テラーノベル
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部屋でしばらく、ボーっとしていたら
急に…
『こんなことをしていちゃいけない!
もっともっと亮に好きになってもらう為に、自分が出来ることをしないと!』と思い始めた舞。
『亮が帰って来るまでに、美味しいご飯を作って待ってよう!』と、料理を始めた。
『亮が好きなもの全部作ろう!』
あれもこれも…たくさん作ったら、
和洋中バラバラになった。
それでも、亮に食べて欲しいから…
褒めてもらいたいから…
嫌われたくないから…
亮が帰ってきたのは、いつもより随分遅くて、
夜9時を回っていた。まだ、やることがたくさんあるのだろう。
議会が始まればきっちり9時〜17時頃には終わり、
遅くとも19時までには帰って来れるだろう。
舞は、疲れてソファーでウトウト。
「ただいま〜舞、ごめんな、遅くなって…」
亮は、テーブルに並んだ料理の量を見て驚いた。
「舞〜!」
「お帰り〜」そう言って立とうとしたけど、
すぐに倒れそうになり、亮が慌てて抱きしめた。
「大丈夫か?」
そう言われると…また、いっぱい涙が溢れた。
「亮〜〜〜!うわ〜〜ん〜〜」
溜まってた物が一気に溢れ出して、
声を出して泣く舞。
「ううう〜」
亮は、黙って抱きしめて、ずっと背中をさすっていた。
気の済むまで泣かせて…
「舞〜大好きだよ」
「う、うううっ」また、涙が…
「何も心配するな!俺は舞が大好きだ!な…」
「うん」
「こんなにいっぱい、俺の好物ばかり作ってくれたの?」
「うん」
「ありがとう〜一緒に食べよう」
「う…ん」
「しかし、全部食べられるかなぁ?1週間分ぐらいあるなぁ」
「ふふ、食べられるわけないよ。残ったら冷凍しておく。」
「うん、そうだな」
もう一度、ぎゅーっとしてキスをした
「食べよう」
「うん」
そして、何も聞かず「美味しい、美味しい」と、
お腹いっぱい食べた亮。
「舞、あんまり食欲ない?」
「うん、少し悪阻があるし…」
「そっか…じゃあ作るのも大変だったね。
食べられる分だけでも食べて。
何か欲しい物があったら明日、買って来るから…」
「うん、ありがとう。思いついたら連絡する。」
「うん。」残った物を2人でタッパーに入れて保存。
食器洗いを手伝ってくれる亮。
「舞、一緒にお風呂入ろう」
「え?」
「1人だと倒れたりしたら、心配だし、一緒に入ろう」
「うん…」
そう言って一緒にお風呂へ
舞の髪を洗い、身体を順番に洗う
お腹も優しく洗う亮
「赤ちゃん、パパですよ〜頑張って大きく育って、 元気に生まれて来てね」と、泡で撫で撫でする。
「ふふ。自分で洗えるよ」
「うん、だけど俺が洗う」
時々、舞にキスする亮
「ふふ、嬉しい?」
「もちろん!すっごく嬉しいよ。」
「良かった」
また、キス
舞の身体に負担をかけないように、手早く洗う。
自分の身体も急いで洗って、一緒に温まる。
湯船で後ろから舞をしっかり抱きしめる亮
柔らかい舞の胸に触れてしまった
それだけで正直な身体は…
「あ!」
「ん?」
「ううん」
「ん?」舞は、亮の一大事に気がついたが、
今日は、何も出来ない、と気づかないふりをした。
悟られないように…と、誤魔化す亮
でも、「胸、ちょっとだけ触ってもいい?」
「ふふ、うんイイよ」
「あー柔らか〜い♡」たまらない…
『あー胸にキスしたい』ダメだ!
そんなこと考えてたら、余計 反応してしまう。
「先に拭くから待ってね」と、
自分の身体を急いで拭いて…タオルを巻く
「ゆっくりおいで」と手を出す亮
舞の身体も拭いて、服を着るのを手伝う。
急いで自分もパンツだけは履く。
リビングへ行き
舞の髪をドライヤーで乾かす。
折り畳みの鏡を開く
「鏡越しにジーっと亮を見つめる舞」
「ん?どうした?」
「亮、優しくなった」
「そりゃあ、そうでしょう」
「どうして?」
「舞の夫だから…お腹の子のパパだから…
2人とも大事にする。」
「ふふ、嬉しい」ニッコリ
でも、まだ不安気な舞
「まだ、何か不安?」
ぎゅーっと亮にしがみつく
「舞…」
ドライヤーを置いて、舞をしっかり抱きしめる
背中をトントンする
「亮!」
「ん?」
「好き?」
「うん、大好きだよ」
ジーっと亮の顔を見る
「ホントに、大好きだよ♡」
「うん…」また、泣きそうになっている
舞の涙を拭い、優しく丁寧にキスをする
離れても、またジーっと舞が見つめるから、
何度でも、キスをする
「ふふ、いつまでするの?」と、やっと笑った舞
「舞がいいって言うまで、何度でも…」
また、キスをする
かなり濃厚になり…亮が《《したい》》んだと
分かってる舞
「ごめんね」
「何?」
「今は、出来なくて…」
「分かってるよ、そんなの…」
「だから、あんな色気たっぷりの人が来たら、今の亮なら…って思ってしまった…」
「舞!失礼な!俺にだって選ぶ権利はあるよ。」
「そうだけど…あんな胸の開いた服を着て強調して、短いタイトなスカートにピンヒール、真っ赤な口紅に香水、如何にもセクシーアピールしてる人に、今の亮は大丈夫なの?って思ってしまった…」
「あのさ…ショックだよ。舞にそう思われたことが…全然、興味ないから!」
「そうなの?」
「うん、こんなに俺のことを思ってくれて、
可愛い顔して、ママの色気いっぱいの舞が居るのに、他の人なんて、何にも歯が立たないよ。」
「嘘〜」
「ホントだよ。どんな人より色気がすごくて…だから、さっきから俺はたまらないよ」
「あ、分かってたけど…」
「さすが舞だなぁ〜バレてた?」
「うん。最後までは出来ないけど、私もラブラブしたい♡」
「いいの?大丈夫?」
「うん、胸、触っても大丈夫?」
「うん」
「舞〜ありがとう♡」
そういうと、舞をソファーに寝かせキスをして、
首筋から、胸へ…柔らかい部分を包み込み、優しく 愛撫しだした。
「あ〜♡」舞が感じてる
そう思うだけで、亮はテンションが上がる
もっともっと、愛する
徐々に下へ
『いいのかなあ?怒られないからいいかなぁ?』
さっき履かせた下着を脱がせてみる
『おー最高だ〜舞ちゃ〜ん』
刺激してはいけないから、優しく愛する♡
すごくイイ顔をしている舞。
『大好きだ』
舞をいっぱい堪能する。
『はあ〜たまらない♡舞〜何よりもエロいよ、
俺の奥さん、最高だよ』
舞も気持ち良くなりすぎたのか、達したようだ。
『おー俺のテクも腕が上がったなあ〜』とニヤリ
はあ、それでもやめたくないなぁ〜
もう少し…もう少し、続けて味わってみる
『これ以上、奥はダメだな、手前だけ…』
「あ〜あ〜あ〜もうダメ〜♡」
ビッしゃ〜噴水〜
生まれたのかと思ったよ…
『すご〜い』
「舞、すごいよ♡」
「ヤダ〜恥ずかしい…」
「舞〜嬉しいよ」と抱きしめる
「亮もたまらないんじゃ?」
舞は、知っている亮は、元セフレだから…
盛り上がり過ぎて…
「してあげる♡」と、口走ってしまった
「イイの?♡」喜んでいるから…
口で…
「あー」
『舞〜すご〜い!ダメだ、これはすぐにヤバイぞ』
『うわ〜どうしよう、ホントにヤバイヤツだ』
「舞、もう〜あ〜〜〜!」
引き抜いて、外へ…
「掃除、大変だね」
『なんと、冷静に…』
「ごめんなさ〜い」
『だって、口に出したら、悪阻もあるし、オェってなると思ったんだから…』
「気を使ってくれて、ありがとう」
「え?もしかして良かったの?」
「いや…」
「だよねー」
「少しだけ余韻が欲しい」と、舞を抱きしめる
キスをして…ニッコリ
「はい、掃除しましょう。サッとシャワーも浴びよう」
また、お風呂へ舞い戻る…
「ふふ」
仲良し夫婦♡