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寒い風が吹くなか、私は森のなかを彷徨っていた。
「…さむい」
私は震える体を一生懸命動かしてどこか暖を取れる場所を探していた。
「まずい、そろそろ…しぬ」
感覚がなくなってきたとき遂に意識が遠退いた。
声が聞こえる…。だれのこえ?
「*****」
知らない人の声…死んだのかな。まだ死にたくなかったなぁ。
そんなことを考えていたら
「おい、起きろ。大丈夫か?」
と今度ははっきり声が聞こえた。その声に私は反応するように目をゆっくり開けた。そこにいたのは、
白髪で赤目でピアスをした男の人だった。