【!注意!】
今回の作品は、暴力・薬物・過激などの表現を含みますので、ご注意下さい。
苦手な方は即刻ブラウザバックを推奨します。
それでも大丈夫だという方のみ、読んで下さい<(_ _)>
「あ゛ああッ‼ごめ、ごめんなざいッ‼マイキー君‼おねが、お願い゛ッ!許して‼」
嗚呼、可愛いなあ。本当に可愛い。
俺だけのタケミっち。
涙で顔がぐちゃぐちゃになってもこんなに可愛いなんて…。
笑顔のタケミっちも好きだけど、泣き顔のタケミっちの方が俺は好きだな。
「……ねぇ、タケミっち」
「…、?」
俺が話しかければ、タケミっちは力なくこっちを見た。
「タケミっちはさ、逃げて何処に行こうとしたの?」
「……」
「ああ、いいよ、別に。怒らないから」
俺はにっこりと笑いかけた。
「どうせ──────── 橘直人だろ?」
「!」
ほら、図星だ。
「ち、違う…」
タケミっちは俺の心情を察したのか、冷や汗を流しながら首を横に振った。
「だったら誰?ヒナちゃん?千冬?一虎?三ツ谷?」
俺が追い詰めるように言うと、タケミっちはまた泣き出した。
分かってないなあ、タケミっちは。
そうやっても俺を喜ばすだけなのに。
「そうだ、タケミっち!これ見てよ」
「………え、?」
俺はタケミっちの前に一つのカプセル錠を見せた。
「……なに、それ…」
「ふふ。違法薬物って、知ってる?」
「!」
「三途にさ、取り寄せて貰ったんだ。これ、薬自体に依存性は無いらしいんだけど、筋力とか知力を下げて、一人じゃ生きていけなくするヤツらしいよ」
「…そ、それ…」
「ほら、タケミっち。あーんして」
「い、嫌ッ…!こっち来ないでッ‼」
俺は、逃げるタケミっちの腕を強く掴んで、顔をこっちに向けさせた。
「あーん」
その瞬間、ビッと何かが俺の頬をかすめた。
つうっ、…と俺の頬に細い赤い線が浮かぶ。
俺の頬を引っ搔いたのは言うまでもない、タケミっちだ。
タケミっちは、自分が俺の頬を引っ搔いたことに気付くと、みるみるうちに青ざめた。
「マッ、マイキー君ッ‼ごめんなさいッ‼オ、オレ、これ、違うんですッ‼」
俺は、ガッとタケミっちの髪の毛を引っ張った。
「タケミっちさぁ…、引っ搔くことねえだろォ?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいッ‼」
「謝るならこんなことすんな…ってッ!」
拳に、重い衝撃が伝わる。
俺は何回もタケミっちを殴った。
血がついた。
その度に、気分が高揚するような気持ちになった。
可愛いなぁ、タケミっちは。本当に。
その内、タケミっちはされるがままになって、壊れたロボットみたいに「ごめんなさい、ごめんなさい…」って呟き続けるようになった。
「ほら、今度はできるだろ?タケミっち、あーん」
無理やり顎を掴んで、薬を飲ませる。
ゴクリとタケミっちが飲み込んだのを見て、俺は手を放した。
薬の作用なのか、タケミっちはすぐに眠りについた。
俺はそっと最愛の人の頬にキスを落として、立ち上がった。
次、タケミっちが目を覚ました時、タケミっちはもう廃人だ。
俺無しじゃ生きられない、可愛い可愛い人形。
世界で一番、愛してる。タケミっち。
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コメント
8件
続き待ってます!!ちょー面白いです!!