「なのに。」
なのです!1話、ご覧頂きありがとうございます!
第2話⬇️
「え??」
状況が理解できなくてボーッとしていた。
「……ん!…のん!りのん!!!」
ハっ。
「なに?!」
「ボーッとしすぎ!クラス表見に行くよ!」
「もう貼られてるの?」
「そうらしい!」
「やったー!!!!!また同じ!!」
「おー!」
「新入生代表もいるんだけど!??」
「ってえ!????」
「ど、どれ?!」
希那が 足立 颯人という名前が書いてある所を綺麗な指で指す。
「あだち、、はやと?」
「頭も運動神経も良くて、最強らしいよ」
「へー。」
やはり興味は湧かない。
「莉音っていっつも男の人に興味無い。」
「こんなにスペックが高い人は初めてだって
いうのに!!」
思わず笑ってしまった。
キャー!!!!!
「何の悲鳴?」
「颯人さんだよ!!新入生代表の!!」
「あー、」
「ねぇ。君。」
「はい!!」希那が返事をする。
「お前じゃない」
「莉音だよ!! 」
「わ、わたし?」
視線が痛い、、
「来て。」
グッと手を握られて、人混みが少ない廊下に
ある 空き教室に連れてかれる。
「名前は?」
「莉音。篠村莉音」
「ふーん。」
「足立さん、ですよね」
「そうだけど。」
「何の用ですか?」
「言いたいことがある。」
「はい、、」
「今日から莉音は俺のもんな。」
「へ?」
「幻聴が聞こえたんですけど。
もう一度言ってください。」
「幻聴じゃない。」
はい??
心の声が出そうになった。
「えーーと、、」
「まだ私は足立さんのこと「颯人って呼んで。」
「颯人さん、」
「だめ。」
「颯人くんが限界です、、」
「わかった」
「で?」
「だから、まだ私は足立、 じゃなくて
颯人くんのことなんにも知らないので、、」
「付き合ううちに知るんだからそんなの別にいいじゃん」
「そういう問題では、、」
「まっ、とにかくりのんは俺のもの。」
「りのーん!!!!!!??
なんかされてないよね?!」
さっきまでかっこいいとかなんとか言ってた
希那が颯人くんのことを睨みつける。
それに対して颯人くんも希那のことを
睨みつける。
何だか二人の間に火花が散っているような、、
高校の説明だけされて、すぐに終わった。
「「莉音!!」」
颯人くんと希那の声が重なった声。
「私が」 「俺が」
「莉音ちゃんが決めればいいんじゃない?」
瀬戸 空叶(せと くうと)
という颯人くんの親友らしい人が
つっこむ。
「わたしは、、この子と帰ります!」
隣にいたザ・美人って感じの女の子を指さす
その子はとてつもなくびっくりしていて、
その後にニコッと笑ってた。
その子は三村 くれあって言うらしい。
その子とは下校しただけですごく仲良くなれて、 めちゃくちゃいい子だった。
他愛もない会話をしながら家に帰った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!