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こんにちは!!いちごです!!
この度はフォロワー様500人ありがとうございます!!
まさかこんなにフォローして頂けると思っておらず、感激です!!
記念といたしまして、人作品書こうと思います!!
本当は読み切りにしたかったんですけど、そうすると長すぎるので、3話くらいで書けたらいいなって思ってます!
フォロワー様500人記念作品。
『神の花にはご注意を。』
𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭
赤い花と言えば皆様は何を想像しますか?
梅雨明け。夜出歩くのに半袖がちょうどよくなってきた季節。星空の元、ネオンライトが光る街に迷い人が一人。
🌸 「ここ、俺のお気に入りなんだ〜」(ルンルン
📢 「そうなんすね… 」
テーブル席の向かえ側に座っているこのご機嫌な男は同じ大学のひとつ上の先輩で高校時代から良くして貰っている。 高校の頃から女遊びが激しかった俺は大学生になって3ヶ月、毎日のように夜の街をフラついては適当に相手を見つけてはホテル通いだった。
🌸 「雰囲気いいよね〜ちょっと和風?な感じしてなんか落ち着くんだ」
📢 「先輩和装とか好きですもんね」
🌸 「そーなの!それでどう?気になる相手居そう?」
📢 「いや、いきなりはちょっと…」
この先輩に連れられて入った店はゲイバー。成人しているから入れはするが、まだ20歳になっていないため、俺も先輩も酒を楽しむことはできない。そのため俺たちの机にはコーラとジンジャエールが並んでいる。先輩は自分のグラスを片手に俺に質問を投げかけながら周りを見渡し、今夜の相手を見繕っているようだ。
ここまでの話から察する通り、この先輩はゲイだ。高校時代から遊びまくってた俺だが、ずっと女を抱くのに不信感を抱いており、それを知った先輩が特別に自分のお気に入りのこの場所を紹介してくれたのだ。
🌸 「まぁ、ゆっくり決めなね」
🌸 「もともとノンケだったならいるまは多分タチになる可能性が高いし」
📢 「タチ…」
🌸 「そ!まぁ、俺がネコやっているまの挿れるでもいいんだけどさ」
📢 「それは絶対無理ッ!!!」
🌸 「だろ?俺としても今お気にの子がネコ専だから、俺もなるべくネコ役したくないんだよね」
📢 「ひょっとして今探してるの…」
🌸 「そ!そのオキニの子!あわよくば付き合いたい!!!」
📢 「クソやりチンが…何言ってんだか」
🌸 「お前人のこと言えないだろ…なんなら俺よりクズやん」
高校時代から天下の遊び人だった俺だが、こいつも対外で経験人数はおそらく俺より上。遊び方や遊び場を提供してくれてたのもこいつだ。
カランと音をたてグラスを机に置いた。どうやら、飲み物が無くなったらしい。先輩が新しいのを頼もうと立ち上がると同時に、誰かが俺たちの席の前で止まった。
🌸 「来ると思ってた」
🦈 「お誘いかな?ひょっとしてこさめのこと待ってた??」
🌸 「そっちだって店入ってきて真っ直ぐこっち来たじゃん」
🦈 「えへへバレた?」(ギュッ
🦈 「…誰?」
🌸 「後輩」
📢 「…うす」
🦈 「えー可愛いじゃーん♡君も一緒にどう?」
📢 「遠慮しときます」
🦈 「そんなこと言わずに〜!」
📢 「タイプじゃないんで」
🌸 「お前とは昔から趣味合わないよな」
📢 「先輩の趣味が悪いんすよ」
🦈 「それこさめに失礼じゃない!?」
🌸 「ごめんごめん笑じゃ、俺たち行くから相手探し頑張れよ」
🌸 「あ、前にも言ったけど”魔性の花”には気をつけろよ〜」
そう言い残すと二人は仲良く腕を組みながら店を後にした。今日先輩の機嫌が良かったのはあの人が来るってわかってたからだろう。目の前に置いてある空になったグラスを見て俺はため息をひとつついた。
1人になってしまったが実際、男の好みのタイプなんて分かったもんじゃない。相手がタチかネコかも区別がつかない俺は話しかけにすら行けない。誰かから話かけられるのを待つにもゲイの人はノンケとそうじゃない人の区別がつくらしいし、今まで女しか抱いてこなかった俺なんかに話しかけて来る人もいないだろう。
______カタンッ
「ここ、いいかな?」
帰るべきか悩んでいると、ひとつのグラスが机に置かれた。顔を上げると一人の男が妖美な笑顔で俺のことを覗き込んでいた。スっとした鼻筋に潤った少し厚めの唇。血をそのまま落とし込んだような瞳に重めの髪が実に魅力的だ。おそらくこの顔を見た誰もが彼を美しいと言うであろう美貌を持った彼は体の線が細いからか、後ろ姿はショートヘアの女性のようだと感じた。
いきなりは現れた花に呆気を取られていると、その美しい花は笑顔を咲かせて言った。
🍍 「何ぼーっとしてるの?笑」
📢 「あッ…すみません」
🍍 「いやいいよ笑すごいイケメンだね!俺好みの顔だ」
これが美人の誘惑か?そう言われ俺は一瞬ドキッとして身体が熱くなるのを感じる。が、その一瞬で理解した。この花は危険人物だと。
“魔性の花”この言葉はおそらく彼のことを指すのだろう。「”魔性の花”には近づくな」この街に出入りする者にある共通認識である。その花はとても妖美で誰もを魅了する美貌を持っており、一晩を共に過ごすとその花なしには生きられない程に焦がれてしまうと言う。しかしその花は一度寝た相手とは二度と寝ないらしく連絡先も誰も知らない。花に溺れてもう一度一夜を過ごしたいと懇願する人が後を絶たないんだとか。
まさかこの辺りに来て初日から出くわすとは思っていなかった。俺はどうするかを考えながらまずは花と会話をすることにした。
📢 「いや、俺なんて大したことないっすよ〜どこにでもいるだろうしこれくらいのやつ」
🍍 「またまた〜」
🍍 「今日はどうしてここに?」
📢 「大学の先輩に連れられて…まぁ、その人もう相手見つけてここ出ていきましたけど」
🍍 「置いたかれたんだ笑」
📢 「だからもう帰ろうかなと」
🍍 「せっかく来たのに?」
📢 「それもそうなんすけど…」
🍍 「君ノンケでしょ?」
📢 「え…」
一瞬ドキっとした。ゲイかどうかをこの花は見事にみわけたのだ。色んなことを見透かされてる気分になり少し冷や汗をかいた。
🍍 「冷やかしに来たの?」
📢 「いやそんな!!…なんか、しっくり来なくって…」
🍍 「何が…?」
📢 「今まで散々遊んできて女なんて飽きるほど抱いたけど、女を抱いてる自分がしっくり来なくて…」
🍍 「それでここに来たのか…」
📢 「まぁ、実際は誰にも声掛けられないでいるんすけどね…」
🍍 「…でも、みんな君のことを見てるよ?」
📢 「え…」
そう言われて思わず周りを見渡してしまった。そうすると確か二、三人俺のことを見ていることに気づいた。が、目が合いそうになると逸らされてしまう。俺と話をしたいと思ってくれたのだろうかと思う反面違うのだと理解した。きっと目の前にいる魔性の男を見ているのだ。
🍍 「ほらね、見てたでしょ」
📢 「いや、あれはあんたを見てるんですよ」
🍍 「え?」
📢 「あんた、この世のものとは思えないくらい綺麗だもん」
🍍 「え…」
どうせこれくらいのことは言われなれているのだろうと視線をやると自分の考えとは裏腹にピュアな反応をしていたので一瞬驚いた。
📢 「えッ…なん」
🍍 「あーごめん、、///」
🍍 「なんか君に言われると…」(カァー///
その顔を見た瞬間腹の奥から得体の知れないもの衝動に駆られた。この顔をもっと見たいしほかの顔を見てみたい。この花を暴いてみたい。
🍍 「取り乱してごめん、、とにかく、君顔がすごくいいからみんな狙ってんだよ」
📢 「それはあんたの方では?」
🍍 「いや、さっき見てた人全員ネコだから」
🍍 「俺もネコ専だし、それはないよ 」
自分がネコ専だと言う花は一体どんなセックスをするのだろうか。頬を赤らめて俺の身体を好きに使って感じるのか。自分が攻めるのが好きなのか。はたまたさっきのように意外と初心な反応をするのか。ダメだとわかっていながらも俺は自分がどんどん溝にハマって行っているのを感じる。
🍍 「今日、誰かをお持ち帰りするつもりで来たんでしょ?」
📢 「…!はい…まぁ、一応」
🍍 「なら、今夜は俺にしない?」
📢 「え?」
🍍 「俺君の顔すっごい好きだし、百戦錬磨の君なら男相手でも上手くできそうだし?」
🍍 「それに悪いけど、君狙ってる子多そうだからゆっくり考える時間はあげられない」
🍍 「ってことでどう?」
📢 「え…あの、、はい…」
🍍 「俺のことは”なつ”って呼んで」
📢 「いるまです…」
🍍 「んん”〜〜♡////」
🍍 「やっっばッ♡いるまの最高♡」
📢 「…ッ///」
📢 「いきなり挿れんなよ…///」
🍍 「今日は俺の好きにさせてもらうから♡」
パチュッ♡パチュンッ♡パチュンッ♡
ホテルに行って後ろは準備してきたと言い速攻挿れられた。慣れているからか俺のをきゅうきゅうと締めつけて美味そうにしゃぶっている。自分の気持ちいいところに当てているのか、甘い声が漏れ出て顔が蕩けている。そんな顔を見ていると、下から突き上げたくなるが、何もするなと言われているので耐えるためにシーツを強く掴んでしまう。
🍍 「あッ…ん♡…何もできなくてもどかしい?」
📢 「うっせーよ…早く動かせろ」
🍍 「あはッいいね!余裕無くなってくると敬語外れるの?」
📢 「まじで…あんま舐めんなよ?」
ムカつくことを言うのでつい思いっきり突き上げてしまった。相手の余裕を奪うためにしたことだったが、あまりに強く締めつけてくるのでこっちがイきそうになる。男は初めて抱いたが、ここまで気持ちいんだったら女より良いのではないかと思えるほどだ。
さっきまで動きにも勢いがあり口数も多かった花だが、たった一度の突き上げで達してしまったのかびくびく痙攣しながら俺の腰の上で余韻を堪能しながらヘコヘコと腰を動かしている。その腰遣いがなんともエロくて俺はもう一度重く突き上げてしまった。
🍍 「あ”ッ!!?!♡まって、いまイっ…あぁあ”ッ!!!!!♡」
📢 「うっせーな…いいから黙って感じてろ」
📢 「言っとくけど、お前がエロいのが悪いんだからな?」
🍍 「〜ッ!!!!!あ”ッ〜!!!!!♡」(プシャァァ
📢 「潮…相当開発されてますね?」
誰だか知らない相手に開発されてめちゃくちゃ気持ちよくなっている穴にピストンを続けながら俺はひたすらその身体を堪能した。女を抱くのに不信感があった俺が今は男を抱くのにしっくりきている。こんなに気持ちいいセックスがあったのかと感動までしている。
カランカラン…カラン…
📢 「…ピアス」
🍍 「あッ…」
身体を揺れ動かす度に彼の付けているピアスがカランカランと音を立てた。赤い宝石が埋め込まれており、揺らすと音が鳴るようにジャラジャラと色んなものが付いている。あまり見ないデザインなのでおそらく特注品だろう。
🍍 「…あんまり見ないで…恥ずいから」
📢 「なんで?かっこいいと思いますけど」
🍍 「いや…本当はバチバチに開けたかったんだけど、1個で痛くて断念したんだよね…」
📢 「そんな痛いっすかね?」
🍍 「君はいいよね…バチバチで」
📢 「そっすかね…気に入って貰えたならよかった…すッ!」
パチュンッッッ!!!!!♡
🍍 「あ”ッ!!!???ッ♡」
📢 「俺がこうやって動く度にピアスが音立てるのエロいっすね…めちゃくちゃ唆る…」
🍍 「ッあ…ん”…////」(ビクビクッ
📢 「まだバテないでくださいね?俺まだまだ元気なんで」
気づくと空が少し明るくなってきていた。あれから何時間もずっとしていたらしい。意識が曖昧なのか、俺の横には喘ぎ声を囁きながら虚ろな目をしている彼がベットで仰向けになっている。まだ中に入っている感じがするのだろうか。そう思い彼の腹部を少し押してやると「ッお”“”“♡」と言う汚い声を上げて軽く絶頂した。そしてそのまま眠ってしまった。可愛いなと思い俺はつい笑みを零してしまった。明日…というかもう今日か。今日も講義があるので少しは寝ておこうと思いベットに横たわる。すると眠気が一気にきて俺も直ぐに深い眠りに落ちた。
🍍 「…おい!おい!起きろ!!」(バシッ
📢 「…いってぇな…」
🍍 「そろそろチェックインなんだよ」
📢 「…?ん…?なん…」
俺はめっぽう朝に弱い。そのため今の状況がよく分かっていない。目の前にいるのが誰なのかここがどこなのかどうしてここにいるのか、理解するまで数秒かかった。
📢 「あ…あんた、、、」
🍍 「何?朝弱いの?低気圧?」
📢 「まぁ…」
🍍 「…もぅ、、俺の方が身体痛いのに世話させやがって…」
📢 「…すんません」
🍍 「昨日セックスしてるときは砕けた感じだったのに、してないと敬語戻るのな笑」
📢 「…そうでした?」
🍍 「そうだよwまぁ、敬語はどうでもいいけど名前くらいは呼んで欲しいな」
📢 「呼んでませんでしたっけ?」
🍍 「うん」
📢 「…なつ、さん」
🍍「ん」
名前で呼ばれるのが相当嬉しいのか、なつさんは笑顔で微笑んだ。その笑顔はどこか子供っぽくて不覚にもキュンとしてしまった。
なつさんは俺よりだいぶ前に起きていたらしくシャワーも帰りの支度も済ませていた。
🍍 「俺もう帰るけど、また連絡するから」
📢 「連絡…?」
🍍 「あ、お前の寝顔で顔認証して登録しといたから♡」
📢 「はぁ!?」
🍍 「ホテル代はテーブルの上置いとく」
🍍 「またね」
そう言うと彼は颯爽に部屋を出て行ってしまった。テーブルに目をやると5000円札が1枚置かれていた。自分から誘っておいて多く払わせるのが嫌だったのか、はたまた年上だからか金額は少し多めに置かれている。
あれ…なつさんって俺より年上だよな…?
そう思いながら携帯のメッセージアプリを開くと”那津”という連絡先が追加されている。噂によると彼は一回寝た相手とは二度と寝ないらしいが、どういうことだか俺は連絡先をゲットしてしまった。用があればそのうち連絡するだろうくらいの気持ちでいたが、あまり期待はしていない。
時計を見ると8時を回ったところだ。このままだと遅刻すると思い俺は足速にホテルを後にした。
✧•—————————————-•✧
久しぶりの投稿すみません!
これから投稿頻度落ちると思います!!ご理解ください!!
3話くらいで書きたいと思ってたんですけど、長くなりそうです笑
それと、この作品のサムネは僕が自分で描きました✨️なつくんのバースデーのときに!
ノベルでのちゃんとした連載は初めてですが、よろしくお願いします!!