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『二章 花束、また冬が来るまで。』
【2番ビル内 植物園】
秘「うおっ…すごいな…」
なんと2番ビル内は植物園だったようで、色とりどりの花や草が辺りを覆い尽くしている
愛「す、すごいっす!めっちゃ奥まで続いてるっす!」
見「モノクマにしては趣味がいいんじゃない?」
天「カフェエリアとかあるんだな」
飯「へぇ…いいね」
羽「ほら!早く散策しに行こう!千代ちゃん!」
兎「そうですね…!」
音「俺たちも行こう!ミライ!」
秘「だな」
【カフェエリア】
植物園の左の方へ行くと小さなカウンターがあり、ここがどうやらカフェエリアのようだ
蛇「…」
愛「…」
秘「…2人とも…何してるんだ?」
前とは違って、愛条は蛇足の隣に座って何か喋っており
蛇足も穏やかな顔をしている
蛇「私の本の読者から感想を聞いているんですよ」
愛「まさか蛇足先生ご本人と感想を語れるなんて夢にも思わなかったっす!」
音「愛条も小説とか読むのか?」
めちゃくちゃ失礼だな
愛「普通に読むっすよ!失礼っすね!」
音「ご、ごめん」
愛「小説を読むことも推し活の一環っすよ!本当にアイドルなんすか?」
音「…一応」
蛇「喧嘩はそこまでにしてください」
愛「す、すいません…」
秘「邪魔して悪かった…」
蛇「いえ、別に構いません」
秘「じゃあ俺たちは行くな」
俺は無理矢理、瑞稀を引きずって歩いて行った
【食虫植物エリア】
ここはどうやら食虫植物エリアのようで、見たことないような変な植物が天井まで伸びていた
音「…なんというか…怖いな!」
秘「まぁなんかエイリアンみたいな感じはするよな」
紅「食虫植物をエイリアンなんて…失礼ですわよ」
秘「紅葉…食虫植物好きなのか?」
紅「私は特に好きではありませんわ。あの子が好きなの」
紅葉が扇子で指した先には、まじまじと食虫植物を眺める見鏡の姿があった
見「…」
音「よく2人って一緒にいるよなー」
紅「私があの子を気に入っているの。芯があってとても面白い子ですわ」
意外と紅葉が人を好きになることあるんだな…
紅「…さぁ、さっさと次のエリアに行きなさい。邪魔ですわ」
秘「邪魔ってなぁ………じゃあ、また後でな」
紅「えぇ、また後で」
音「じゃーなー」
またしても瑞稀を引きずりながら歩いて行った
【四季エリア】
音「えっとここは…四季エリア?」
秘「四季を代表する花が集まったところっぽいな」
羽「おっ!やっほー2人とも!」
秘「羽衣、ここにいたのか?」
羽「もしかして…羽衣ルナちゃんをお探しだったのかね!?」
秘「いや、別に探してたわけじゃない」
羽「即答…!」
音「あれ?珍しく兎月と一緒にいないんだな」
羽「兎月ちゃんは、さっき躓いて転んじゃったから天谷君たちと傷を洗いに行ってるの」
秘「やっぱり兎月って超高校級の不運なんだな…」
羽「…聞きたいことがあるんだけどさぁ…」
羽衣はいきなり真面目な顔になり、小さい声で俺たちに囁いた
羽「…好きな人とか、いる?」
秘「…好きな人…?」
音「…」
予想外の質問だ
薬「こんな状況でよく恋愛なんてしようと思えるね」
羽「うおっ!びっくりした!」
秘「今の話聞いてたのか…」
薬「そんな話をするぐらいなら誰が次に人を殺しそうか考えようよ」
薬「俺はね〜飯田橋だと思う」
音「ずっと思ってたんだけど…なんでそんな露骨に飯田橋をいじめるんだ?」
羽「あ、それ私も思ってた!いかにも無害〜って感じの子じゃん」
音「だって…なんとなくムカつかない?あの顔」
秘「典型的ないじめっ子だな」
羽「終わってるわぁ…」
そんなことがあり、1日が過ぎて行った