⚠注意⚠
・口調迷子
・キャラ崩壊有り
・及川さん暗くします
・岩泉さんがめっちゃ優しいです
・城西メンバーほぼほぼ出てきません
・見方によっては岩及
・約5,500文字あります
以上が大丈夫な方は、どうぞ!!
✄———————————————————————————-
もっと、、、もっと、やらなきゃ
俺は天才じゃない、才能もセンスもない、、、
だから、努力しないと、置いてかれる
もっと、、もっと、、、っ、!!
✄———————————————————————————-
【及川side】
〈ピピピピッピピピピッ⏰〉
及「、、んっ、ぅ、、」
もう朝か、、まだ眠いなぁ、、
及「よいしょっ、、」
取り敢えず、顔洗お、、
及「ふぅ、、」
顔は洗った、学校の支度もしたしランニング行くか
〈ガチャ〉
及「行ってきます(ボソッ)」
〈バタンっ〉
及「はぁっはぁっ、」
いつも通り、淡々と走り続ける
俺に初夏の冷たい風が吹き付けていた
そろそろ休憩しようかな、ちょうど公園だし
及「ふぅっふぅっ、、、ふぅ〜」
やっぱ少し体力落ちたかな?
なんか、前より疲れやすいし体も重い、
風邪ひいた?、、いや、この程度なら大丈夫だ、
影「ん?及川さん?」
及「ぅわ、、(小声)」
飛雄、、、、
なんで今なのさ、気分のんないなぁ、、
及「あっれぇ?飛雄ちゃんじゃぁ〜ん、何してんの〜?」
影「見ての通りランニングっす、及川さんもっすか?」
及「そーだよ、悪い?」
あぁ~、ほんっとに気分のんない、これ今日はキツイぞ、
影「いえ、ただ、流石だなって思って」
は、、、?
及「、、あっそ、それより、時間大丈夫なの?」
もうこれ以上一緒にいたくない、さっさと離れたい、、
影「あっ、それじゃあ失礼します」
及「、、、」
朝から疲れたな、、、
及「はしろ、、っ」
及「はぁっはぁっ、っはぁっはぁっ」
やばい、、、走り、すぎた、
まぁ、そのおかげて少しスッキリしたけど、、
及「、、暑いな、、」
シャワー浴びよ、
〈ジャー🚿〉
及「はぁ〜、、」
今日は、月曜だから練習OFFか、、
自主練沢山できる、
筋トレに、体幹も鍛えたいな、、サーブの精度ももっと上げたいしトスももっと極められるはず、、
時間は有効活用しないと
母「徹〜?ご飯出来たわよ〜」
及「はーい!!」
及「いただきます!!」
母「お母さんもう仕事行くね、片付けと戸締まりよろしく頼むわよ」
及「今日は早いんだね!?」
母「早朝朝礼があるからね、それじゃあ頼んだわよ」
及「はーい、いってらっしゃーい!」
〈バタンっ〉
及「ふぅ、、」
やっぱ、明るく振る舞うのは疲れるなぁ~
学校ではさらにうざくチャラくだし、
ほんと、なんであんな性格だったんだろ、俺
っと、そろそろ片付けないと
及「ごちそうさま、」
及「行ってきます」
〈ガチャ〉
及「ふぅ~、、さっむ、」
いやまじ寒いな、風強いし
ん?あれは、岩ちゃんだ
及「岩ちゃん」
岩「んぁ?よぉ、」
及「おはよ」
岩「おぉ、」
及「ねぇ、今日寒くない?」
岩「少し肌寒いよな」
いやぁ、やっぱ岩ちゃんといるのは楽だね
暗くなるのは昔から時々あったから岩ちゃんといるときは無理しなくて良いし、本当に助かる
及「、、、はぁ、」
岩「なんかあったか?」
及「、、朝、ランニングしてたら飛雄に会った」
及「でも、それだけだから」
岩「はぁ、、あんま無理すんなよ」
やっぱり岩ちゃんは優しいなぁ
及「、、、うん」
あっ、あれは
及「マッキー!!マッツン!!おはよ〜!!」
花「ん?おはよ〜」
松「はよ〜」
岩「クソ川大声出すんじゃねぇ!!」ボコッ
及「ぃ゙たっ!!酷いよ岩ちゃん!」
岩「ぅるせぇ!!」
及「理不尽!!」
及「っふぅ~、(超小声)」
やっぱ疲れるなぁ、、
いやいや!マイナス思考駄目!!
今日も1日頑張るぞ~!!
【岩泉side】
『今日も1日頑張るぞ~!!』
とか、思ってんだろーな
でも、絶対無理してるだろ、
あいつは昔からなんでも溜め込んで自分でなんとかしようとする、
実際なんとかしてしまう、無理をしてでも、
あいつはなにかと自分を追い込む癖があるからな、それが悪いとは言わんが、時々やりすぎることがある、大会前やテスト前は特に、
要はオーバーワーク癖があるってことだな、
そのたんびに体調崩して気分も落ちて倒れるんだよな、
でも、学校では明るく振る舞うし、本当に手のかかる幼馴染だ
でも、2人のときは自然に過ごしてくれるから、まだ成長したほうだよな、
あいつは頼ることを知らない、努力することしか知らない、
だから、誰かの支えがないと、いつか絶対壊れる
今は、その支える役目が俺なんだ、
まぁ無理にやめさせると怒るから適当に注意しながら一緒に居てやるくらいしか出来ねぇけど、
取り敢えず注意して見とくか
【及川side】
先「これでHRを終わる、気をつけて帰れよ〜」
生「起立、礼」
《下校中》
及「ふぅ~」
今は2時か、
取り敢えず、家帰って着替えて、ストレッチしたら先にランニングだけ行こうかな
岩「及川」
及「岩ちゃんか、どうしたの?」
岩「今日、2時半に○○体育館来い、」
及「え、?わ、分かった、?」
き、急だなぁ、、でも、体育館ってことはバレーだよね、岩ちゃんと練習できるのは嬉しいなぁ
《○○体育館》
及「あっ、岩ちゃん」
岩「!!、よぉ」
及「遅くなってごめんね」
遅れちゃったかな、岩ちゃん待たせちゃった
岩「いや、集合まではまだ10分あるから大丈夫だ」
岩「受付はしてあるから入ろーぜ」
及「ん、」
まじでスパダリすぎない?
優しいなぁ、
岩「まず何する?」
及「今日は全体的に練習したあとサーブとトス、あと筋トレもしたいかな、あと、、」
、、いや、これ以上付き合わせちゃうのは悪いな、
家帰ってからも出来るし、、
及「やっぱ何でもない」
岩「はぁ、、言えよ、まだやりたいことあるんだろ」
及「、、体幹トレーニングも、付き合ってもらえると、嬉しい、、」
及「でも、無理しなくて良いからね、時間とか、他にやりたいこととかあったら、先帰ってくれて良いから、」
岩「やりたいことあったら誘ってねーよ、ほら、さっさとやろーぜ」
、、っとにイケメンだなぁ、
ありがたいや
及「うん、」
《2時間後・休憩中》
澤「ん?及川に岩泉?」
菅「本当だ!!久しぶりべ!!」
澤村くんと菅原くんか、
及「さーむら君に爽やかくん!偶然だね☆」
岩「☆つけるんじゃねぇ!!」
殴ってこないとか優しすぎない、?
及「えぇ~☆」
岩「やめろ、うざい」
及「酷くない!?」
岩「事実なんだからしょうがねぇだろ」
及「岩ちゃん酷い!!爽やかくん助けてよ~」
菅「今のは俺もウザかったかな、アハハ」
及「んもぉ!!爽やかくんまで!」
及「はぁ、、まぁいっか、」
岩「烏野も練習ねぇのか?」
澤「体育館が点検でな、そっちは休養日か?」
及「そーなの!それで岩ちゃんが自主練付き合ってくれてるんだ〜!!」
菅「へぇ~良かったべな!!」
及「へへっ、でしょ〜?」
岩「あんましつこくすんな、」
岩「引き止めちゃって悪いな」
澤「いや、声をかけたのはこっちだから気にするな」
岩「それじゃあそっちも頑張れよ」
菅「だべ!じゃあな〜!!」
及「ばいばーい!!」
、、、
及「ふぅ、、」
疲れた、、
岩「お疲れさん、」
及「ん、、、それじゃあ再開しよ」
岩「おう」
《数十分後》
及「はぁっはぁっ、」
やばい、、頭、痛い、っ
これやばいやつじゃない?頭痛が痛い、頭痛が痛いんだけど、、っ
岩「おい、大丈夫か?」
及「、、っ、だい、じょうぶ、」
あ、まって、、これ、むりだ、、
岩「い、、だぃ、、ねぇ、、」
岩ちゃんの声が遠くなってく、、なんか、、体が、、
〈バタンっ〉
及「っ、、」
痛い、冷たい、痛い、、
あ、これ倒れたのかな、?
岩「お、、!!おぃ、、!!」
岩ちゃんがこんな焦ってるの、久しぶりだなぁ、w
そんな焦んなくて良いよ?俺は大丈夫だからさ、
あれ、、?なんか、、視界が、暗くなって、、、っ
そこで、俺の意識は途絶えた
【岩泉side】
及「はぁっはぁっ、」
これ、やばそうじゃねぇか?
明らかに様子がおかしい
岩「おい、大丈夫か?」
及「、、っ、だい、じょうぶ」
いや、どう見ても大丈夫には見えない
岩「いや、大丈夫じゃねぇだろ、」
その時、及川の体がぐらりと傾いた
〈バタンっ〉
及「っ、、」
岩「は、、?」
及川、、倒れて、、?、、!!
岩「おいっ!!及川っ!!」
俺は、及川が倒れたという事実に驚き、反応が遅れてしまった
そして直ぐに、及川は気絶した
大方、頭痛や目眩なのだろう
岩「っ取り敢えず、片付けして連れて帰らねぇと、」
俺は、驚き、怒り、悔やみなどが混ざりあった複雑な感情に包まれる中、体育館を出た
その後、俺の家につれて帰りベットに寝かせたが、どうなったかな
〈ガチャ〉
あ、起きてる
岩「及川、目ぇ覚めたか?」
及「あ、うん、」
岩「ん、体調は?」
及「大丈夫、」
岩「っ、、、」
いや、これは嘘だ、、まだ、苦しそうな顔をしてる、
なんで、隠すんだよ、、、クソが、、っ
【及川side】
及「んっ、、、」
ここは、、岩ちゃんの、部屋、、?
俺、、倒れて、、それで、、、
〈ガチャ〉
岩「及川、目ぇ覚めたか?」
及「あ、うん、」
岩「体調は?」
及「大丈夫、」
岩「っ、、、」
あれ?今、岩ちゃん、顔しかめて、、
っそれよりも、
及「あの、ごめんね、迷惑、かけて、」
岩「、、、」
っはは、、やっぱ、怒ってるよなぁ、、
及「ほんと、ごめんねっ、こんなっ、迷惑でしかなくて、、っ」
及「ほんと、ごめんっ、、、グスッ」
及「っぇ、あ、、な、んで」
なんで、、泣いて、、?
っやだっ、なんでっ
及「ぁ、ごめっ、グスッ」
及『ゴシゴシ』
岩『パシッぎゅ』
及「ぁ、え、、?(泣)」
岩「ばか、涙はそうやって止めるもんじゃねぇよ」
及「、、ごめっ、やっぱ、、怒ってる、よねッ(泣)」
岩「あぁ、怒ってるよ、」
ッッやっぱり、、俺、邪魔、だよね、、ッッ
岩「お前のアホさにな」
、、、え、?
岩「お前が迷惑?そんなわけねぇだろうがっ!」
岩「俺にとってはっ、面倒くさくて、手ぇかかって、うぜぇけど、可愛くて、大切な幼馴染なんだよっ!」
岩「確かに怒ってるぜ?お前がちっとも頼ってくれねぇからな、っ」
岩「もっと頼れとは言わねぇけどよ、でも、弱みくらい、見せてくれたって良いじゃねぇか、っ」
岩ちゃん、、、
及「なんで、岩ちゃんが泣きそうなんだよ、グスッ」
岩「心配なんだよっ!!、お前、いっつも無理して、倒れるじゃねぇか、そのたびに、お前が、、」
岩「お前が、死ぬんじゃないかって、怖いんだよっ」
岩「このアホっ!!馬鹿及川がっ、」
そんなこと、思ってくれてたんだ、、
及「、、ありがとね、岩ちゃん、」
でも、俺は、努力しなきゃ、駄目なんだ
及「でも、ごめん、」
俺は、努力をやめられない、無理しなきゃ、置いてかれるから、
岩「っ!!」
岩「、、なんで、、なんで、なんだよ、」
及「俺は、天才じゃない、天才じゃないんだよ」
及「だから、努力しないと置いてかれる、無理しなきゃ、置いてかれちゃう、だから、っ」
〈パシンッ〉
及「ぁ、え、?」
急に、頬に痛みが走り、悔しそうな、悲しそうな顔をして涙を流す岩ちゃんが、視界に入った
俺、、岩ちゃんに、ぶたれたのか、、?
岩「馬鹿っ!!アホっ!!グスッ」
岩「そんなんで、、、、そんなんで無理するんじゃねぇよっ!グスッ」
岩「確かにお前は、バレーの天才じゃねぇっ、」
なんだ、、岩ちゃんも、わかってるじゃん、
岩「でもっ、!!」
岩「お前が、ここまで強くなったのは努力のお陰だろうがっ!!お前がっ、今まで必死にしてきた努力の結果だろっ!!」
岩「それを、他でもないお前が認めてやんねぇでどうすんだよっ!!」
岩「お前は、っ」
岩「“努力の天才だろうがっ!!”」
及「っ!!、ぇ、?」
岩「俺は、お前ほど必死に努力してるやつを、他に見たことねぇっ!!お前のその力は、間違いなくお前の才能だっ」
岩「それを誇れよっ!!お前は天才じゃない、っ」
岩「うざくて、頼りになって、誰よりも努力家な、及川徹だろうがっ!!」
及「ッッ〜!!グスッ」
及「っ、ぃ゙わ、ちゃんッグスッ」
岩「ほら、泣けよ、っ」
岩「よく、頑張ったなっ」
及「っゔぅ゙ッ〜(泣)」
その時俺は、今までで一番泣いたと思う、
俺は、及川徹なんだ、
岩ちゃんが認めてくれた、“努力の天才”、なんだ
そう思ったら、なんだか、気持ちが軽くなったみたいだ
俺は、その時初めて、自分で自分を認められた
《数日後》
及「ふぅ~、、いってきまーす!」
〈ガチャ〉
及「はぁっはぁっ、」
今日もいつも通りランニングをする
あれから、オーバーワーク癖を克服とまでは行かないけど、だいぶマシになって、体調も、気持ちも、凄く軽くなっていた
周囲の景色にも目が向けれるようになって、最近はランニングがとても楽しい
及「ふふっ、」
今日も軽快に走る俺を、
暖かい、柔らかな風が包んでいった
コメント
1件
ありがとうございます‼︎ 面白かったです!