テラーノベル
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没りそうだから
*リ→歯 嫌い、嫉妬
*歯→リ 話してみたい
恐怖。それは自身に害なす存在に向ける美しい感情。
絶望。それは未来にも希望にも期待できなくなった素晴らしい状態。
この荘園という狭い檻のような世界において、私はそれらの象徴だった。
サバイバーは私を恐れ、逃げ惑い、そして散る。
恐怖や絶望の象徴という立場は未来永劫揺らぐことなく、私を表すもの。
―――そう思っていた。
なのに。
全て彼に狂わされた。
突如としてこのゲームに現れた彼は、周りから期待され、称えられ、慕われていた。
サバイバーの恐怖の象徴となり、彼は対戦するとわかったサバイバーは皆絶望した。
先輩という立場であるハンターから向けられるは羨望の眼差しばかり。
初めてあいつと協力狩りした日のベスト演繹は私ではなく、あいつだった。
私はあいつに苦手意識を持っていた。はっきり言うと、嫌いだった。
勿論、嫉妬という醜い感情であることは百も承知だ。
それでも『後輩のくせに』『ぽっと出のくせに』『新人のくせに』と思ってしまう程に。
「…あの…」
ハンター用の居館で声をかけられた。
大嫌いなあいつの声だった。
コメント
1件
はい!読みましたー!😊 「恐怖と絶望の象徴」だったはずの自分が、後輩にその座を奪われていく――この嫉妬と焦りの描き方がすごく生々しくて、心掴まれました。ハンター視点で、しかも“負けていく側”の心理をこんなに丁寧に書いてくれる作品、なかなかないですよ…! “嫌い”“嫉妬”と認めるところに、かえって人間味があって好きです。続きが気になります🤍
申亞@現在スランプ。
65
しおちゃん(カハフシ書きた!)
46
#BL
☔
130
#オタクの叫び