今回はこばかぶです
それではどうぞ
「あ、兄貴…」
「どうした〜?」
「や、やっぱり…なんでもありません…」
「ふ〜ん」
俺は悩んでいた
どうやったら小林の兄貴とイチャつけるのかを
仕事が多忙過ぎてなかなかイチャつけなかった
やっと静かになってきて俺はイチャつきたくてしょうがなかった
ただ、自分で言うのがすげぇ恥ずかしい
声掛けはできるが内容が伝えられない
そんな自分が嫌になってくる
どうしたらいいものかと考えていたある日のこと
久しぶりに小林の兄貴と二人っきりで帰ることができた
俺は絶対この時に言おうと決心した
〈その日の夜〉
「華太と帰るなんて久々だなぁ」
「そうですね」
(焦るな、焦るな。言葉にするだけだ…!)
「あ、あの!」
「ん?」
「えっと……その…」
(声でねぇ)
「なんかあるなら早く言ってくんね」
「………!」
(どうしよう…でない…こうなったら…)
俺は小林の兄貴に抱きついた
言葉で無理なら態度と思ったがこれはこれで恥ずかしい
しばらく沈黙が続き俺は不安になってきた
(もしかして嫌だったか…)
そっと顔を上げると驚いた顔があった
(驚いているのか…?ていうか初めてみたかも)
呑気なことを考えていると兄貴が口を開いた
「これはどういう意味なんだ」
「あ、あの…えっと……」
「早く言え」
「え、えっと…ゆ、幸真さんとイチャつきたくて……///」【めっちゃ小声】
俺は絞りだすように言った
顔が暑くなっていくのが分かった
「なるほどなぁ♪」
「わぁ!?な、なんで抱きあげて…」
「華太のお望みどおりいっぱいイチャつこうなぁ♡」
(この顔、朝まで抱かれるやつだ…でも、イチャつきたかったしこれで良かったのかな…)
(まぁ今は明日の心配しとこ)
こうして無事に小林の兄貴とイチャつくことができた
コメント
2件