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ーあらすじー
ぶっ倒れて白髪の赤目の男と会った。
ー本編ー
私は情報の多さに頭がパンクしそうだった。まだ頭は回ってないらしい。しばらく見つめ合ったまま硬直していると、相手が
「平気か?」
と一言聞いてきた。私は彼の見た目とは相反した男とは思えない声に驚きを隠せなかった。混乱する頭を必死に動かし、
「だぃじょぶです、」
と答えた。
彼は私の言葉を聞くと
「そうか。」
とだけ答えてどこかに行ってしまった。彼が居なくなってからようやく落ち着いてきたので状況を確認することができた。どうやら私は部屋のソファに寝かされているらしく、寝返りを打つと落っこちてしまいそうだ。部屋を見渡すとそこは木造で窓からは綺麗な月明かりが照らしていた。
(もう夜になってしまっていたのか)
どれくらい眠っていたのか、もんもんと考えていると
ぐー っとお腹が鳴った。
(そういえば朝から何も食べていなかった)
するとタイミングを見計らったように誰かが部屋に入ってきた。目を向けるとそこには白髪に青いインナーが入った青目の男の人が立っていた。先程の彼とは違う雰囲気に私はまた混乱した。