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待って待って最高過ぎて思考が回らん‼️鳴海隊長の涙目とか考えただけで尊死します⁉️続き楽しみにしてます‼️

続きを(≧▽≦)
初めまして。みたらしです。
色々な方々の保鳴を見ていたら、自分にも創作意欲が湧いてきました。
鳴保の方が多いみたいですが私は断然保鳴派です。
両片思いやすれ違いが大好きなのでそういう系をたくさん書かたらいいなと思っています。
初めてノベルを書くので、多少下手なのは許して下さい。
⚠️
エセ関西弁
初心者🔰
オメガバースです
ー 鳴海視点 ー
こんこんとドアを叩く音が聞こえる。
「なんだ、入れ」
「失礼しまーす」
入ってきたのは長谷川ではなくあのムカつく顔をしたおカッパだった。
「保科お前なんでいる!ここは細目とおカッパは立ち入り禁止だ!」
「相変わらず汚い部屋ですね〜、あと鳴海隊長より上の許可もらってるんで大丈夫です。」
くっそ
なんであんなにニヤニヤしてるんだ
「ここはボクのへやだ、とっとと出で。今ははゲームに忙しい。」
「それはできひんな。長谷川さんから連れてこいって言われとるし」
「なんで長谷川が?」
「今日第一と第三の合同練習あるの忘れてまへん?この前の会議で話しとったやないですか」
「そういえばそんなことあったな」
だるいけど長谷川怒ると怖いしな、、、
行くか
立ち上がってドアの方へ行く時、積み上げられていたYamazon の箱に足元をとられバランスを崩す。やばい、これ転ぶ。しかもおカッパの前で。
次の瞬間、腕を掴まれ、引き戻される。しかし、その勢いでバランスを崩し、逆に保科の方へ倒れ込んでしまった。
「はっ、えっ、なんで」
「支えきれんくて悪かったですね」
やばいやばい
近い
なんかいい匂いするし、、、
ドクン
えっ 体が熱い
なんで
「わ、悪かった」
そう言ってパッと立ち上がり距離をとる。
「行くぞ」
このままここにいたら、まずいことになりそうだ。
「はいはい。もう第三きてるので急いで下さいね。」
ー 合同練習終わり(夜) ー
くそ
今日の昼のこと考えてたらゲームにも集中できない、、、 あのおカッパめ
まぁ喉乾いてきたしジュースでも買いに行くか。
そこら辺に置いてあった小銭を持って部屋を出る。
誰もいない静かな廊下を歩きながら、今日の昼の出来事を思い出す。
ボクは検査でΩという判定が出たが今まで一度もヒートが来たことはない。あ、でも医者が「鳴海さんは親のどちらかが強いαでその特性を受け継いでいるんだと思う。だからヒートも来てないんじゃなかな。でも体はΩだから運命の番にでもあったらすぐ分かるんじゃなかな。(笑」
随分てきとうなことを言う医師だとは思ったが、おかげで今まで第2の性で苦労したこともないし、差別も受けたことがない。
だったら昼間の、体が熱くなるような、何かを求めるようなあれはなんだったんだ?なんで保科の時だけ、、、
保科はαなんだろうな。あの容姿だし、、、
違う!保科は別にカッコよくない、、、はずだ
ボクの方がもっと
「あれ、鳴海さんやないですか。どうしたんですか?」
「えっ、お前こそなんでいる!合同練習はもう終わったはずだろ!」
そこには保科が立っていた。自販機の白光に照らされた彼の姿は、薄暗い廊下の中でひときわ目立ち、胸がざわつく。前にも感じたことのある言い表せない何かが
「まだカフカと特訓してたんです。で、コーヒー買おうと思ったら間違えてジュースも買ってもうて、どうしようか悩んでたんです。」
「はっ、お前もバカだな」
「あ、いります?鳴海さん子供ぽいの好きそうやし(笑」
「はぁー💢 別にボクは子供っぽくない‼︎」
「そういうとこですよ(笑」
なぜかボクと喋ってる時の保科はいつもと違う雰囲気な気がする。柔らかいというか、、、
「いらないならいいですよー」
「いやもらっておく。ジュース代も浮くしな」
「あれ、鳴海さん前髪にゴミ付いとりますよ」
「とりましょうか?」
「えっ、ああ。」
ほな失礼します、とか言って保科の手が髪に触れる。あれ、なんか近くないか?
「あー絡まっちゃってますね。時間かかるかも」
さっきより近くなってる。ふわっといい匂いがする。保科のか。ずっと嗅いでると頭がぼーっとしてきて、またあの時のように体が熱くなっていく。
ドクンドクン
心臓の音が聞こえる。
なんかやばい。クラクラする。
欲しい
「取れましたよ、って大丈夫ですか?顔赤いですよ」
「だ、っじょぶだ」
「熱とかあるんじゃないですか?」
保科の手がおでこに触れる
「あっ//」
「えっ」
やばい、なんか変な声でた
恥ずかしい
どうしよう
「ボクは戻る」
そう言ってぽかんとしている保科を残して急いで部屋に駆け戻る。体がおかしい。熱い。苦しい。
布団にくるまるが体の疼きが止まらない。なんなんだこれは。
ー 保科視点 ー
一方保科は訳がわからないまま自販機の前に立っていた。
えっ、あれはなんだったん?あんな顔反則やろ。ほんまかわええ。
何を隠そう。僕は鳴海隊長のことが好きだ。ちょっと抜けてるところも可愛いし、かと言って戦闘中に見せる圧倒的な存在感にも惹かれる。一見だらしなさそうに見えるけど裏で努力してるところ、きついことは言うけど、人を傷つけないところ、しっかり隊員の実力を認めているところ、子供に好かれているところ。全部まとめて、ずーと前から好きだった。
いくら諦めようとしても無理だった。
周りからは犬猿と呼ばれ、顔を合わせるたびに喧嘩をしている。第2の性のこともある。僕は高校の時に検査をしてαだとわかった。正確なことはわかっていないが、隊員同士で噂されている通り鳴海さんもおそらくαだろう。α同士で付き合うことも可能か調べたこともあった。
だかそれ以前に鳴海さんは色恋沙汰になさそうだ。何度も諦めようとするが、会うたびにどんどん惹かれていく。
でもさっきのあれはなんだったんだやろ。今まで嗅いだことのない甘い、いい匂いがした。
「あっ、鳴海さんお金落としとるしジュースも、、、届けにいくか。」
隊長室に向かっている途中あの匂いがどんどん強くなっているのを感じる。
コンコンと扉を叩く
「鳴海さん、お金落としとりましたよ」
中からは少しくぐもった声がした。
「すみません、よく聞こえないので一旦失礼します」
扉を開けた瞬間さっきの匂いがぶわっと押し寄せてくる。そして初めてその正体を理解する。
これってもしかしてΩのフェロモン、、、?
えっ、鳴海隊長ってΩだったんか?
ガチャン
扉を閉め、鳴海さんが寝ているであろう布団に近づく。こっちもフェロモンにあてられて体が熱くなるのを感じる。あかん、自制が効きそうにない
「鳴海さんってΩだったん?」
「だったらなんだ」
蒸気した頬、目尻にたまった涙、熱い吐息
そんな鳴海さんを見た時、自分の中で何か切れる音がした
ここま読んで下さりありがとうございます。
次回は🔞も入れようと思います。
💬&♡ 飛び上がって喜びます。