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【 すれ違い↱ 】
mmntmr(♀) × gso(♀)
gsmmでもある
恋愛要素なし
恐らくバッドエンド
mmmr様の二次創作です
御本人様には関係ありません
地雷の方はUターンお願いします!
「……あの子は…?」
転校して早々、運よく打ち解けられた私は、ふと同じグループの子に尋ねた。
その視線の先には、皆が談笑してる中、教室の隅で一人机に向かっているあの子。
「あぁ、あの子はね、gsoさんって言うの」
「いつも勉強してるの。偉いよね…!」
「……へぇ、そうなんですか」
彼女の表情は見えなかったが、その背中は、彼女が疲れているようのを物語っているように感じた。
「ねぇねぇ、放課後なんだけど〜」
「ええ〜!私服買いに行きたい!」
「mmちゃんはどう思う?」
mm「…あの、」
「ん?」
「どうしたの?」
mm「偶には、gsoさんも誘ってみませんか?」
いくら勉強に一生懸命だろうが、休憩は必要だと思うから。
私はそういう体で提案してみる。
ほんとは、彼女と一緒に遊びたいからだし、
……彼女が疲れているように見えたから。
だから誘おうか考えた。
「う〜ん、でも前に誘っても勉強が大事だからって来なかったし…」
「だよね〜」
「本人が勉強したいなら、それにうちらが入り込めるすき間はないと思う」
mm「……そうですか」
私は今日も机に向かっている彼女の背が、少し小さく見えた。
mm「gsoさん、今度遊びに行きません?」
gso「ごめんなさい、今は勉強が大事で…」
グループがだめなら二人きりで遊ぼうかと誘ったが、断られてしまった。
mm「でも、gsoさん、いつ休憩してるんですか?」
mm「遊ぶのも息抜きになっていいと__」
「すまんgso!!これ手伝ってくれ!!」
gso「はい!!」
それでもなんとか説得できないかとしていると、彼女は荷物を運んでいた先生に呼ばれてしまった。
gsoさんは一言ごめんね、と言い残して先生の元へ駆けてく。
「いや〜、ありがとな」
一通り荷物運びが終わると、先生は彼女を褒めた。
「gsoがいて助かったよ〜」
gso「いえ、!」
彼女は作り笑いを浮かべた。
ぎこちない笑み。
私は直感的に、「 あぁ、貴方も疲れてるんだ、」と思った。
mm「ええ!そうなんですか!?」
その後も彼女のことが気になり、周りにさりげなく聞いてみると、驚くことを知った。
彼女は学年1位だということだ。
確かにいつも勉強しているあの様子なら、それも納得いくが、更に目を引くのはその執着だ。
休み時間になっても勉強、家に帰っても、お昼休憩の時間でも、一人でさっさと昼食を取り、勉学に励む。
挙句の果てには、体調を崩したときでも、静養ではなく勉学を優先するらしいのだ。
正直そこまで勉強にこだわっているのかとは思わなかった。
でも、そう思った直後にちょっとだけ思い出してしまった。
昔の、私を。
なぜそうなったのか。
なぜそんなに一番であることにこだわってしまったのか。
褒められたから?
周りに期待されたから?
それなら、私が楽にしてあげよう。
私は勉強を頑張った。
頑張ったとは言っても、一日に一時間くらい、勉強するようになっだけ。
それまでは転校して以来、全くと言っていいほど勉強はしていなかった。
でも、ほんの少し時間をかけるだけで、私の学力は飛躍的に伸びていった。
「mmちゃん、学年1位ってほんと?」
mm「ええ、本当ですよ」
「すごい!!」
gso「……」
この学校に来る前、つまり前の学校では、私は失敗作だった。
どんなに勉強しても、周りに勝てない。
今考えると、あそこは進学校だったから、それはそうだったんだなと納得はできる。
でも当時は違った。
自分以外の、才能の塊のやつらにあっけなく押しつぶされ、勉強が嫌になった時に学校の制度が変わった。
そこでの成績が悪かった私は、その制度が導入されるのをきっかけに足切りにされた。
でもそれで良かったと思う。
転校した後は、勉強に縛られずに、毎日楽しく過ごすばかり。
友達と笑って、先生にダル絡みして、家に帰って寝る。
また朝起きて、楽しいと感じるようになった学校生活を送りに行く。
勉強なんて、クソくらえだ。
成績なんて、周りと比較されるなんて、そんなのは本人を苦しめるだけだ。
もちろんそれで将来社会で生きていけなくなったら意味がない。
しかし、コミュニケーションスキルや、勉強だけでは手に入らない生活力、社会体験、色々なことを見聞きし、様々な技術を会得すれば、今の社会では十分生きていけると思う。
勉強に追われていたあの時にはそんなことを気にする余裕がなかったが、解放された今ではそれに気づくことができた。
だから貴方も解放してあげる、その呪いから。
私の手を取って、gsoさん。
ほら、早く。
__壊れてしまう前に。
「ねぇこんど勉強教えて?」
mm「もちろんです」
「やった〜!流石学年1位!」
mm「それ関係あります?笑」
これで貴方が1位に拘る必要はないはず。
だって、もう取り返せないのだから。
私はこれが正しいと思うから、貴方に一番は渡せない。
だから早く、分かって。
早く、壊れてしまう前に私の手を取って。
いつまでそうしてるの?
mm「gsoさん…?」
私が呼びかけても、反応しない貴方。
私の背筋が凍った。
mm「gsoさん……?」
gso「……」
2度目は、私の声に反応してくれた。
貴方は体をゆっくりこちらに向ける。
でもその動きがぎこちなくて、私の凍えは解けなかった。
mm「大丈夫ですか…?」
gso「……………………ははは……、」
mm「……………ぇ、」
彼女は、泣いていた。
遅かったのだ。
もっと、私が早くに救えていれば。
助かったのかもしれないのに……!!!!!!!!
コメント
1件
mmちゃんの「救いたい」って気持ち、痛いくらい伝わってきた…。でも、自分の正義を押し付けるだけじゃ相手は救えないんだなって。最後の「遅かった」の衝撃、心臓ぎゅってなった。gsoちゃんの作り笑いとか、「ははは…」の狂気、全部刺さる…。お互いのすれ違いが切なすぎるよ😭