」
オトウト「…は?」
アノコ「ぇ?慣れてるのって普通じゃないの?」
アニ「…普通じゃない」
兄貴が生き返った。間髪入れずに答えた。
あの子に私の好きな人知ってるって聞かれて兄貴が答えた。
アニ「俺ら?」笑
アノコ「そーだよ」
少しの間沈黙が響いた。口を開いたのはあの子だった。
アノコ「上書きしてよ」
キョウダイ「…は?」
アノコ「?」
アニ「マジで言ってる?」
アノコ「本気だけど。」