※BL要素あります
・[ ]は名前の部分です!好きな名前を入れてください!
・リストカットの表現あります
・この作品は「書く習慣」にて書いたものです
「…え、ちょ…」
[ ]の部屋に入った途端、俺は愕然としてしまった。
[ ]がリストカットをしていたのだ。
記憶を辿れば、いじめられていると言う噂を何処かで聞いたことがある。
「待って、見ないで…。」
[ ]は一生懸命隠すけど、見てしまった。この目で。
「大丈夫。しんどいよな、辛いよな。身体預けて、深呼吸して。」
俺は[ ]を抱きしめて言うけど、こうやってズカズカと干渉するのは良くなかったかもしれない。
[ ]は泣いてしまった。
「好き、」
君の口から出た言葉に俺は少し飛び退る。
でも俺の口からも一言、言いたいこと。
ただひとりだと思っていたかもしれない君へ。
「俺も好き。一人じゃないよ。」
END.