こんにちは
さよきです
短編です。
ご本人様には全く関係ございません。
それではどうぞ!
sho side
俺今、撮影しとるんやけど…
めっちゃしんどい。
体重いし、喉痛いし、体が熱い。
風邪引いたかもしれん。
さっきまでは元気やったんやけどな。
このセッション終わるまで我慢するか。
sho「………え?」
ガタッ
rp side
撮影中、シャオさんと話しとったんやけど急に動き止まって喋らんくなっちゃった。
最後にガタッって聞こえたけど。
どしたんやろか。
ut「れぱー、お前どーしたんシャオロン見つめて」
rp「いや、なんか喋ってたら急にガタって音がして喋らんくなって動きも止まっちゃったんすよ」
ut「まじ?シャオロンー?」
sho「…」
ut「ほんまやなぁ。1回電話かけてみるわ」
rp「お願いします」
プルルルルプルルルル…
「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」
ut「シャオロン、出んかったで」
rp「まじっすか」
rp「ちょっと僕、家行ってきましょか?」
ut「ええん?ありがとう」
rp「いえいえ」
ut「僕みんなに知らせてくるわ」
rp「お願いします」
ut「うん」
シャオさんの家の前に着いてから気づいたけど僕、シャオさんの家、入られへんわ。
合鍵持ってない。
誰か持ってるって言ってたっけ。
えーっと…
あ、ショッピさん持ってるって言ってたっけ。
呼んでみるか。
shp「お待たせー」
rp「大丈夫です」
ガチャ
とドアが開いた。
rp「シャオさーん?」
…
shp「部屋見てみます?」
rp「そうですね」
『…!!』
『シャオさん?』
部屋を開けると、シャオさんが机に突っ伏していた。
rp「あれ?寝てる?」
shp「いや、体がめっちゃ熱いから発熱してる。」
rp「それやったら僕、布団に寝かせますね」
shp「うん、お願い。俺は体温計とか冷やしたタオル持ってくる」
rp「了解です」
rp「よいしょっと。え?軽すぎん?元々少食らしいけど」
シャオさんを布団に寝かせた。
服を着ていても、体の熱さが伝わってくる。
呼吸も苦しそうだ。
だいぶ無理してたんかな。
shp「ごめん、レパロウ。体温計なかなか見つからんくて。測る?」
rp「そうっすね」
ピピッ
shp「何度?」
rp「39.8°ですね、これはしんどいな」
shp「まじか。とりあえず額にタオル乗せとくな。これで下がるとええけど」
sho side
人の気配がする。
sho「……ん?」
あれ、俺どうしたんだっけ
撮影中で、だんだんしんどくなってきて。
そうだ、熱出したんやっけ。
まだ、体は熱いけど、なんか額に乗ってる?
rp「あー!ショッピさん、シャオロンさん起きてる!!」
え?なんでレパロウがここにおるん?
ショッピ君もおるんか?
shp「まじ?良かったー。2時間以上も寝とるから、焦りましたよ。呼吸もだいぶ苦しそうでしたし」
sho「わざわざ家来てくれてたん?ありがとう」
shp「いえいえ、体調どうですか?」
sho「んー、頭痛と喉が痛い。あと、めっちゃ寒いかな」
rp「やっぱり風邪ですかね」
shp「とりま病院行ってみっか」
rp「そうっすね」
布団から起き上がると目眩がし、座り込んでしまった。
『大丈夫ですか?』
sho「う、ん。大…丈夫。」
やばい。
体が動くのを拒否してる。
shp「シャオさん、俺の肩持てます?」
sho「うん、…ありがと」
rp「僕、車出してきますね」
30分後
僕たちは病院から帰ってきた。
rp「ふぅ、疲れたぁ。でも感染症じゃなくて良かったですね」
shp「せやな。風邪は寝とけばいつか治るからな」
rp「えぇ…薬は飲んだほうがええと思いますけど」
sho「…zzz…zzz」
shp「…寝とる」
rp「早いなー、寝んの」
shp「疲れたんでしょ」
sho side
ピピッと音がして目が覚めた。
rp「んーまだ熱下がらんか」
sho「え、まじか。」
rp「え!起きてたんすか?」
sho「んーん。今起きた」
rp「とりあえず薬飲んでくれませんか」
sho「うん」
sho「なんの薬?これ」
rp「普通に解熱剤ですけど」
sho「なんでこんな不味いんよ」
rp「いや、知りませんよ。」
sho「まあ、ええか」
rp「味覚おかしくなりました?」
sho「そんなことないと思うけど…。そーいやショッピ君は?」
rp「用事があるので帰りましたよ。元々忙しいのに無理言って僕が頼んだし」
sho「そうなんyガヒュハゲホゲホガヒュ…」
rp「シャオさん?」
sho「……」
rp「シャオさん⁉︎大丈夫ですか?」
sho「……」
rp「シャオさん!」
…
意識を失ったシャオさんは救急車で病院へと運ばれた。
医師によると失神した原因は長年患ってきた病気の発作だという。
ここ5年は発作がなかったそうだ。
風邪を引いて体が弱った上に無理に動いたのでその発作が起きた、ということらしい。
まだ組織の人にも知らせてないらしい。
シャオさんが嫌だって言ったから。
もちろん僕も知らなかった。
シャオさんが持病を持っていたこと。
sho side
sho「ごめんな。レパロウ」
rp「何がですか?」
sho「いや、その…迷惑かけて。熱出した時も、発作が出た時も」
rp「…迷惑じゃないですよ」
sho「ほんと…?」
rp「はい!」
sho「…!」
rp「なんで皆さんにも言ってなかったんですか?」
sho「…なんて言われるか、考えただけで怖かったから。あいつらなら、俺の昔の知り合いみたいなことは言わんって分かってたけど。それでももし言われたらって思うと怖かった。」
rp「…なるほど」
sho「でもさ、俺皆んなに言うわ」
rp「…!そうですか」
sho「うん」
レパロウがさ、昔の知り合いとおんなじ反応したら言わないつもりだった。だから迷惑じゃないって言ってくれて、嬉しかった。
ほんと
sho「ありがと」ボソッ
rp「…?なんか言いました?」
sho「いや。なーんもww」
rp「なんで笑ってるんすか?」
sho「顔がおもろかった」
rp「はぁ?」
…笑ってるけど。
ほんとに心から思ってる。
ありがとうって。
そしてこの組織に居てよかったって。
途中で結末変えたのでおかしかったら遠慮なく言ってください!
地震。
本当にお気をつけください。
なんて言って僕は死ぬかもしれないけど
頑張って生き延びます。
それではまた次の話で会いましょう
コメント
2件
地震怖いですよね… 僕も、もし来たら生き残れるかわからないので頑張ります!(住んでる地域的に多分死なない)主さんも頑張ってください!!