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ノートンSide
「・・・ねぇルカ・・・」
「なんだい?キャンベルくん」
「・・・これ、いつまで続くの?」
僕はしびれを切らしてそう問うた。
「さぁね。いまからどうにかするかい?」
「いいね、それ。どうにかしよう。」
僕はそう返した。
[危険ですよ!]
「ビクター、多分・・・大丈夫だと思うよ。・・・エドガー呼んできて・・・」
「?なんでエドガーになるの?」
僕は口を挟んだ。
「ああ、、そういうことか。いいよ。呼んでこよう。」
ルカが同意した。
・・・なんか僕だけ置いてけぼりな気がするぞ?
VALEのVALは・・・一体何を考えてるんだか・・・
エドガーSide
先生と、「わ、あれやっば・・・当たったら絶対痛い・・」「わかります。あれだけは絶対キャッチしたくないです。」なんて話しながら見ていると、誰かの足音がした。
「・・・誰?」
僕(というか、僕たち?)は足音のした方を向いた。
「やあ、ワルデンくん。」
「あ、ルカ。」
「さっき散々変なこと言ってたけど、もしかしてもう下下がって大丈夫なの?」
僕はルカに聞いた。
「いや、そういうわけじゃないんだ。でも、ちょっと手伝ってほしくてね」
は?と思いつつ、僕はルカに了解の意思を告げた。
僕は鞄を持って下へ下がろうとすると、ルカが、あ。と思い出したように言った。
「エドガーくん、今、絵持ってる?」
唐突な質問に戸惑うが、冷静に答えた。
「今日の美術の授業で書いた絵が・・・有るには有るけど・・・」
なんでこんなこと聞くのだろうか。
「よし、じゃあそれも持って来てくれたまえ。」
意味がわからないけど、とりあえず従うことにした。
下へ降りると、例の実況用の部屋とやらに案内された。
「あ、来た。」
「ねぇ、、僕何のために呼ばれたの?」
やはり気になる。
なに?巻き込まれるの?
どこぞの生徒が未来予知したの?
僕なにかした?
「あの2人を止めようと思って。このままじゃいつまで経っても帰れなさそうだからさ。」
ノートンが解説してくれた。
つまりあの豪速球を止めろと・・?(違います)
「それでね、キミの力が必要なんだ。」
「・・・僕、何も出来ないけど?」
僕の中学の頃の最終通知表、国語 5/5、数学 3/5、理科 5/5、社会 5/5、外国 5/5、体育 0/5、保健 5/5、音楽 2/5。
おわかりになられただろうか・・・
そう。国語や数学、社会など、記憶力があれば大体はどうにかなる教科は割と通知表の点数が高い。
が。
体育や音楽など、体力を使うようなものは・・・ご覧の通りである。
現代の画家の体力なめんな!
現代は5徹くらいして完成させるんだよ!
だからあんまり外でないんだよ!体力?知らねえよぉ!!(キャラ崩壊)
「いや、その絵を使うだけでいいんだ。」
ルカが言った言葉に驚く。
「え?どういう・・・」
「まま、早く終わらせるよ!」
ノートン…遮らないで・・・
「そうだね!終わらせよう!」
ルカも乗らないで・・・
「[ウィックも着きましたし、止めに行きましょうか!]」
「え、まってビクターその犬何に使うの」
「ん![犬じゃなくてウィックです!]」
言うのそこなんだ・・・
「ま、いいや。よし、行こう。」
僕らは放送室を出た。
「スゥゥゥゥ↑」
「改めて見たけどボールはっっっやいね!?」
僕は小声で伝えた。
「ワルデンくん、声のボリュームと文面が合っていないよ。」
ツッコまれた。僕ツッコミなのに(((
まあそれはおいておいて。
「誰から行くの?」
僕は聞いた。
「まずはエドガーくんに絵を置いてもらって」
「は?」
意味がわからない。
「まあまあ、とりあえずやってちょ。」
「まあ・・・わかった」
ルカはまたしても意味のわからないことを言うな・・・
まあ、とりあえず従っとこう。
「次にキャンベルくん。もしもの時は私か、グランツくんか、クレスくんが行くよ。」
「おっけ〜」
もしもの時・・・?
・・・深く考えないほうが良さそうだな。
「さ、作戦実行!」
「了解!」
僕は2人の目に入るところにイーゼルを置いて、絵を掛けた。
「?」
2人の視界に入った。
ひ、引き寄せられてる!?
正直言って上手く出来たわけではないし、異様と言うかなんというか・・・
「ねぇルカこれ何!?」
「詳しいことは後ほど!さ、今だよ、ノートンくん!」
「あいあいさー!」
「っ、えいっ!」
あkひgはいhふぃおふぇいお!!?
危ないんだが!!?
普通に危ないんだが!!?
なんでこいつ磁石ぶん投げたの!!?
危ないんだが!?
「?」
あっちはハテナしか浮かべてないよ!!?
ノートンがイタカさんのほうに走っていく。
すると・・・
「!!?」
ナザニールさんがノートンのほうに引き寄せられた。
いや、ふっ飛ばされた?
その後も、ナザニールさんはしばらく?を浮かべていたが、やがて納得したように「ああ。」と声を漏らした。
「それが君の能力なんだね?」
「はい」
能力?
なにそれ?
「ルカ・・・能力ってなに・・・?」
「ああ、そうそう。能力っていうのはね、この学園にいる人はだいたい持ってるものでね。人によって異なるんだ。」
「へ、へえ?」
なんだよ、それ。
なんか、ファンタジーみたいだ。
「私だったら、人を感電させることが出来たりね」
「、、、、絶対やめてよね」
「君にやるつもりはない」
「てことはじゃあ、、、、僕以外にはやるつもりが・・・?」
「たまに科学の授業でぶっ放す」
「・・・・事故って人に当てたり・・・」
「極稀に!!」
あるんだ・・・
もう絶対科学の授業で隣座りたくないな(((
「急に兄さんが吹っ飛ぶからびっくりした〜、、、」
いつの間にやらこちらへ来ていたイタカさんが言った。
「話を聞くに、最初の絵は、あのコので、さっきのは君のなんだよね?」
「はい。・・・というか君ってやめてください・・・落ち着かない」
「ノートンさん」
「呼び捨てでいいです」
「じゃあノートン。引き寄せれるってことは弾くことも出来るの?」
「はい」
「へー。じゃ、僕も似たようなもんだよ。」
引き寄せる・・・?
「どういうことですか?」
「やってみる?」
「え?」
そう言うと共に、(なぜか)僕はイタカさんの方にふっ飛ばされた。
なんだろう、風?
「・・・心臓止まるかと思った」
「あはは。ごめんごめん。え〜っと、、、確かー、、、」
「エドガーです。エドガー・ワルデン」
「エドガーか」
ぐいぐいくるな(((
「ちなみに、、、これは?」
「風だよ。僕は風を操る能力が使えるんだ♪」
やっぱり風なのか。
「心臓止まるかと思ったのは僕もだよ・・・」
「あ、ナザニールさん・・・すいません」
「ノートンさん、これ、、、もう急に使うのはやめたほうがいいと思うな・・・」
「以後、気をつけます・・・あと呼び捨てでいいですよ」
「ん、ありがとうノートン。君たちもタメ口でいいし、好きなように呼んでもらって構わないんだよ?」
「そうそう!別にかしこまらなくってもいいじゃな〜いの!」
「では、お言葉に甘えさせていただこうかな」
ルカがいち早く反応した。
「じゃあ僕も。呼び捨てでいい?」
「全然構わないよ〜☆」
「うん。僕も別に構わないよ。」
さっきまでの喧嘩はどこへやら。
僕らはさっきよりも、わりと打ち解けたのでした。
「へ、へぁぁ、、、あの、、、」
後ろから、リッパー先生が割り込みづらそうに割り込んだ。
「私、、、帰っていいですかね?」
「え?あ、うん」
「イタカさん、、、いつも通り素っ気ないですね、、、へぁぁ、、、あと、、、教師には敬語、、、」
「え?そんなの誰が決めたの?法律で決まってるの?(圧)」
「い、いや、、、」
「じゃあ自由で良くない?(圧)」
「へ、へぁぁ、、、は、はい・・・」
そういった後、先生はとぼとぼと帰っていった。
この人に注意しても意味ないのは・・・先生が押し負けて帰っていくからなのかなぁ・・・・
イタカSide
んー、なんか周りが静かになった気がする★⇠無自覚
マ・イッカ★⇠適当
「じゃ、僕そろそろ帰ろーかなー」
「あ、じゃあ僕も。」
「では、、、私も帰ろうかな?今日は夜ラン行きたいし・・・」
「僕も何だよね。あ、ルカ何段?」
「サバイバー1段、ハンター3段。そろそろ4行きそうなんだよね〜」
「僕はサバイバー2段、ハンター2段。3はまだまだだなぁ・・・」
ぬ?夜ラン?
サバイバー?ハンター?
ぬぬぬぬぬぬぅ!!??
「もしかして:第五人格!!?」
「知ってるんですk・・・知ってるの?」
「知ってるも何も極めまくってる👍」
「ほう!そうなんだね!」
「ルカ、そして奇遇なことに僕もハンター専だ」
「ほう・・・好きな補助特質は?」
「移形」
「ほぉ・・・・僕は鬼没だよ・・・」
「今度協力狩り一緒に行こな」
「よし、行こう。」
「え、僕も混ぜて。サバイバーで行きたい」
「エドガーも混ざるー?」
「僕もやりたいな」
「兄さんも混ざるー?じゃあ絶対飛ばしてやる★」
にっこり微笑んで言ったが、
「ん・・・[イタカさん・・・目が笑ってないですよ・・・]」
完璧なる悪意を見抜かれてしまったみたいだな★
「あ、他にもやってる人いたら、みんなはどっち専?」
「[サバイバー専です]」
「サバイバー・・・」
「サバイバー専!」
「サバ専多いね!」
「ちなみに僕もサバイバー専だよ。」
「兄さんの行動パターンはわかりやすかったから新しい対戦相手増えて僕嬉しい!」
「それは勘が当たりまくってるだけだろ・・・」
「あ、バレた?」
僕はうふふと少し悪意を込めて笑って見せる。
「そのうふふなんか奥に悪意が垣間見えててむかつく」
「兄さんには何でもお見通しなのか!こっちこそむかつく!」
「ちょっとー、もう喧嘩しないでくれ給えよー?私帰りたいんだからー。夜ラン間に合わないじゃないか〜、、、」
「あ、ごめん」
「ごめんね〜(((」
「あ、LIN◯交換・・・いいですか?」
エドガーから思っても見ないことを言われた。
そういうの自分から言わない子だと思ってた。
まあ、交換したら色々便利そうなので、交換することにする。
「いいよ!!そのほうがなんか色々楽だし!」
「うん、僕も構わないよ。」
その日、僕らはLI◯Eを交換して、各々帰路に着いたのだった。