寝室
桜彩)み、ミツ…?
ミツは無言で私をベットに下ろし私の上に跨った
桜彩)こ、こういうのって…恋人になってからとか…夫婦になった後とか……ね?落ち着こ?
ミツ)…なら、恋人になればいいんだね?
桜彩)ちょッ!
ミツは私の顔を挟むようにベットに両手を着いた
ミツ)桜彩、好き
桜彩)……へぁ…///
いつぞやにされた告白とは違う…真剣で私を見据えた目…逃がさないと言わんばかりに見据えるその目は私の体を少しづつ快楽に落としていく
桜彩)み、ミツ!一時的な感情で初めてを失うなんて…!
どうにか逃げようとしても「逃げないで、ちゃんと俺を見て」と真剣に言い放った
桜彩)ご、ごめ…ん
ミツ)ねぇ、桜彩…どうしても嫌なの?
桜彩)き、嫌いじゃないし嫌じゃないよ!でもね…その、愛された事ないから…わかんなくて…
桜彩)あ、いや…虐待されてたとかじゃないしちゃんと愛されてたよ?でもね…なんというか…こう……満足って言うのかな……したこと無くて
ミツ)満足ができない…ってこと?
桜彩)まぁ……そんなとこ…かな?
少し目を逸らして言うと頬を軽く捕まれ目を合わせられた
桜彩)んぅッ…
ミツ)逸らさないで、今話してるのは俺だよね?
桜彩)んにゅぅ…
ミツは私の服を脱がせながら「満足が出来ないなら満足させてあげるから」と言って頬を撫でてくれた
桜彩)でも…アレだし…
ミツ)こういう行為は恋人同士になってから…だっけ?桜彩、少し奥手じゃない?
桜彩)ふぇ?
ミツは私の下着を脱がせてからそっと布団を被せてくれた
ミツ)そういう関係になるのが怖い…って方がいいのかな、多分「親しくなった人」「親しい人」「愛しい人」「愛してくれる人」そういう人が居なくなるのが…死ぬのが怖いんだよ
桜彩)え…
確かに…言われればそうだ……寂しくなるのが……孤独を味わうのが嫌なんだ…
ミツ)親…居ないんだよね?去年か一昨年か…それよりもっと前か知らないけど……でも、寂しくなるのが嫌って事は…ココ最近…つまりは去年とかその辺かな
桜彩)な、なんでわかんの……?
ミツ)何となく笑
ミツは笑いながら私の頭を撫でたり頬を撫でたり……そっと唇を重ねてくれたり…私の傷を抉らないようにそっと優しく…
桜彩)何となくで……そこまで分かる?
ミツ)まぁ、奥手って時点で色々わかるし……後は、1人で家事をして…ね?
桜彩)……そっか
「ありがとう」と言って優しく微笑むとミツは「寂しくさせない、絶対一人にさせない」と言ってから「桜彩は……いや?1人になるって思う?」と言って手を握った
桜彩)……いいの…?寂しくしない……?
ミツ)絶対しない、俺も、アイツらも…絶対
桜彩)…ほんと…?
ミツ)本当
ミツは私の布団を捲ってまた私の上に跨った
ミツ)いい?
桜彩)……コク
小さく頷くとミツは身体中に優しくキスの雨を降らし私の体が冷えないよう自分の上から布団を被った
桜彩)あわッ
ミツ)ごめん、嫌だった?
桜彩)う、ううん…ありがと
ミツ)なら良かった、ちょっと足開いて
桜彩)う、うん……
スッ…と足を開くとミツは「痛くしないと思うけど…痛かったら教えて」と言って優しく指を優しく入れた
桜彩)ッ…
ミツ)い、痛い?
桜彩)ちょ、ちょっと……
ミツ)じゃあ……ちょっとだけ失礼するよ
桜彩)んぅ…?
ミツはそのまま布団を被って私の足の付け根まで移動してクリクリッと触り始めた
桜彩)ひにゃッ///
ミツ)大丈夫?
ひょこっと顔を出したミツの頭を撫でて「ご、ごめんね……?初めてだから……///」と言うと「え、もしかして…やったことない……?」と少し意外そうな顔をした
桜彩)じ、実はね笑家の事で忙しかったからやった事ないんだ笑
ミツ)え〜…以外かも
桜彩)え、酷い…
軽く雑談をしてからミツは私の頬にキスをして「これから一人でやるよりももっと気持ちよくしてあげるから楽しみにしてて」と言ってからまた布団の中に潜り込んだ
桜彩)ッ…バカ///
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