僕はいつもコスモとお菓子作りをしている。
「スプラウト!お菓子が焦げそう!」
そんなコスモの叫び声を聞いて慌てて火を消し、焦げたお菓子を取り出す。
「あー…これもう手遅れだね…」
残念そうな声で僕は言う。
「大丈夫だよスプラウト!また作り直せばいいんだから!ほら、また頑張ろう!」
僕は陽気なコスモに惹かれて僕はノッてしまう。
「おー!」
でも、ある日ランしていると…
「スプラウト! 助けて!」
僕はマシンに夢中で助けに行くことはできなかった。
「スプラウト…申し訳ないんだけど、ヒールしてくれない…?」
コスモが死にかけで歩いてくる。
「僕今何してるか見えないの?!今マシンしてるんだけど!」
「あ…そうだよね。全ッ然大丈夫だよ…」
友情に亀裂が入った気がした。コスモは体力が1しかなかったんだ。僕が助けてあげれば彼はもっと長生きできてたかもしれなかった。僕の代わりに。
なんとか次のフロアに行けたとき、ダンディが目の前にいた。ツイステッド化していて、迫力が凄かった。息もできないくらいの迫力だった。
「スプラウト…ダンディばっかりに注目しないで!!」
コスモの叫び声が響く。
「…え…?」
電子音や奇妙な音、ストン…と石が落ちるような音、化石が壊れるような音が聞こえた。これらの音はメイン達の特徴に当てはまってる。僕は察した。
「ま…まさか…メイン達もツイステッド化した…?」
焦りを見せながら僕は言った。
「………うん………」
切ないコスモの声が2人きりのエレベーターに響く。
「まもなくエレベーターが閉まります。」
アナウンスが響く。
「ダメだ…まだエレベーターの側にダンディとメイン達が…!」
無情にもエレベーターはガチャンと閉まり、エレベーターの外に閉め出された。
「コスモ…逃げるよ!」
僕はツイステッド達に聞こえないように囁く。
「そんなの分かってるよ…!」
さっきの僕の態度を引きずっているのか、態度が悪かった。僕はメインなのに、目上の人なのになぜこんな態度をするのか僕には分からなかった。
「なんでそんな態度なんだ!!!」
僕はナンセンスにも叫んでしまった。ツイステッド達が僕に注目する。僕はコスモをヒールし、逃げ去った。
「あ…スプラウト!!!!」
僕はコスモより足が速いし体力がある。僕はチェイスに最適なんだ。コスモにマシンを任せるためにエレベーターの側にあるマシンを指差した。
「マ…マシン…?僕得意じゃないよ…!」
コスモが言う。僕はため息をつきながら
「あ~もう…!!!チェイスもうしないから2人でやるよ!」
今の状況では、コスモは1つのマシンを、僕は8つのマシンをした。
「なんでコスモはこんなに役立たずなんだ…」
それがコスモに聞こえたのか、コスモはマシンをする手が止まっていた。マシンからブザー音が鳴り響き、メイン達がコスモのいるマシンに近づいてきた。
「 危ない!!」
僕は大急ぎでコスモを庇い、メイン達を追い返し、ハートが1つになってしまった。
「ス、スプラウト…」
コスモは体力を削って僕に分けた。コスモは再びハート1になってしまったから、僕はヒールしてあげた。
「…スプラウト、ありがとう!」
コスモは笑顔でそう言った。僕は少し幸せになれた気がする。
「…こちらこそ…!」
僕は言った。友情が元通りになった気がした。でも次の瞬間、僕は絶句した。
「コスモ!!!」
そう、コスモの背後から遅れてやったきたダンディがコスモを殺そうとしていたのだ。
「ん?」
次の瞬間、僕の目の前には血まみれのダンディとコスモがいた。
「ダンディ…やめてくれよ…ハハ…商品買わなかったのは悪かったけどさ、僕の親友は関係無いじゃないか…」
ダンディは無言で僕のことを猛獣のような鋭い目つきで見ていた。
「…申し訳ないと思って…」
次の瞬間、僕の体に激痛が走った。目の前にはブレスレットを身に着けた僕の腕があって、その腕の前にはコスモがいた。
「…まだ…それ着けてたんだ…」
僕はコスモと手を繋いだ。体中から鮮血が流れていた。でも、親友で、最愛のコスモと手を繋げて嬉しかった。
でも、次に目を覚まして見たのは以上に背丈が高くなったような目線と、背丈が一気に縮んだコスモだった。僕はこのフロアに留まらなきゃいけなくなって、エレベーターに乗り込もうとしても入れなかった。
「ヒィ…!ツイステッドスプラウトとツイステッドコスモだ…!」
失礼な、僕とコスモはツイステッドじゃない!
「ペブル、チェイスできる?」
「ARF!!!」
ペブルは自分のいる位置を示してくれ、僕と遊ぼうとしてくれた。他の みんなは僕のことを怖がって近づいてもくれなかった。でも、ペブルだけは僕に近づいてくれた。
でも、ペブルや他のみんなに離れてほしくなく、触手を召喚させて、みんなをここに留まるように縛ろうとした。でもみんなはそれをかわしてしまった。
「ゔぅ…」
僕はみんなが逃げているのが辛く、いつも唸り声を上げていた。でも、コスモだけは励ましてくれた。
「スプラウト、大丈夫!安心して、みんな貴方の優しさにこんなに贅沢していいのか?!請求書とか来るのか?!って怖気づいてるだけ、みんなとコミュニケーションを取ればいいの!」
僕にしかコスモが喋る言葉は分からなかった。他のみんなはコスモが仲良くしようとしているのに逃げていたからだ。ある日、僕はツイステッドということを知った。キッカケは
「コスモ、これが終わったら沢山お菓子を作ろう!」
「うん!!」
元気に喋る僕と、コスモがいた。僕はここ最近あまり自分のことを見ていなかったから、手のひらやマフラーを見てみた。自分に見えた手は、黒く変色し、血まみれで、大きく、いかにも恐怖の象徴のようだった。
「……ぁ…」
この声に気づいた僕とコスモはツイステッドになった僕とコスモを見て驚愕、そして絶句していた。