テラーノベル
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昼休み。
みことはまだ、いるま、こさめ、なつに相談していた。
みこと「……どうしよう」
いるま「まだ悩んでんのかよ」
みこと「だって、すっちーが全然話してくれないんだもん」
なつ「まあ、今はらんがずっと一緒にいるしな」
みこと「そうなんだよ……」
みこと「らんらん、完全にすっちーの味方だし……」
こさめ「ふーん……」
こさめが、にやっと笑った。
こさめ「じゃあさぁ」
みこと「?」
こさめは俺の顔を覗き込む。
こさめ「みこちゃん、すっちーのこと好きなのぉ?」
にやにや。
みこと「…………」
いるまとなつが同時にこさめを見る。
いるま「……こいつはまた」
なつ「こさめ、絶対からかってるだろ」
こさめは二人を見て、心の中で思った。
(みこちゃん、違うって慌てるんだろうな~)
(ちょっとからかってみよっと)
こさめ「どうなの? みこちゃん?」
こさめ「すっちーのこと、好きなのぉ?」
いるま「おい、やめとけって」
なつ「絶対また変なことになるぞ」
こさめは楽しそうに笑う。
こさめ「だって気になるじゃーん」
そして。
みことは少し考えて――
普通に答えた。
みこと「好きだよ?」
こさめ「…………」
いるま「…………」
なつ「…………」
三人が固まった。
こさめ「…………え?」
いるま「…………は?」
なつ「…………えぇ!?」
こさめ・いるま・なつ「えぇ!!??」
みこと「え?」
こさめ「え、ちょ、待って!?」
いるま「お前……マジで?」
なつ「今の、冗談じゃないのか!?」
みこと「冗談じゃないけど……?」
三人が顔を見合わせる。
こさめは完全に予想外だった。
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みこまめ
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(え!?)
(みこちゃん、慌てて否定するんじゃないの!?)
(え、待って待って……本当に!?)
なつが慌てて聞く。
なつ「みこと!」
みこと「ん?」
なつ「好きって意味、分かってるのか!?」
みこと「分かってるし!」
なつ「…………」
みこと「俺、子どもじゃないから!」
いるま「いや、そういう意味じゃなくて……」
こさめ「みこちゃん、本当に?」
みことは、少しだけ真剣な顔になる。
みこと「本当に」
みこと「俺は本気ですっちーのことが好きなんよ」
三人はまた黙った。
こさめ「…………」
いるま「…………」
なつ「…………」
みことはそんな三人を見て、首を傾げる。
みこと「……何?」
こさめ「いや……」
こさめは思わず自分の口を押さえる。
(まさか……)
(本当に好きだったなんて……)
いるま「……お前、いつから?」
みこと「んー……」
みことは少し考える。
みこと「いつからかは分かんない」
みこと「でも、すっちーといると楽しいし」
みこと「もっと一緒にいたいって思うし」
みこと「嫌われたくないって思う」
みこと「だから……好きなんだと思う」
三人は何も言えなかった。
なつ「……そっか」
こさめ「…………」
いるま「……なるほどな」
みことは少し照れながら笑う。
みこと「だから、すっちーに避けられてるのが結構きつい」
みこと「俺、何かしたなら謝りたいし」
みこと「また普通に話したい」
その言葉を聞いて。
三人はようやく理解した。
みことは、本気だった。
こさめ「……みこちゃん」
みこと「ん?」
こさめ「頑張ってね」
みこと「……うん」
いるま「まあ、すちが今らんと一緒にいたいなら、無理に入っていくなよ」
みこと「分かってる」
なつ「でも、ちゃんと話せるといいな」
みこと「うん」
そしてみことは、少し遠くにいるすちを見る。
すちは、らんと話していた。
みこと「……やっぱり、すっちーと話したい」
その横で、こさめが小さく呟いた。
こさめ「……まさか本当に好きだったとは」
いるま「お前が聞いたんだろ」
こさめ「だって冗談のつもりだったもん!」
なつ「こさめらしいな……」
こさめ「でも……」
こさめは、みことを見る。
こさめ「みこちゃん、本気なんだね」
みこと「うん」
迷いのない返事だった。
そして三人は、また顔を見合わせる。
いるま「……これ、どうなるんだろうな」
なつ「さあ……」
こさめ「すっちーが知ったら、どうなるんだろ」
三人の視線が、すちへ向いた。
けれど。
今のすちは――
まだ、みことの気持ちを知らない。
コメント
1件
「好きだよ?」ってあっさり言っちゃったみくん、めっちゃかっこよかったです……! からかうつもりだったこさめちゃんたちが逆に固まっちゃうの、面白くて何度も読み返しちゃいました😂 でもそのあとの「嫌われたくない」「もっと一緒にいたい」って言葉に、みくんの素直な気持ちが詰まってて、胸がぎゅっとなりました🥺 すっちーに早くこの想いが届いてほしいな……続きが気になって仕方ないです!