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──────いえもん視点──────

メテヲさんは負の感情が入り乱れた目で俺たちを見つめる。


「No.73。Go♪」


それを合図にメテヲさんはガンマスさんに蹴りを思いっきり入れる。ガンマスさんはワンテンポ遅れて気付く。気づいた頃には吹っ飛ばされているけれど。

レイラーさんとみぞれさんの2人は倒れている人達の近くで守っている。


が、銃を2発発砲する。みぞれさんが氷の壁を創り出すが、それを貫通して、みぞれさんの脳を貫く。


1輪の真っ赤の花が咲いたかのようにみぞれさんは血を撒き散らす。


「縺や?ヲ縺??ッ?ッ?ッ縺」縺?縺吶¢?ッ?ッ?ッ!!」


みぞれさんは突然のことにパニックになっているのか、聞き取れない様な声を上げ、助けを求めている。


メテヲさんは気にもとめないで、めめさんに殴り掛かる。めめさんはそれをバク転でかわし、一旦距離をとるがメテヲさんはまたしても銃を発砲する。


その銃をよく見ると、独自の製法で作られているらしく、見たことがない形状…いや、基本的には同じような見た目だが、1部不可思議な形をしている。黄色と白でつくられたその銃は天使が宿ったような銃に見えた。


めめさんはその銃をかわすが、その弾はUターンをして、めめさんの腕を貫く。


「い”!?ッッッたぁ…」


めめさんは腕を抑えるが、撃たれた場所から次々に肌がはらりと欠けていく。まるで鱗が剥がれるように美しい光と色をまとって腕がどんどん欠けていく。それは範囲を段々と広くしようとしているのか肩したまでもが欠けていく。

美しくもあるが、酷く残酷で、めめさんの身体を蝕んでいく。


めめさんは自身の腕を切り落とす。自分の大きな鎌で。


そうすると、落とした腕は完全に欠け、その代わりにめめさんの体に広がっていた謎のものはなくなり、腕以外が元通りに戻る


「うあ”ぁ”ぁぁああッッッ!?」


めめさんは呻き声をあげ、口から血を吐き出す。忘れていたが、めめさんは生身の人間だ。死神の能力を使えるからといって再生はとても遅い。人間は普通は再生できないからだ。その両方の性質を合わせ持っている為、結果的に再生はできるが、再生速度は遅くなる。しかし、既に断面は肌色に変わっていた。


「めめさッッッ…」


バァンッッ


メテヲさんが持つその銃口は突然光り出す。そして、撃った。誰に打たれているのかを確認するため、あたりを見回すが、見当たらない。ふと、全員の視線が俺の心臓あたりを凝視していることに気付く。


俺はゆっくりと自分の心臓を確認するように俺の胸元を見る。そこにはドクドクと血が流れ、暖かい血液が垂れている。もちろんその血の主は俺だ。


──────撃たれた。

その事実を認識すると、突然激痛が襲いかかる。が、すぐに痛みが消える。

…死ぬからだろうか?なんて軽いが、思いたくもないことを思ってしまう。

ふと、体を見る。さっきまでの傷がすべて消えている。


──────パキン


そんなプラスチックのような音が鳴るや否や、ローブの青白い魂のアクセサリーのような部分が粉々に砕ける。

これが俺を守ってくれたらしい。そんなことをすぐに察し、少しの安堵とそんな効果があったことに驚く。


しかし、今は考えに入り浸っていられるほど時間はないことに気付く。


暗殺者がメテヲさんを連れて、退散しようとしている。


「逃げる気か!?」

「ん〜?私は元々戦うつもりはなかったですよ?あなた達が喧嘩を売ってきたんじゃないですか?」


そう一言反論すると、黄色と黒のマーブルカラーのような禍々しい色合いをしたゲートのようなものを創り出し、入ろうとする。


「これを使うはめになるとは…」


めめさんが顔を少し引き攣らせて、目元を切っていない方の手で覆う。

その手が目元から話されると群青色でサファイアのような瞳が血のように赤く染まる。目の奥では冷静さのような青色が俺たちを見透かすように揺らめいていた。


突然めめさんが風のように瞬き1回程度の間に暗殺者の前に割りいる。

そして、暗殺者の瞳を見つめながら唱えるように言い聞かせる。


「『───』あなたに命令です。メテヲさんを置いて組織に戻りなさい。」

「…はい。」


暗殺者の翡翠色の目は真っ黒に染まり、メテヲさんを置いて先にゲートをくぐる。

暗殺者が通るとゲートは消え、傷ついた城内だけが残る。


水滴が滴る音が此度の戦いの終焉を意味した。




その後は忙しかった。突然めめさんが血を吐き出し気絶する。その対応もしなければならないし、傷ついた人の回復やら、メテヲさんの正気を取り戻すためのカウンセリング、城内の復興。

城内は慌ただしく、しばらく休みはなさそうなことを察する。


俺は回復などの能力や技を持っていないので、メテヲさんのカウンセリングをすることにした。と言ってもそんなのが初心者ができるはずもなく、メテヲさんの背中をさすったり、励ましたりすることにした。


「大丈夫ですよ。メテヲさん。あなたは何も悪くないですから」

「縺斐a繧薙↑縺輔>縺斐a繧薙↑縺輔>縺斐a繧薙↑縺輔>窶ヲ」


小さな声でボソボソとつぶやくメテヲさんは何を言っているか俺には分からない。


しばらくすると疲れたかのように眠りにつく。今日は色々あったからしょうがない。俺はメテヲさんをベッドまで運ぶ。


「また明日」











ここで切ります!戦闘があまり長続きしたいんですよね…。まあ、少しは上手くなりましたかね?大人数いると、書きにくいんですよね…。まあ、そこが腕の見せどころなんでしょうけど。


それでは!おつはる!

一明日を見るためにー

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コメント

14

ユーザー

春ちゃの小説いつも上手い…✨続きも頑張って!(๑•̀ㅂ•́)و✧

ユーザー

いえもんさんはぐさおさんのこと知らないんじゃ?

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