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グランマ

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グランマ

1 - 第1話

♥

40

2022年03月22日

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「おやすみなさい」

と、少年は両親へ就寝の挨拶をした。

両親も

「おやすみなさい」

と、言うと少年は2階の寝室へ向かった。

少年は酷く疲れていて寝室に入るとそのままベットにダイブした。

そして、少年は布団に潜らずそのまま目を閉じた。

私は気付けば夢の中の世界に入っていた。周りはヨーロッパ庭園の様に、パラとかが植えられていて、足元はレンガで舗装されていて、そのレンガの道が目の前の東家みたいなところまで続いていた。

その東家には1人の少女が立っていた。見た目は女子高生で、顔は父に似ていた。

「こっちにおいで」

少女がやさしい声で私を呼んだ、私は少女がいる東家へ向かった。

「君、どうやってここに来たの?」

「どうやってって、寝室で寝てたらいきなりこんな所に、、、」

「へぇ、そうなんだ」

「で、僕、家に帰りたいんだけど、、、」

「無理だよ」

なぜか少女にきっぱりと否定された。

「なんで、、、」

と私は聞き返した。

「だってここはあの世、つまり、死後の世界だもの」


続く

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