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ビッチな彼女とプラトニックな恋愛を（旧タイトル　最強彼女、霊山寺さん）

第109話 - 18②

2024年12月07日

#恋愛

#ヤンデレ

#美少女

#第3回テノコン

#ボクっ娘

#境界性パーソナリティ障害

深海魚

画面には銀縁メガネをかけて制服のブラウスを着た彼女の上半身だけが映っている。場所はどこだろう？　背景の壁を見る限り、校内のどこかという雰囲気。彩寧さんが音声だけ聞かせた動画と同じものだろうか？　まだ分からない。

「入れていいぞ」

「分かった」

最初のは陸の声。分かったと答えたのは彼女。何を何に入れるのだろうと思ったら、撮影者がカメラをズームアウトして部屋の様子が明らかになった。

三人掛けのソファーに男が仰向けで横たわっている。男も制服のワイシャツを着ているが、下半身には何も着けてない。だから避妊具が装着された性器が丸見え。

彼女はその男の腰を両足で挟み込んで、いわゆるヤンキー座りの姿勢。そして彼女もまた男と同じく下半身に何も着けてない。

カメラは彼女の正面にあって、隠すべき下腹部の黒い茂みもカメラの前に惜しげなくさらされている。彼女の裸を見ているのは、カメラのレンズと寝ている男だけじゃない。画面の隅にときどき映り込む後頭部は葛城陸のものだろう。ということは二人の男とは別に撮影者もいるということ。おそらく撮影者が本条雅人で、彼女の下で下半身を丸出しにしている男が加藤圭太なのだろう。

「圭太さん、入れますよ」

「おう」

「なるべく早く出してくださいね」

「それは保証できないな」

「困るんです。圭太さんと雅人さんが早く出してくれないと、この前みたいに陸さんとセックスする時間がなくなってしまうので」

「そういうこと言われると出すのを我慢したくなるな」

「ダメです。さっさと出してもらいます」

と言うより早く、彼女は腰を落とし圭太と合体した。彼女は手慣れた様子で上下に腰を動かした。