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BL
デクくん個性持ち
ヴィズク
血・シリアス
その他地雷
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僕には周りから恐れられ、羨ましがられるほどの強個性を持っていた。
その所為で友達は君を除いていなかった。
幼い頃には個性の所為で誘拐やトラブルに巻き込まれたり、君を巻き込んでしまっていた。
もう君を傷付けてしまったり苦しい思いをさせるのはイヤだから。
だから敵になった。
ここだけが僕の存在を許してくれて求めてくれる場所。
君の責任じゃない。僕が望んで選んだ事だ。
君のいるのがイヤだったわけでもない。
ただ、僕の側にいたら君は幸せになれないんだ。それだけ。
ばいばい、かっちゃん
◈┈◇┈◈┈◇┈◈┈◇┈◈
僕はいつも通り俯いて歩いていたつもりだった。
でも気付いたら目の前が真っ黒になっていて、目を開けたらいつもと違う場所にいたんだ。
「ここは?」
「お前、良い目をしているな。」
目の前には手をいっぱい付けた男の人と黒いモヤの人がいた。
「えっと……あなた達は?」
「あぁ、悪いな。自己紹介がまだだった。俺は死柄木弔だ。」
「私は黒霧です。」
そう、死柄木と黒霧が言う。
困惑している僕を見て、
「まぁそう警戒しなくていい。お前、敵連合敵連合に入らないか?」
そう死柄木が言った。
「ヴィラン……連合?」
そう僕が聞き返すと死柄木は、
「あぁ、まずお前の個性について詳しく聞かせてくれ。」
「…僕の個性は……僕の血や髪の毛…つまり遺伝子とか細胞って言うのかな……それを接種した人の能力を底上げするんだ。……能力って言うのは治癒力、パワー、スピードに至るまで全部。相手によってどの能力がどれくらい上がりやすいかとか、効果時間がどれくらいかとかは変わるかな……」
僕は少し躊躇いながらも話した。
「ふーん。益々欲しくなった。」
死柄木はニヤリと笑ってそう言う。
「で、どうだ?入らないか?」
「……具体的にはどういうことをするんですか?」
死柄木は少し考えて、
「そうだな……このクソな社会をブッ壊すんだ!そのためにはまずオールマイトを壊す。」
そんなことを聞かなくても内心、答えは決まっていた。
「……入るよ。敵連合。」
コメント
1件
デクくんがかっちゃんを守るために、自らヴィランになる道を選んだという切なさが胸に刺さりました。「君の責任じゃない」と笑う優しさが、むしろ痛々しくて……。遺伝子で能力を底上げする個性という設定も面白いですね。死柄木に「良い目をしている」と言われるラスト、これからどう転んでいくのか続きが気になります!