私はこのイカれた世界が大嫌いだ、少し発達が遅れたぐらいでイジメられバカにされる、人間なんて大嫌いだルナはいつも心の中でそう思っていた。
ある日の夏休みのことルナは姉と一緒にこの街に引っ越してきた、そうイジメに耐えきれなくなりこの街に引っ越してきたのだ。
「お姉ちゃん、私この街でやっていけるかな」私は不安になり姉に問いただす。
「もしダメなら登校拒否すればいい、でも命だけは大切にしなさい」姉は少し硬い表情でそう答えた。
私は喉が乾き冷蔵庫にあったミルクをコップに注ぎ一気に飲み干した。
「ルナってほんとミルク好きよね」と姉は少し笑みを浮かべ言った。
「うんミルク大好きだって美味しいもん」
「そうだ明日から通う高校覗いてきたら?」
私はしぶしぶ家を出た。
少し歩くと明日から通う私立所河志高校が見えてきた。
「貴方が明日から転校してくる月影ルナちゃんね、私は上原かおり、かおり先生って呼んでね」
「私人間が怖いんです、人間みんながバケモノやようにみえる」
「世の中ねいじめっ子ばかりじゃないは、優しい人だって必ずいるから、頑張って登校してきなさい、最初は午前中だけでもいいから、待ってるね」と優しい笑顔でかおり先生はそう言ってくれた。
しばらくして私はしぶしぶ家路を急ぐのであった。
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